CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 交響曲第2番『復活』、交響詩『葬礼』 シャイー&コンセルトヘボウ管(2CD)

マーラー(1860-1911)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
2枚組み,無音部に傷あり
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
470283
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

シャイー&コンセルトヘボウ / マーラー:『復活』
第1楽章の原型、『葬礼』も収録!

 『復活』第1楽章の原型として知られる交響詩『葬礼』。これまでブーレーズやセーゲルスタム、ツェンダー、リッケンバッハー、ウンガー、ロペス=コボスなど単体での録音はあったものの、『復活』との組み合わせでリリースされるのは初めてのこと(若杉弘の第1楽章差し替えというのはありましたが)。
 大筋は似ているものの細部ではけっこう違いの見られる両曲を、同じ指揮者の振ったコンセルトヘボウ・サウンドで聴き較べができるのは非常に喜ばしいことです。
 シャイーは1988年にコンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督に就任して以来、緊密なアンサンブル、高度な技術という伝統に加え、思い切った色彩表現の感覚を同オケに植え付けてきました。その方針の成功ぶりは、これまでにも数々の録音で証明されています。  今回の録音では、そうしたオーケストラ・サウンドの好条件に加え、声楽陣の充実ぶりも特筆されるところです。
 合唱に透明度高い美しい音色に定評があるプラハ・フィルハーモニー合唱団を起用し、また、ソリストには、ヘレヴェッヘの第九での女声コンビで、アーノンクールなどとの共演も多いメラニー・ディーナーとペトラ・ラングというこれまた透明な美声の歌手を起用していることからも、シャイーのこれまでのマーラー録音同様、純度高い色彩感と力強さ、そしてよく歌う旋律表現への期待が大いに高まるというもの。注目度絶大な『復活』の登場です。

マーラー:
・交響曲第2番『復活』
・交響詩『葬礼』
 リッカルド・シャイー(指揮)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 メラニー・ディーナー(S)
 ペトラ・ラング(Ms)
 プラハ・フィルハーモニー合唱団
 2001年11月デジタル録音

演奏時間
23:03+10:52+10:47+05:34+37:27=87:43
葬礼 23:09

収録曲   

  • 01. Symphony no 2 in C minor "Resurrection"
  • 02. Symphony no 2 in C minor "Resurrection": 1st movement, Todtenfeier

総合評価

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シノーポリが亡くなりアバドは勿論ムーティ...

投稿日:2013/08/27 (火)

シノーポリが亡くなりアバドは勿論ムーティがそろそろ老域に入りつつある現在シャイーはイタリア出身オールラウンドプレイヤーとして舞台映をしたルックスで演奏活動も充実し大曲揃いのブルックナーに続けてマーラーの交響曲を全曲収録完了しております。1986年シャイー33歳の時の録音分第10番だけはオーケストラがBRSOで残りは彼が首席指揮者を務める事となったRCOで残りの九曲プラス第2番第1楽章の初稿・・・交響詩「葬礼」を含め最終的に2004年に第9番でまとめていますがまぁコマーシャルベースとしても随分息長いプロジェクトであり歴史に名を残すべき意欲満々といった処です。本盤はそのマーラー交響曲の内作品としても聴き応えある第2番「復活」を2001年に録音したもの(タイム@23’03A10’52B10’47C5’34D37’27)に前述の交響詩「葬礼」(1999年録音、タイム23’09)を併録したものです。物珍しい方の交響詩「葬礼」は確かに「復活」第1楽章と若干のオーケストレーションの違い(小節数、使用楽器種類等も含めて)はあっても筋運びはほぼ同様でマニアならば聴き比べも楽しいかと思います。本体「復活」交響曲の方はRCOの芯円やかな音色が幸か不幸か録音の良さに加わり例えばバーンスタインの様なギリギリに追い詰めた熱風感とは異なった少し湿度ある「復活」世界を展開しております。確かに曲の性格上エネルギッシュには違いないのですが例えば第1楽章での明と暗・生と死の闘いの掘り下げが我々素人からすれば薄味で・・・さりとてシャイーならもっと「歌って」欲しい部分が無きにしも有らずでありました、この楽章のラスト〆の段々をゆっくり降りる処等は面白かったのですが・・・。この演奏の特徴は第2楽章での旋律優先に活かされてホッとする第4楽章での「子供の不思議な角笛」テーマのアルト独唱もP.ラング(録音当時39歳)の抑制の利いた声色が気に入りました。最終楽章は透明感に定評あるプラハ・フィルハーモニーCHOを起用してソプラノには最近先のアルトのP.ラングとコンビを組む事の多いM.ディエナー(同34歳)とでトーンの統一性を図って実に丁寧な進め方を行っています。管弦の左右・遠近感も明確化してバランスもポイントを押えつつ意欲的な取り組みを実現していますがただ若干「間」の取り様では一気呵成な迫力感を期待する向きには消化不良が残るかもしれません。この「復活」に限りませんがシャイーがマーラーの様々な交響曲録音を三十歳代から着手し一応完了したのが約二十年後ということはその間当然彼の解釈観等にも変化が想定される事から自身の演奏歴の最終結果とはし得ていない事とは推察されます。しかしながら本演奏は彼ら欧米人の宗教的感動・・・これは我ら東洋人には如何ともし難い・・・の「確かな一面」を少なくともシャイーを通して発露した素晴らしいものと受け止めます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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このCDはお得です。第5楽章の後に「葬礼...

投稿日:2008/12/27 (土)

このCDはお得です。第5楽章の後に「葬礼」が入っており第1楽章がもう1回楽しめるような気分になり、うまく入れたな、と思わせる2枚組です。演奏も遅いテンポで良いし、録音も良くていいのですが、今一歩迫力に欠けるような気がするのは小生のひがみでしょうか?

mid&massa さん | 三重県松阪市 | 不明

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この指揮者らしいすっきりした演奏で情念燃...

投稿日:2007/04/16 (月)

この指揮者らしいすっきりした演奏で情念燃え盛るマーラーとは大きく異なるもの。ブーレーズ指揮ウィーン・フィルの復活の方がエモーショナルに感じる程。あっけらかんとした感じさえしました。コンセルトヘボウはもっとしっとりとした音で鳴らして欲しいです。この人のブラームスでも感じたことです。

レオナルド さん | 日本 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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