ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

交響曲第1番、第2番 アントニーニ&バーゼル室内管弦楽団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC605
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

イタリアの過激バロック・アンサンブル
「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」のリーダー、
ジョヴァンニ・アントニーニの指揮によるベートーヴェン!

これまでバロック演奏を中心に斬新な演奏を続けてきたアントニーニが、客演指揮者をすでに5年務めているバーゼル室内管弦楽団で研究と実演を繰り返し、さらなる衝撃演奏を私たちに投げかけます。
 ここでは、最近のバロック指揮者がよくおこなうように、ナチュラル・トランペット、ケトル・ドラムを使用するのはもちろん、ナチュラル・ホルンや、弦楽器の全てにガット弦を張りクラシカル・ボウ(弓)を使用。また当時の古典的配置はもちろん、ヴァイオリンは6人&6人の小編成に対して、チェロ4人とコントラバス3人とやや多目の編成を敷いています。その結果、低音楽器群のうねるような演奏(ダイナミクスとアクセントにも注目!)がとても印象的になっています。そして、金管楽器とティンパニの軍楽的で粗野なまでの荒々しさ、木管の美しい歌い回し、弦楽の切り込みなど、新たな発見とも言いたくなる魅力的な箇所が多数見出されます。
 ベートーヴェンは、交響曲第1番を作曲するにあたって、C.P.E.バッハとハイドンの交響曲のユーモアを多く取り入れているほか、主題と調性はモーツァルトの「シュピター交響曲」も参考にしたようです。また、作曲にとりかかる少し前まで、サリエリに師事していたため、この曲に影響を及ぼしたとも言われています。そのサリエリと同じイタリア人であるアントニーニが、ここでは、イタリア古楽演奏研究の成果も取り入れているようです。
 バーゼル室内管弦楽団が、小回りの効く切れ味抜群な演奏を行える団体であることも手伝って、ここではアントニーニの考えが演奏にダイレクトに反映されており、現地批評でも、「最もリズミカルでスリリングな演奏」と絶賛されていました。大注目演奏の登場です。
 なお今回は、優秀な録音を生かすべくハイブリッドSACDフォーマットが採用されており、SACDプレーヤーではマルチチャンネル音声が再生できるほか、通常のCDプレーヤーでも2チャンネル・ステレオ音声を楽しむことが可能です。

・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 op.21
・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36
 バーゼル室内管弦楽団
 ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)

収録曲   

  • 01. Antonini, Giovanni - Sinfonie Nr. 1 C-dur Op. 21
  • 02. 1. Adagio Molto - Allegro Con Brio
  • 03. 2. Andante Cantabile Con Moto
  • 04. 3. Menuetto: Allegretto Molto E Vivace - Trio
  • 05. 4. Adagio - Allegro Molto E Vivace
  • 06. Antonini, Giovanni - Sinfonie Nr. 2 D-dur Op. 36
  • 07. 1. Adagio Molto - Allegro Con Brio
  • 08. 2. Larghetto
  • 09. 3. Scherzo: Allegro
  • 10. 4. Allegro Molto

総合評価

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第1番は端正な中にダイナミックさも加わっ...

投稿日:2024/03/03 (日)

第1番は端正な中にダイナミックさも加わって聴きごたえがあった。第2番は更に各楽器が躍動していて面白かった。時に「やかましいわい」と感じるほどであった。二曲ともオーソドックスな演奏でないところに、嫌気を覚える向きもあろうが、よく考えられた名演だと感じた。

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最も感動的な第2。

投稿日:2006/01/04 (水)

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投稿日:2005/12/31 (土)

「パンク・バロック集団イル・ジャルディーノ・アルモニコのベートーヴェン」と勘違いして聴くと結構がっかりかも。ピリオド系のベートーヴェンとして水準は高いけれど、この水準なら他にもいいものはある、というところか。キャンペーン価格の1000円なら損した気にもならないが(後続盤をレギュラー価格で買わせようという戦略か)。イル・ジャルディーノの猥雑な感じはここには乏しいけれど、下品さを強調するにはボリュームを上げて聴くべし。もっとも、現代オケからこれだけオリジナル楽器的な音響を引き出していることには感嘆を禁じ得ない。こ

かばくん さん | とちぎ | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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