マスカーニ、レオンカヴァッロ

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DVD

マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ、レオンカヴァッロ:道化師 カラヤン&スカラ座、コッソット、ヴィッカーズ、他(1968年制作 ステレオ 日本語字幕付)

マスカーニ、レオンカヴァッロ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBG9309
組み枚数
:
1
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

クラシックDVD名盤セレクション2021(初回生産限定)
カラヤン、コッソット、ヴィッカーズ/カヴァレリア・ルスティカーナ、道化師


カラヤン芸術の真髄を堪能できる映画仕立てのヴェリズモ・オペラの傑作2作品。1968年制作のこれらの映像は、視覚的な心理描写の巧みさにおいても先駆的なプロダクションとして歴史的な意義が深いといえるでしょう。自身が監督を務めた『道化師』では、劇中劇の観客としてカラヤンも出演しています。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲


 サントゥッツァ…フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
 トゥリッドゥ…ジャンフランコ・チェッケレ(テノール)
 ルチーア…アンナ・ディ・スタジオ(アルト)
 アルフィオ…ジャンジャコモ・グェルフィ(バリトン)
 ローラ…アドリアーネ・マルティーノ(メゾ・ソプラノ)

2. レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』全曲

 カニオ…ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
 ネッダ…ライナ・カバイヴァンスカ(ソプラノ)
 トニオ…ピーター・グロソップ(バリトン)
 ペッペ…セルジオ・ロレンツィ(テノール)
 シルヴィオ…ローランド・パネライ(バリトン)

 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 演出:ジョルジョ・ストレーレル(1)、ポール・ハーガー(2)
 監督:オーケ・ファルク(1)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(2)
 制作:1968年5月、6月、ミラノ

 収録時間:147分
 片面2層/COLOR/NTSC/4:3
 音声:1. リニアPCMステレオ、2. DTS 5.1chサラウンド
 字幕:1. 日本語、2. イタリア語

総合評価

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『カヴァレリア〜』は1970年、『道化師』は...

投稿日:2015/02/06 (金)

『カヴァレリア〜』は1970年、『道化師』は1968年、いずれもミラノ・スカラ座での収録。出来がいいのは『道化師』のほう。アルバムではカルロ・ベルゴンツィが担当していた主人公カニオ役をジョン・ヴィッカーズ、同じくアルバムではジョーン・カーライルが担当していたネッダ役はライナ・カバイヴァンスカを起用、この起用が大成功だ。ヴィッカーズはその美声はもちろん、舞台俳優としての演技力も高く評価されていた練達の舞台人で、この映像版『道化師』でも嫉妬に狂う道化師が次第に正気を失っていく様を鬼気迫る演技で演じきった。有名なアリア「衣装をつけろ」もすばらしいが、終盤の「俺はもう道 化師じゃない!」からの狂気に満ちた演技が圧巻。ネッダ役のカバイヴァンスカは映画女優顔負けの美貌のソプラノとして人気のあった人だが、評判通りの美貌で不貞を働く若妻にして女優という難役を、小悪魔的な軽やかさで演じていた。カラヤン自らが監督を務めたが、クローズアップを多用した演出で緊迫感を巧みに表現している。ヒッチコックよろしくチョイ役でカラヤン本人も第二幕に出演している。指揮は文句なし、流麗豪華な伴奏で興趣を盛り上げる。 一方『カヴァレリア〜』はジョルジョ・ストレーレルが監督を務め、カラヤンは指揮に専念している。ほぼ舞台の演出をそのまま映像化したような感じで、これといって難はないが『道化師』ほどの強烈さもない。主役のサントゥッツァ役はアルバムと同じくフィオレンツァ・コッソットが担当。この役を当たり役にしているだけあって堂に入った存在感である。アルフィオ役もアルバムと 同じくジャンジャコモ・グエルフィで、いかにもイタリアの伊達男らしい男臭さ。トゥリッドゥ役はアルバムのベルゴンツィからジャンフランコ・チェッケレに交代しているが、チト線が細い。有名な間奏曲はカラヤンの流麗なレガートが優美の極み。オルガンも入っていて、崇高さもある。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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 おなじみのヴェリズモオペラの2作品の映...

投稿日:2013/01/28 (月)

 おなじみのヴェリズモオペラの2作品の映画仕立ての映像である。ロケーションの効果を狙って、それぞれシチリアの田舎町、また地方都市の情景を取り入れてはいるが、カラヤン好みのアップが多すぎて、ドラマの全体像をとらえにくいのが残念である。キャストの中では、コッソット、ヴィッカーズが主役にふさわしいというよりもそれ以上の圧倒的な存在感を示している。この二人の歌唱を聴けるだけでもその価値を十分楽しめる。またスカラ座オーケストラがめっぽううまく、雄弁なドラマの語り手となっている。音楽的完成度は5点なのだが、映像面で前述のとおりマイナス1点でトータルでは4点。映像にさほどこだわらない人にはもちろんお勧めできる1枚です。

トスカの微笑 さん | 北海道 | 不明

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プレートルの指揮したDVDの評価が高いた...

投稿日:2012/02/05 (日)

プレートルの指揮したDVDの評価が高いため、あまり取り上げられることがない演奏だが、この演奏もなかなかのもの。なおカラヤン自身が演出を担当した「道化師」では「カルメン」の時と同じく、カラヤンが聴衆の一人として登場する。

akiapple さん | 不明 | 不明

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