ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第5番/同6番「田園」/11のウィーン舞曲「メードリング舞曲」 ワインガルトナー/ブリティッシュ交響楽団/他

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8110861
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

ユーザーレビュー

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田園がこれまたいいんです!イン・テンポで...

投稿日:2012/11/29 (木)

田園がこれまたいいんです!イン・テンポで淡々と進みますが、ナクソス盤の復刻状態がワインガルトナーの田園の風情を盛り上げ、懐かしい余情と田園情緒が古い音質の中からも感じられます。第4楽章は、ワインガルトナーをご存じなら想像しやすいそうに迫力も風情もあまりないですが、そういったサロン風の響きによる田園がこれほどまでに素晴らしいのかと、サロン風の指揮者が乏しくなった現代でそれを感じます。第4楽章など雷雨を想像するより、ワインガルトナー自身のサロンの芸術にピタリとはまった快い演奏にすら感じられます。それ以外の楽章ののびやかさや、溢れる田園情緒は古き佳きウィーンの香りの中で培われたワインガルトナーならではという感にさせられますし、その同世代と同じウィーンの香りを知るワルターの不朽の名演となる田園との親近感すら感じます。もちろんワルターのようなドラマはありませんが、どちらも感情を大いに満たしてくれます。第5楽章の最後の飾りがあっさり斬るように終わってしまうのには少々驚きますが、これも良しと思わせるワインガルトナーの芸術と、ナクソス盤の復刻状態との相性も見事です。第5番はワインガルトナーが何度も楽団を変えて録音した中のブリティッシュ盤で、同じナクソス盤からロイヤル・フィルとの第5番も出ています。比較しても大差はありませんが、ブリティッシュ盤がロイヤル・フィル盤よりやや端正に仕上がっている感があります。基本的にワインガルトナーの芸に変化はありませんが、ドラマティックな要素を見いだしたい人にはロイヤル・フィル盤の方がいいかもしれません。12のウィーン舞曲もワインガルトナーの芸のよさ、品格のよさが十分表れており、この復刻CDの全体としての満足感は、恐らく期待を上回るか、満たしてくれるものでしょう。

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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