Blu-ray Disc 輸入盤

『メフィストーフェレ』全曲 カーセン演出、ルイゾッティ&サンフランシスコ歌劇場、アブドラザコフ、ヴァルガス、他(2013 ステレオ)

ボーイト (1842-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2059674
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


カーセンの出世作演出、鬼才ボーイトの『メフィストーフェレ』
サンフランシスコ歌劇場の舞台が新たな鮮明映像に!
今が旬のアブドラザコフ、ヴァルガス、ラセットの歌に、ルイゾッティの指揮!


ボーイトの傑作『メフィストーフェレ』に新映像が登場です! アッリーゴ・ボーイトは、ヴェルディ『オテロ』、『ファルスタッフ』の台本をはじめオペラ台本、詩、小説などで活躍しましたが、イタリア・オペラに新風を送り込んだ作曲家としても知られています。青年時代のボーイトがゲーテの「ファウスト」に基づいて台本を書き作曲したのが『メフィストーフェレ』。鬼才の傑作と言うにふさわしい、実に斬新な傑作です。
 タイトルロールを歌うバスが非常に重要。ここではロシア、ウファ出身のイルダール・アブドラザコフが力強い悪魔を魅力的に歌っています。さすがはリッカルド・ムーティに認められ育てられただけに、ロシア人でありながら朗々と輝くイタリア的な美声とカンタービレな歌は申し分なし。ファウストは、いまやヴェルディ・テノールとして大人気のメキシコ出身のテノール、ラモン・ヴァルガス。ヒロイン二役、マルゲリータとエレナは共にパトリシア・ラセットが歌っています。ラセットは1965年生まれの米国のソプラノ。既にメトロポリタン歌劇場のプリマドンナとして150回以上も出演している今が最充実期のソプラノ。2013年12月のトリノ・レージョ劇場来日公演で『トスカ』を歌って大きな話題になりました。
 指揮は、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督かつナポリのサン・カルロ劇場の音楽監督でもあるニコラ・ルイゾッティ。日本でもお馴染みのルイゾッティがボーイトの斬新な音楽を生き生きと演奏しています。
 この『メフィストーフェレ』の舞台は、今や大物オペラ演出家であるロバート・カーセンが、国際的活動を始めて間もない1988年、35歳の時にジュネーヴ歌劇場のために制作したもの。この演出たいへんな人気を博し、サンフランシスコ歌劇場(1989年)、シカゴ・リリック・オペラ(1991年)、ヒューストン・グランド・オペラ(1992年)、さらにはメトロポリタン歌劇場(1999年)と上演され、オペラ演出家カーセンの出世作となりました。1989年のサンフランシスコ歌劇場での上演が映像にもなっていますが、四半世紀経って映像の技術は格段に向上、鮮明画像でこの名舞台を楽しむことができます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』全曲

 イルダール・アブドラザコフ(Bs メフィストーフェレ)
 ラモン・ヴァルガス(T ファウスト)
 パトリシア・ラセット(S マルゲリータ、エレナ)
 エリン・ジョンソン(S マルタ)
 レネ・ラピエ(Ms パンタリス)
 ワン・チュアンユエ(T ワグネル、ネレオ)
 サンフランシスコ歌劇場管弦楽団&合唱団
 ニコラ・ルイゾッティ(指揮)

 演出:ロバート・カーセン
 再演監督:ローリー・フェルドマン
 デザイン:マイケル・レヴァイン
 照明:ゲイリー・マーダー
 振付:アルフォンス・プラン

 収録時期:2013年9月
 収録場所:サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)

 収録時間:140分
 画面:カラー、16:9、1080i Full HD
 音声:PCM Stereo / DTS-HD Master Audio 5.1
 字幕:伊英独仏韓
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カーセン演出の『メフィストーフェレ』は彼...

投稿日:2014/10/12 (日)

カーセン演出の『メフィストーフェレ』は彼が今日知られるような名声を築くに至るきっかけとなった出世作とのこと。1989年の録画も愛聴していたが、最新の再録画はありがたい。最初の「天上のプロローグ」を見ただけでも、この演出の優秀さははっきり分かる。演技の細部は1989年版と若干の違いがあるが、基本的なコンセプトはもちろん一緒。「ワルプルギスの夜」の場で男性たちが局部(実は作り物だと思う)を露出しているのが見えるのは、時代の推移と言うべきだろうが、そんなに「型崩れ」しているという印象は受けない。主役メフィストーフェレでは1989年版のレイミーが忘れがたいが、アブドラザコフもまあ悪くない。ラモン・ヴァルガスはいつもながら。彼もかなり年齢を重ねたはずだが、相変わらず童顔なので、老学者ファウストには見えない。ラセットもまあまあだが、彼女もマルゲリータよりはエレナ向きだ。ルイゾッティの指揮は手堅いが、もう一歩の踏み込みが欲しい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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