ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1951年1月)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC4308
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


フルトヴェングラーの「ウィーンの第九(1951)」がSACDハイブリッド盤で登場!
あの「バイロイトの第九」の半年前、絶頂期の名演!


フルトヴェングラーの「第九」には、全曲演奏の音源はつぎの13種類(いずれもライヴ)があります。

1. ベルリン・フィル(1937年5月1日、ロンドン)
2. ベルリン・フィル(1942年3月22-24日、ベルリン)
3. ベルリン・フィル(1942年4月19日、ベルリン)
4. ストックホルム・フィル(1943年12月8日、ストックホルム)
5. ウィーン・フィル(1951年1月7日、ウィーン)
6. バイロイト祝祭(1951年7月29日、バイロイト)EMI版
7. バイロイト祝祭(1951年7月29日、バイロイト)バイエルン放送/スウェーデン放送版
8. ウィーン・フィル(1951年8月31日、ザルツブルク)
9. ウィーン・フィル(1952年2月3日、ウィーン)
10. ウィーン・フィル(1953年5月30日、ウィーン)
11. ウィーン・フィル(1953年5月31日、ウィーン)
12. バイロイト祝祭(1954年8月9日、バイロイト)
13. フィルハーモニア(1954年8月22日、ルツェルン)

今回の「第九」は(5)、あのバイロイトの「第九」の半年前、1951年1月7日、ウィーン楽友協会(ムジークフェライン)で行われたウィーン・フィルとの「第九」です。第3楽章でのウィーン・フィルの弦の優美をつくした歌いぶりや、「バイロイト盤」にも共通する第4楽章の劇的な運び、低弦の迫力、コーダでのソリストやコーラスの完璧なアンサンブルに特長的な良さがあります。ファンなら全種そろえておきたいもの。SACDハイブリッド化で、(5)の決定盤、完成・登場です!

「第1楽章の遅めでありながらスケール雄大な表現に始まり、スケルツォの前へ前へとひたすらに走るようでいて、きっかりとした足取りに確信のあるリズム刻みの緊迫感、トリオでの絶妙なテンポ伸縮からスケルツォに戻る時の鋭いダイナミズムと終始印象的なティンパニーの技法。圧巻なのは第3楽章での弦の優美をつくした歌いぶりである。ことに第1Vnの流れるごときレガートの呼吸の美しさには魅惑されずにはいられない。第4楽章の劇的な運びもフルトヴェングラーならではの起伏の強烈さ。また最後のプレスティッシモに見せる独特の速いテンポに、いささかもあわてずに、完璧についていくウィーン・フィルの技量も超一流のもの。」〜小林利之 ライナー・ノーツより

世界初出となったのがイタリア・チェトラの2枚組LP(FE-33)。その音源(マスターテープ)からキングレコードが、LP:K19C-287/8、KIJC-2004、CD:KICC-2291、KICC-1263で発売。今回のマスターは(イタリア・チェトラが発売した) 世界初出LPと同じ、ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)。もともと非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリングによりさらに改善、初のSACDハイブリッド盤として発売します。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
 ロゼッテ・アンダイ(コントラルト)
 ユリウス・パツァーク(テノール)
 オットー・エーデルマン(バス)
 ウィーン・アカデミー合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1951年1月7日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 SACD Hybrid

 日本語帯・解説付き(解説:小林利之)

内容詳細

フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルによる、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱つき」を収録(1951年録音)。バイロイト音楽祭で指揮した伝説の「第九」より半年前に録音された、フルトヴェングラーがキャリアの絶頂を迎えた際に収められたもの。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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大変な1枚が、出た。レコードの第2版からの...

投稿日:2019/12/25 (水)

大変な1枚が、出た。レコードの第2版からの復刻版との事で、ずいぶん迷った。宇野大先生のレコード評も1951年のウィーン・フィル・ハーモニーのライブながら、音質に難ありだった。ところが、聴いてビックリ!の素晴らしクリアーな音質の1951年のフルトヴェングラーの指揮のウィーン・フィル・ハーモニーのベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」だった。頭からバイロイト盤を思わす演奏に、頭をハンマーに殴られるような快感だった。ただ、シューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」の1951年盤の様に、欠点が無いのが欠点と言える。ライブ録音なのに、音楽にのめり込んで気が狂ったような爆発が無い。第1版では、第4楽章をバイロイト盤で補修したと言うのも、フルトヴェングラーの指揮のライブ録音特徴の狂ったような音楽の爆発が欲しいと言うメーカーの要求によるのだろう。そこで、宇野大先生なら、素晴らしい第1、第3楽章を除くと、「生煮え」とか言いそうな演奏です。でも、私は、是非とも、持っているべき一枚だ。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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戦後フルトベングラーの第九の比較的に早い...

投稿日:2016/11/22 (火)

戦後フルトベングラーの第九の比較的に早い時期、ウィーンでのVPOとの演奏。この演奏より前の48年にVPOと英国ロイヤル・アルバートホールでシリーズ演奏の第9が残っているらしいが、それに比べてもかなり若々しい推進力がある。48年当時の写真を見ると、なんと英国の演奏会場では(ワーナー・ベートーベン全集、ブックレットP29)テレビカメラのようなものが映っており、テレビ中継されたのではと思いたくなる。このウィーンの演奏は、音質が随分と改善され聞きやすくなったが、LPの初版に比べて雑音が減った分、会場の雰囲気を伝える情報量がやや少なくなり寂しい気がするが、ただ演奏はさすがに求心的で素晴らしく、VPO内では、フルトベングラーの解釈を外そうとすると諍いが起きたと伝えられたことがよくわかる。かっての一連のチェトラ・シリーズのテープの音は素晴らしかった。史上有名なスカラ座のリングがステレオ録音として紹介され、一部にそのようなフレッシュな音盤が残っており、多くの人の心を高鳴らせたが、こうなると戦後スカラ座でのパルシファルのテープ録音の出現を心から期待したい。エジプト・カイロでの素晴らしいパルシファルの聖金曜日が残っているので、さらに期待は大きくなる。

黒熊怪 さん | 千葉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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