ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&バイロイト(1951 スウェーデン放送所蔵音源)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA9060
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


フルトヴェングラー生誕135年の掉尾を飾る世紀の大発見!
「全人類の至宝」とまで讃えられてきた、フルトヴェングラー至高の名演ライヴ『バイロイトの第九』、
その真実がついに明らかにされる!


まさに1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の4か国語(ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語の順)によるアナウンスから巨匠の入場、渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85分間、一切のカットなしに当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に収録しました。
 冒頭アナウンスは「1951年バイロイト音楽祭。バイエルン放送がリヒャルト・ワーグナー音楽祭(バイロイト音楽祭)のオープニング・コンサートをバイロイト祝祭劇場からドイツ・オーストリア放送、英国放送、フランス放送、ストックホルム放送を通じてお届けします。曲はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番です。」というもので、これがまさに生中継だったことがうかがえます。
 発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベルの主宰者、故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌劇場管弦楽団)の項の最後の行に次のような記述が「Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio (archive LB 14784)」。バイエルン放送、ミュンヘン放送、そしてスウェーデン放送も放送していたというのです!
 この1行の記述を頼りに、弊社では長年の付き合いがあるスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです! あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が。

【バール氏からのメール】
「音の状態は悪くない。思ったより良好。SACDハイブリッドで出すことに決めた。マスターテープを借りられた。これから音質とノイズ等のチェックをおこない、年内緊急発売を目指してスタジオ作業中だ。マスターテープに遺された音は一切カットせずに、85分間を1枚のCDにも収録する予定である。この伝説の名演の核心に触れられることに我々スタッフ一同も興奮している。」

バール氏も情熱を燃やして作業中のSACDハイブリッド盤「スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの第9」に乞うご期待!

★トラック6、13分08秒付近に音量が一時的に落ちる箇所がございますが、これはスウェーデン放送所蔵のマスターテープに起因するものです。中継放送をスウェーデン放送がテープに同時収録している際に起こったと思われ、「BIS」はその音を修正せずそのまま使っています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
 ハンス・ホップ(テノール)
 オットー・エーデルマン(バス)
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1951年7月29日
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 SACD Hybrid
 スウェーデン放送所蔵音源

総合評価

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自分が高校生の時に初めて出逢ったフルトヴ...

投稿日:2022/02/25 (金)

自分が高校生の時に初めて出逢ったフルトヴェングラー指揮EMI盤1951年バイロイト祝祭管弦楽団の「第9」。その時の興奮は今も忘れることなく私の中に決定的な何かを遺し現在に至る。あれから30年以上、演奏としてはなんと70年が経ち、ようやく今、本物のライブ録音が化粧無しの生々しい姿で甦り登場した。 再生装置によって印象が違うかと思うが、私はSONYのNW-S14でノイズキャンセリングをかけ、記録されたすべての音を漏れなく拾い堪能することにした。 結論から申せば、このBIS盤の演奏の唯一無二の価値は、2点。 1点目はノイズを含め、一切の編集をしなかったこと。これの何が凄かったかというと、高音域に多く存在するノイズがカットされずに残った部分に、音の最表面に生じるエッジ、力感、感情の発露(言葉でいう子音の摩擦音のようなもの)と言った演奏の魂の「尋常ならざる部分」が一緒に混ざっていたこと。これが演奏全体に明らかに生気を与え、例えば第1楽章再現部の盛り上がりの迫力は、他を圧しているし、金管楽器の咆哮も狂気の沙汰で壮絶な魂の叫びを伝えている。第3楽章や第4楽章のVnの温かく艶っぽい表情も、非常に肌触りが生々しい。そしてダイナミクスも例えば第1楽章の出だしの最弱音が、あれほど宇宙の彼方で鳴っているような微かな音量で始まり、cresと共に巨大に膨れ上がり爆発する、あの部分をちゃんと再現したのは、数多くの彼の第九の中でもこの盤だけではないかと思う。ノイズカットがかかると、どうしても少し音像が奥まって聴こえ臨場感も失われる部分は否めない。 2点目は登場シーンから楽章間や拍手までノーカットでCD化したこと。これも他の方も記載の通り、1楽章と2楽章間の間があれほど長いのも興味深いし、第4楽章最後激しいアッチェレランドで昇天して弾け飛んだ後、あの8秒ものその場の全員が呆気に取られ余韻に浸ったような長い沈黙。その後の我に返ったようにパラパラと拍手が鳴り始め、フルトヴェングラーが振り向いたタイミングで、熱狂的な拍手とブラボーの声、壇上の団員や合唱団からの足音を踏み鳴らしてフルトヴェングラーを讃える姿をそのままCD化してくれて、当時の聴衆のナチス後の戦後初のバイロイト音楽祭開幕に寄せた正に歓喜が伝わってくるところなどは、歴史的なドキュメントとして価値も含めて、唯一無二である。 Orfeo盤は本番と同じ演奏とはいえ、全く情報量が違うし、指向が違う。Orfeo盤は、ノイズをカットし、高音域を慣らして、更にダイナミクスも調整され聴き易くなっており、むしろ耳障りの良い音作りでEMI盤と同じ指向性である。BIS盤は音量レベルが低めで、ノイズが気になる向きには耳障りで聴き劣りがするかもしれないが、ちゃんと音量を出して聴くと、上記の理由で眼前に迫ってくる切迫感また楽章間の間や拍手もカットされているため、おそらくバイエルン放送の録音の方がオリジナルに近かったであろうに逆にEMI盤と遜色がない出来になってしまった嫌いがある。ゲネプロの演奏の編集であることが明確になった長年ファンに愛されたEMI盤も、とはいえ紛れもなくフルトヴェングラー他による演奏であり、一般的なGPと本番の違い同様、部分的にBIS盤やOrfeo盤よりも優れた点もある。 久しぶりにフルトヴェングラーの魔力と戦後間もない当時のドイツの人々の熱気に触れ、感動した。「苦しみから歓喜へ」を強い共感と共に地で行ったこの演奏を、やはり人類の至宝として後世に遺すべき芸術遺産であることを改めてここに記録として記させて頂きたい。Vielen Dank!

no music no life さん | 奈良県 | 不明

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音質改善の期待はしていませんでしたが、当...

投稿日:2022/01/25 (火)

音質改善の期待はしていませんでしたが、当時の放送録音としては予想以上でした。この盤(BISSA9060)は記念碑的な演奏を記録した言わばTondokumentであり、歴史的価値の面からずっとそばに置いておきたいディスクです。

8マン さん | 東京都 | 不明

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年末にぽちっとしたら大みそかに配送メール...

投稿日:2022/01/04 (火)

年末にぽちっとしたら大みそかに配送メールが届き、元日の昼に届きました。少し申し訳なかったです。 音質の面だけで★一つ減らしましたが、歴史的な意義は非常に大きいです。同じ仕様でオルフェオにはバイエルン放送盤を再発してほしいです。 演奏の善し悪しの評論は飛ばして、この音源の特徴で気づいたところを以下に。 ・冒頭のアナウンスで「バイロイト音楽祭からの生中継」など演奏の基本情報が、ドイツ語、英語、スウェーデン語で読み上げられる。たぶん一部は録音で一部(スウェーデン語部分?)はスタジオで生で読み上げたのか、声のクリアさに差がある。バイロイトから伝送しただけでも音質は特性に変化があるはずだから、スウェーデン放送のスタジオでの音声が一番クリアなのは自然だ。 ・アナウンスが終わってすぐに演奏が始まったら不自然だな、と予想していたけれど、そんなことはなく、一通り案内が終わったあと、しばらく間があって、アナウンサーがもう一度演奏者の名前を読み上げた。おそらく時間調整のためのアドリブだろうから、これは自然だ。 ・1楽章の冒頭のレベルが非常に低いのだけど30秒くらいで急に大きくなる。卓でのレベル設定が低すぎたと、エンジニアがボリュームをいじったのではないか。生放送だと事前には読みきれない部分もあるからこれもないことではないだろう。バイロイトの送出側の処理か、スウェーデン放送の受けて側の処理か、はバイエルン盤との比較でわかるかもしれない。 ・音質的には、伝送の特性があって、当時の記録テープの特性、さらに時間による劣化、保存状態などがあるのでけっしてよくない。全体には低域不足でハイ上がり。特性上周波数的には上もどこかでスパッと切れているのだろう。ただSACDということもあって、収録には余裕があって、楽器が重なってきても厚みが自然に出る。 ・楽章間の客席の咳払いを聞いた感じからは、これはゲネプロの関係者ではなく、お金を払って聞きに来たお客だ、と思う。ゲネプロで、出演者の知り合いとかだと、たとえ曲間であっても、咳払いはもっと遠慮がちにするはずだと思う。ましてや演奏中に聞こえるような咳は控えるだろう。 ・演奏が終わってからの拍手が自然。しかも長時間収録されている。当時の拍手・歓声の入り方も、案外いまに近いのだな、という感覚になった。一点だけ、初めて歓声が聞こえるタイミングが妙に揃っているのはなぜかな、と思ったけど、これは舞台上でどういう動きがあったか、がわからないと理解できないかもしれない。 というわけで、自分の感覚としてはほぼ間違いなくこれがノーカットの本番の演奏で、バイエルン盤もそうなのだろう、という結論に落ち着きました。 自分の中ではもう結論は出たけれど、謎がもう一つ残った。「なぜEMI盤はああなったのか」ということ。フィナーレのラストのアンサンブルが特徴的な崩壊を起こしているようなテイクをつないだら、実際に聞いた人が「自分が聞いたのはあんな演奏じゃなかった」と気がつくと思わなかったのだろうか。 仮説として一つあるのは、「EMIの技術陣が酷いミスをして、全部本番の演奏を使いたかったが、不可能だった」という可能性。放送用の録音とEMIの録音はマイクも収録機も別だったのかもしれない。EMIからバイエルン放送にテープを貸してくれ、とお願いをするのは屈辱的すぎたのかもしれない。 もう一つの仮説はやや当て推量だけど、ウォルター・レッグの妻のエリーザベト・シュヴァルツコップが何らかのリクエストをした、ということ。自分の声の状態か音程かアンサンブルの精度かで、「ゲネプロの方が出来がよかった」と強く思ったとしたら、プロデューサーの夫に圧力をかけたかもしれない。だって、歌った本人なら、LPが出たときに音源が差し替わったことぐらい、すぐにわかったのではないか? でも、もう時間が経ちすぎて、EMIの編集に関与した人物や家族の証言が出てこない限り、真相は藪の中かもしれない。

さすらうおっさん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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