マイアベーア(1791-1864)
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マイアベーア(1791-1864) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

11件
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  • ミハイル・ユロフスキ指揮、ハノーファー北ドイツ放送...

    投稿日:2022/04/02

    ミハイル・ユロフスキ指揮、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたCDで、マイアベーアの管弦楽作品を集めたもの。 管弦楽と言ってもオペラからの作品ではなく、機会音楽系の作品が中心でこの手の作品ばかりを集めたアルバムは珍しいと言えるだろう。 一曲目の、祝典序曲ではイギリスで初演されたという事もあり、ルールブリタニアを引用し、得意としたグランドオペラさながらの荘厳な作品になっているし、吹奏楽で演奏される事の多い松明の踊り第3番を含む、4つの松明の踊りの管弦楽版の収録は珍しい。 ユロフスキとハノーファー北ドイツ放送フィルの演奏は、ドイツのオケらしい重量感のある華やかな演奏で、安心して聴ける水準の演奏。 最大のヒット作である、戴冠式行進曲もこのCDに収録されているが、リズム感がなかなか良い。 珍しい曲を紹介することが得意なCPOらしい一枚です。 1995年録音、20年以上昔の録音ですが音質は良好です。

    レインボー さん

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  • 歌劇『ユグノー教徒』は上演時間の長い作品だが、美し...

    投稿日:2019/12/08

    歌劇『ユグノー教徒』は上演時間の長い作品だが、美しいメロディーも多く、音楽的にも内容豊かで飽きることがない。悲劇なのだが、音楽としては楽しめるものになっている。 この物語はカトリックとプロテスタント(ユグノー)との対立による悲劇を題材にしているが、これは形は違えど世界各地で今も起こっている事件と共通する点が多い。 現代に合った、今こそ向き合いたい作品かもしれない。

    ユローヂィヴィ さん

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  • 一世を風靡するも没後急速に振り返られなくなるのは大...

    投稿日:2018/01/17

    一世を風靡するも没後急速に振り返られなくなるのは大方な事がそう云うものだ 死後も生き続ける芸術が希少であることを我々は知っている 御多分に洩れずマイアベーアも憂き目を見た 百年後に生まれたわたしがこれまで聴く機会を持てなかったのも自然の流れかもしれない 音楽史を紐解いていたらフランスのオペラやワーグナーに多大な影響を与えたとあり 全くもって遅きに失したが聴いた次第 聴くうちにnobleと云う語が口をついて出た 折衷的といえば悪口になる なるほど19世紀にしかもフランスを中心に人気があったと云う伝聞に納得がいく 実に聴きやすい それはホモフォニーの長所を生かす作曲法だ メロディー・ラインを見失わず邪魔するものがない 音色転換が巧みでそれぞれの楽器の音色が楽しめる 音や複数のフレーズを重ねて混乱させたり濁らせたりしない 夢見るように美しい 時代が次第に複雑になれば忘れ去られる運命にあった だが ウィンナ・ワルツ、ポルカは生き残っている マイアベーアもその一隅にあってなんの不都合もない 美しいものは聴きたいではないか あなたも如何

    風信子 さん

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  • どんな人が好きか と訊かれることはあっても 嫌いな...

    投稿日:2017/12/21

    どんな人が好きか と訊かれることはあっても 嫌いなのはどんな人とは訊かれない 腹がたつと自問自答する 嫌いなのは「食わず嫌い」 味わいもせず嫌う品性の貧しさを見ると遠去かりたくなる だが これがわたしにもある オペラとバレエだ 碌に知りもしないのに退屈の極みのように言って遠ざけていたから マイアベーアの音楽を知らなかった 仮令耳にしていても聴いていなかったに等しい ある音楽史書を読むことがあり 著者からその重要性を説かれて聴いてみた 魂消た 面白い 管弦楽の色彩感に耳を奪われた フランス・グランドオペラを創始したドイツ人としか記憶していなかったマイアベーアに俄然興味が湧いた そしてさらに驚いたのがニュージーランドSOの優秀なこととダレル・アンなるシンガポール人指揮者が如何に才能豊かであるかということ 大いに注目していこう あたなも如何   

    風信子 さん

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  • FM放送の音楽番組の紹介でこのCDの存在を知りました。...

    投稿日:2017/07/30

    FM放送の音楽番組の紹介でこのCDの存在を知りました。マイアベーアは忘れ去られたむというほどではないものの、やはりその巨大なスケールと技巧に頼ったその作風から現代の歌劇場でもなかなか取り上げられることの少ない作曲家です。ダムラウがなぜこの企画を思いついたのかは知りませんが、やはり彼女の美声とテクニックを最も発揮できるものを探していたのだと思います。収録されているもののうち、何曲かはよく耳にするものですが、残りはやはり初めて聞くものばかり。すぐれた歌でこうした耳新しい作品を聞く楽しみを満喫できる優れた企画かと思います。

    カラスの息子 さん |50代

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  • なかなかの良い演奏です。ダムラウのような冷たく機械...

    投稿日:2017/07/12

    なかなかの良い演奏です。ダムラウのような冷たく機械的な音色のソプラノは、やはりドイツ語で歌われる初期作品で良さが発揮されると思いました。 曲として完成度が高いのはむろん「ロベール」以降のフランス語作品なんだけども、「アフリカの女」「ディノーラ」のむせ返るようなゴージャスな音楽は、劇としてまとまった形で聴くのが最高だと思います。 解説でも気になった点。二流扱いされていたマイヤベーアを復権させるのは大変良い事だと思うけれど、「ユグノー」の初演歌手のファルコンを持ち上げる代わりに、ロッシーニや彼の愛人?だったサンティ=ダムローを貶すのは止めてもらえませんか。どちらも19世紀を代表する、素晴らしい芸術家だと思います。

    小笠 さん |20代

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  • HMVによると「ディノーラ」はマイアベーアの最も有名...

    投稿日:2017/01/13

    HMVによると「ディノーラ」はマイアベーアの最も有名なオペラだそうだが本当だろうか。少なくとも私は全曲盤を見るのは初めてだ。かつては内容空虚の代名詞であったマイアベーアだが、近年再評価が進んでいる。このオペラも筋はだめだが音楽は十分に魅力的。13分もかかる序曲の中に合唱が入ってくるなど様々な工夫もあり予想以上の充実。グノーのオペラが好きな方なら気に入ると思う。ディノーラを歌うチオーフィは声の美しさがいまいちなのが惜しいが表現力は立派だし、未知の難曲に挑み続けているのも称賛に価しよう。マッツォーラの指揮はまずまず。オケはやや反応が鈍い。演奏会形式上演のライブなので音質は全く問題ない。

    フォアグラ さん

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  • 「ユグノー教徒」に関してはサザーランドのオースト...

    投稿日:2014/08/24

    「ユグノー教徒」に関してはサザーランドのオーストラリア・オペラの引退公演のほうが断然良いと思います。歌手全員と指揮者、オケを含めた意気込みが全く違います。ショルテス版だとこの曲の素晴らしさが十分に伝わらないと思います。 ショルテス版が勝っているのは、日本語字幕と画質&音質といった演奏以外の条件ばかりのように思われます。

    Hector さん

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  • 録音は悪いですが、気を抜いて聞けばなかなか楽しめま...

    投稿日:2013/01/25

    録音は悪いですが、気を抜いて聞けばなかなか楽しめます。最近Brilliantでも新録音が出たようですが人気はあるんかな?「ノルマンディーを離れて」とかバッカナールとか、有名曲の数々が聴けるだけで嬉しいです。(楽譜に少々カットはあるようだが)筋は下らないとはいえ19世紀最大のヒット作だけはある偉大な作品。ロッシーニとベルリオーズの中間のような音楽が妙に心地よいw

    小笠 さん

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  • サザーランド、コレッリ、シミオナート、ギャウロフ、...

    投稿日:2009/07/12

    サザーランド、コレッリ、シミオナート、ギャウロフ、コソット、トッツイ、ディ・パルマと贅沢な配役ですが、録音もこれらの歌手の声を強調するのか、歌が オケの音から飛び抜けて聴こえて残念。表示の上でも指揮者ガヴァッツェーニは一顧だにされず(指揮者はだれ?どこに書いてあるの?)、 それよりも、一番悪いのは、(本来五幕のところ)短縮三幕の最後の二重唱が途中で断絶していることです。

    ss さん

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