マイケル・a・スラッシャー

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動物実験の闇 その裏側で起こっている不都合な真実

マイケル・a・スラッシャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772613323
ISBN 10 : 4772613323
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
247p;20

内容詳細

長年研究者として動物実験に携わった著者が、自ら行なってきた動物実験業務の過去を振り返る。決して外部に明かされることのない動物実験の実態を、内部関係者の目線から包み隠さず描き出す衝撃の話題作。

目次 : 動物実験者になるまでの話/ 下垂摘ラット―その体重を測り殺す仕事/ LD50―半数致死量を調べるという蛮行/ 被曝ラット―危険と隣り合わせの任務/ 腫脹ラット―強制投与と奇妙な装置/ 潰瘍ラット―体内から腐敗させるおぞましい実験/ 潰瘍犬―絶食状態で死を待つだけの運命/ 新しい生活を始めたひどい動物愛好家/ 再就職―そして新たな迷宮へ/ 苦痛の行進―「マウシュビッツ」と動物の各種処刑法/ コレラ中毒ラット―糞尿まみれになりながら得られるものとは/ 宙を舞う猿たち―そこにいるものすべてを狂わせる環境/ 鉄に冒される猿たち―朦朧と覚醒を繰り返し、解剖される/ 鉄に冒される犬たち―芝生の上を歩くことなく死んでいく愛嬌者/ 泥を盛られる猿たち―研究者に感情はいらない/ そして転身へ

【著者紹介】
マイケル・A・スラッシャー : 生物学研究員として長年勤務した後、より自身の倫理観・道徳観に適合する仕事を模索する。研究員引退後も動物への関心を持ち続け、人類学の学位を取得。専攻は動物考古学(人間の考古遺跡で発見される動物遺骨の研究)

井上太一 : 翻訳家。日本の動植物倫理・環境倫理を前進させるべく、関連する海外文献の紹介に従事。語学力を活かして国内外の動物擁護団体との連携活動も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yayako さん

    動物実験がどのように行われているのか初めて知った。前臨床試験を通過した実験のうちの96%が臨床試験を通過出来ないらしい。それは種差の問題もあるようだ。ならば行われる動物実験のほとんどが無益な命の浪費になってしまうのは自明の理だ。どうにかならないものか。

  • めりー さん

    これはすごい本です。動物実験は関係者以外には閉ざされた分野だからこそ本を通じて酷さを認識することができた。文章で読むより実際に見たほうが何倍も辛いんだろうなとは思う。 何より、1番驚いたのは動物実験はほぼ意味がないということ。実験をしても論文に使われるのはとてもわずかで失敗(何を「失敗」とするのか定かでないけど)のパーセンテージは95%らしい。 後半では倫理観や菜食についてまとまっていた。 勇気を出して暴露してくれたことに感謝したいし、動物実験についてまだ明かされていないことが多いから他の本も読んでみたい

  • ぴのこ さん

    何を伝えたいのかが、全く分からず、途中で読むのをやめました。

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