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モロトフ・カクテルをガンディーと 平和主義者のための暴力論

マーク・ボイル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907239497
ISBN 10 : 4907239491
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カネなし生活のマーク・ボイルが非暴力神話を解体する。「もう、たくさんだ!」と声をあげるために―

目次 : 序章 3Rをアップグレードせよ/ 第1章 平和主義者のための暴力論/ 第2章 カネで買える最高に暴力的なシステム/ 第3章 改良主義は無意味/ 第4章 再統合の時代の自己防衛/ 第5章 非暴力―権力者好みの抗議手法/ 第6章 尊厳ある人生/ 第7章 免疫抗体/ 第8章 オオカミの復活

【著者紹介】
マーク・ボイル : 1979年、アイルランド生まれ。2007年に英国ブリストルでフリーエコノミー(無銭経済)運動を立ちあげ、2008年の無買デーからお金を一切使わない生活実験を開始。実験最初の1年間の記録『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(紀伊國屋書店)は19か国で刊行され、大きな反響を呼んだ。現在はアイルランド西部の小農場で、電気もガスも水道もないセルフビルドの小屋に暮らし、贈与経済の実践をつづけている

吉田奈緒子 : 1968年、神奈川県生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士(社会言語学専攻)。現在、千葉・南房総で半農半翻訳の生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よきし

    アナキズムなどにみられる「暴力」肯定論をどう考えるべきかという流れの中で読んだ。問題設定、暴力が制度として果たす役割とその定義が孕む問題、多様な社会運動の一翼としての暴力、地球という生命体(ガイア)の免疫抗体としての暴力などなど、書いていることの9割はまっとうで妥当であると思うし、過激だけれども正しいだろうと思う。しかし、暴力がもたらす中毒性やトラウマといった部分が、他の暴力肯定論の展開同様検討されておらず、その点は残念であった。 胸がすく本だが、この檄文を受けて自分はどう生きるのか。行動が必要だ。

  • 第5章がとても良い。どうにも私が受けていた日本の教育ではガンディーやキング牧師を使って暴力はいけない、非暴力こそ正しいという教えが強かったように思う。抵抗と暴力、死ぬとわかっていながらも抗うアリたち。1人でも闘う強さを持ちたいと思う1冊。

  • わたる

    アイルランドの田舎で金なし生活を送るアナーキストの著者による暴力論。 非暴力では何も変わらない。大企業や資本家はこの瞬間にも利益のために環境を破壊し人命を危険に晒して暴力を振るっている状態なのだ。権力者が定めた非暴力という方法で争っても相手にとってはノーダメージ。我々は「もうたくさんだ」と声を上げ暴力に訴えるべきなのだ。 サバティスタ運動や現実のアラブの春とか確かに暴徒化しないと権力者側は動かないのだろう。それは分かりつつも、だからと言っても少し一方的すぎないかなとも思って少し納得はしきれなかった。

  • たこやきまんとまん

    非暴力の強制 ホリスティックな自己、つづき

  • ぱくもと

    自然派のアナーキストによる結構過激な暴力論。彼自身が1年間無銭経済を実践しており有言実行感が凄い。一般人には無理。

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