ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1951年ウィーン)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKC367
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

全く想定外の良音で甦る
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、51年の第九!


【このCDの復刻者より】
「今回の大阪発ミント盤LP復刻は、1951年1月のウィーン・フィルとの第九です。
これは、全く想定外の良音で再生されました。51年1月といえば、例のバイロイトの第九の半年余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度などは酷似しています。しかし、ともすればバイロイトの第九が、音が苦(おんがく)に耐えて精神の高みへ行こうとする感があるのに対し、このウィーン・フィルとの第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素であることを、思い起こさせてくれます。具体的には、ウィーン・フィルの弦、管の音色とたっぷりとした響き、ホールの良さに起因すると思われるオケとソリストと合唱のバランスの良さ、フルトヴェングラーのどんなに叩き込むような解釈をも、潤滑油を効かしてスムーズに解決するウィーンの演奏家たちの上手(うま)さなどです。かと言って、ウィーン演奏に精神的なものがなおざりにされているわけでは決してなく、3楽章の精神的な深みは、バイロイトのそれに、ひけをとりません。
 尚、この復刻において使用したレコードは、初出のものではなく、第2版です。
 初出版は、エアチェックで、4楽章はバイロイトの第九で補修されていると言われております。第2版は、首尾一貫したマスターテープ起こしであることは、今回の音を聞いていただいても明らかです。尚、1楽章にはマスターテープの回転が僅かに安定しない箇所があります。お含みおき下さいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 イルムガルト・ゼ―フリート(ソプラノ)
 ロゼッテ・アンダイ(コントラルト)
 ユリウス・パツァーク(テノール)
 オットー・エーデルマン(バス)
 ウィーン・アカデミー合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1951年1月7日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 ミント盤LPからの復刻

ユーザーレビュー

総合評価

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大変な1枚が、出た。レコードの第2版からの...

投稿日:2019/12/25 (水)

大変な1枚が、出た。レコードの第2版からの復刻版との事で、ずいぶん迷った。宇野大先生のレコード評も1951年のウィーン・フィル・ハーモニーのライブながら、音質に難ありだった。ところが、聴いてビックリ!の素晴らしクリアーな音質の1951年のフルトヴェングラーの指揮のウィーン・フィル・ハーモニーのベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」だった。頭からバイロイト盤を思わす演奏に、頭をハンマーに殴られるような快感だった。ただ、シューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」の1951年盤の様に、欠点が無いのが欠点と言える。ライブ録音なのに、音楽にのめり込んで気が狂ったような爆発が無い。第1版では、第4楽章をバイロイト盤で補修したと言うのも、フルトヴェングラーの指揮のライブ録音特徴の狂ったような音楽の爆発が欲しいと言うメーカーの要求によるのだろう。そこで、宇野大先生なら、素晴らしい第1、第3楽章を除くと、「生煮え」とか言いそうな演奏です。でも、私は、是非とも、持っているべき一枚だ。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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戦後フルトベングラーの第九の比較的に早い...

投稿日:2016/11/22 (火)

戦後フルトベングラーの第九の比較的に早い時期、ウィーンでのVPOとの演奏。この演奏より前の48年にVPOと英国ロイヤル・アルバートホールでシリーズ演奏の第9が残っているらしいが、それに比べてもかなり若々しい推進力がある。48年当時の写真を見ると、なんと英国の演奏会場では(ワーナー・ベートーベン全集、ブックレットP29)テレビカメラのようなものが映っており、テレビ中継されたのではと思いたくなる。このウィーンの演奏は、音質が随分と改善され聞きやすくなったが、LPの初版に比べて雑音が減った分、会場の雰囲気を伝える情報量がやや少なくなり寂しい気がするが、ただ演奏はさすがに求心的で素晴らしく、VPO内では、フルトベングラーの解釈を外そうとすると諍いが起きたと伝えられたことがよくわかる。かっての一連のチェトラ・シリーズのテープの音は素晴らしかった。史上有名なスカラ座のリングがステレオ録音として紹介され、一部にそのようなフレッシュな音盤が残っており、多くの人の心を高鳴らせたが、こうなると戦後スカラ座でのパルシファルのテープ録音の出現を心から期待したい。エジプト・カイロでの素晴らしいパルシファルの聖金曜日が残っているので、さらに期待は大きくなる。

黒熊怪 さん | 千葉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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