ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第6番『田園』、第2番 ケンペ&ミュンヘン・フィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE14300
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

EMIクラシックス・ベスト100 第3期
24 bit最新リマスタリング
ケンペ&ミュンヘン・フィル/ベートーヴェン:交響曲第2番、第6番『田園』


ケンペの演奏の本質は、自己の主張を表面に押し出すのではなく、作曲者が様式を通じて表現しようとしたものをそのまま聴き手の前に浮かび上がらせ、提示してくれるところにあります。一見しての派手さはなく素朴な趣をもたらすため、地味な印象を持たれますが、『噛めば噛むほどに味が出る』演奏が展開されます。彼が提示する堅牢無比のベートーヴェンには歴史の重さが刻印され、ケンペの誠実さが見え隠れしているのです。(EMI)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第2番ニ長調 作品36
・交響曲第6番ヘ長調 作品68『田園』
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ルドルフ・ケンペ(指揮)

 録音時期:1972年、1973年
 録音方式:ステレオ(セッション)

内容詳細

ミュンヘンpo.の音楽監督時代に完成させた、ケンペのベートーヴェン交響曲全集から第2番と第6番「田園」。地方歌劇場の練習指揮者から出発したキャリアからうかがえる、ドイツの伝統に深く根ざした演奏が特色。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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昔から高評価であったので、とりあえず7....

投稿日:2013/02/01 (金)

昔から高評価であったので、とりあえず7.8番を聴き納得、今まではイッセルシュタットを聴いていたがそれは廃盤とし、ケンペ盤で全曲揃えた。 全曲にいえるのはテンポ感オーソドックス、解釈も質実剛健、優秀なアンサンブルで教科書のようで、あまり面白いとは言えない(ジンマンのほうが面白く楽しい)がベートーベンを再生装置で聴くのにはこれを決定盤とした。もう一つ録音が大変優秀なことも魅力です。是非5枚の全曲揃えましょう(全集セットもあるのかな?)

tanobu さん | 兵庫県 | 不明

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ケンペは私が気に入っている指揮者の一人で...

投稿日:2009/11/13 (金)

ケンペは私が気に入っている指揮者の一人でその真面目な決して奇を衒わないアプローチ法は聴き飽きのしない数々の盤で証明されております。特に彼の絶頂期のブラームス交響曲はLP,CDとも出来るだけ揃えて行っていますがベートーベン交響曲ではMPOを振って1972年あまりパッとしない録音環境下で収録した第6番「田園」を以前LPで聴いていましたが最近はしばらくご無沙汰な感じであり何故かと自問自答して見ますとこの曲で管楽器の扱いには感心するシーンは捉えられたのですがタイム的に@10’19A11’44B5’16C3’36D8’56となっているデータ以上に私には他楽章とのバランス上、第2楽章と最終楽章が速く感じられたこと・・・・客観的にはワルター/VPOの1930年代後半の録音タイムと各楽章ニャーなのです・・・と、決して演奏はやはり変なことはしていないのですが少しMPOサウンドが重くかつ正攻法すぎて一本調子になっている様に私の実力で思ってしまった次第です。第2番(タイムは参考までに@10’18A12’32B3’17C6’34であります)は未聴ですので本盤当面OK以上とさせて下さい・・・・受賞もしている名盤故聴き直ししなければ・・・。

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最近では、ベートーヴェンの交響曲の演奏に...

投稿日:2009/10/25 (日)

最近では、ベートーヴェンの交響曲の演奏にも、古楽器演奏や奏法の波が押し寄せてきているが、本盤が録音された70年代は、まだまだ大オーケストラによるスケールの雄大な演奏が主流であった。独墺系の指揮者でも、カラヤンやベームと言った巨匠が交響曲全集を相次いで録音、また、クーベリックやバーンスタインによる全集も生み出され、いずれも高い評価を得た時代であった。そんな中で、決して華やかさとは無縁のケンぺの全集が、レコードアカデミー賞を受賞するなど、一世を風靡するほどの評判を得たのはなぜなのだろうか。本盤を聴いて感じたのは、確かに、巷間言われているように、厳しい造型の下、決して奇をてらわない剛毅で重厚なドイツ正統派の名演と評することが可能であるが、決してそれだけではないようなケンぺならではの個性が色濃く出ているという点だ。例えば、第2の冒頭の和音の力強さ。第2楽章のこの世のものとは思えないような美しさ。第3楽章は、他のどの演奏にも増して快速のテンポをとるなど、決して一筋縄ではいかない特徴がある。第6の第1楽章もかなりのスローテンポ。同じようなスローテンポで第2楽章もいくかと思いきや、第2楽章は流れるようなやや早めのテンポで駆け抜ける。第3楽章に至ると、これまたすざまじい快速テンポ。こうして両曲の解釈を俯瞰してみると、ケンぺが単にドイツ正統派の演奏という一言では片付けられないような個性的な演奏を繰り広げていることがわかる。それでも、ドイツ正統派の玉座の地位を譲らないのは、ケンぺがベートーヴェンの本質を鷲掴みにしているからに他なならない。録音も、70年代前半のものとしては、十分に合格点を与えることができる水準であると思う。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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