オペラのバレエ音楽集〜悪魔のロベール、ユグノー教徒、北極星、預言者、アフリカの女 ネステロヴィチ&バルセロナ響
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年01月17日
一世を風靡するも没後急速に振り返られなくなるのは大方な事がそう云うものだ 死後も生き続ける芸術が希少であることを我々は知っている 御多分に洩れずマイアベーアも憂き目を見た 百年後に生まれたわたしがこれまで聴く機会を持てなかったのも自然の流れかもしれない 音楽史を紐解いていたらフランスのオペラやワーグナーに多大な影響を与えたとあり 全くもって遅きに失したが聴いた次第 聴くうちにnobleと云う語が口をついて出た 折衷的といえば悪口になる なるほど19世紀にしかもフランスを中心に人気があったと云う伝聞に納得がいく 実に聴きやすい それはホモフォニーの長所を生かす作曲法だ メロディー・ラインを見失わず邪魔するものがない 音色転換が巧みでそれぞれの楽器の音色が楽しめる 音や複数のフレーズを重ねて混乱させたり濁らせたりしない 夢見るように美しい 時代が次第に複雑になれば忘れ去られる運命にあった だが ウィンナ・ワルツ、ポルカは生き残っている マイアベーアもその一隅にあってなんの不都合もない 美しいものは聴きたいではないか あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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