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【中古:盤質B】 Sym.1: Chailly / Concertgebouw.o

マーラー(1860-1911)

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新品ジャケット
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:
B
特記事項
:
なし
:
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基本情報

ジャンル
カタログNo
448813
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

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イタリア・オペラ界でアバドやムーティの後...

投稿日:2013/03/06 (水)

イタリア・オペラ界でアバドやムーティの後釜としてシノーポリ亡き現在随一の存在位置にあるR.シャイーのレコーディング・レパートリーで意外とマーラーに重きが置かれていた様で結果としてRCOを振ったマーラー交響曲集が残っており本盤はその内の一つ1995年シャイーが42歳の時演奏した交響曲第1番「巨人」(タイム@16’34A8’24B11’03C21’00)でこの曲に求め勝ちになる・・・例えばバーンスタイン/RCOで聞かれる様なユダヤ的激情型の演奏とは少し路線を異として豊かな色彩感で歌謡性を明るめに施した独特の雰囲気を持った演奏でその演奏方法によるのか録音方法によるのか私には分りませんが個々の楽器・・・特に管楽器の鳴りがクローズフップされる感じで他の演奏では聴き取れない音型も浮かんで面白かったですね。第1楽章はやや粘り勝ちにスタートしますがすぐにその管の浮かびが聴き取れます。移行部は美しく流れて行きますがメリハリ感が今一で混沌さを強調する辺りは何か行き当たりばったり的な追い込みというかライブ的な印象を受けました。第2楽章では邪魔なくらい管が動きまわりますが中間部はゆっくり目に焦点をずらせない様に底力を見せつつ進みそして〆はテンポアップ。第3楽章でも生々しい個別楽器のセクションが鮮明に分離して聞えました・・・少し不自然かなと思いつついや中々効果的にも感じた次第であります。最終楽章はドタンバタンの例のスタートからなし崩し的に進めここではシャイーの歌謡的要素がドラマチックに展開されます。何回か溜めてピークがあり迫力を増しつついよいよ最終コーナーはたっぷり墨を含んだ大筆でテンポを速めに揺らせつつキンキン音に鳴るくらい一気に画き上げた演奏であります。まぁシャイーが言いたい放題の時間を充分かけた私にはユニークな演奏になりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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