ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第5、6、7、8番 シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管、ロイヤル・フィル(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TAH675
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヘルマン・シェルヘン/ベートーヴェン交響曲全集!
純正ピッチで愛娘ミリアム・シェルヘンのTAHRAレーベルから登場!


50年代初期のウェストミンスター録音。娘のミリアムは永年、「市場に出回っているウェストミンスターのベートーヴェンはピッチがおかしい!」と嘆いていたので、ここに純正ピッチ盤が登場したのは、まことに喜ばしいことです。演奏は65年のライヴほどの狂気は感じられませんが、だからこそ指揮者シェルヘンでなく、ベートーヴェンの音楽のパワー、エネルギーがそのまま伝わってきてかえって感動的です。音質はモノラルですがどれも優秀です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集−2
・交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』(録音時期:1954年9月)
・交響曲第6番ヘ長調 作品68『田園』(録音時期:1951年7月)
・交響曲第7番イ長調 作品92(録音時期:1951年7月)
・交響曲第8番ヘ長調 作品93(録音時期:1954年9月)
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団(第6番、第7番)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(第5番、第8番)
 ヘルマン・シェルヘン(指揮)

 録音方式:モノラル(セッション)
 原盤:Westminster

ユーザーレビュー

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私自身はシェルヘンというと主にバッハ作品...

投稿日:2010/09/26 (日)

私自身はシェルヘンというと主にバッハ作品演奏を通じて親しんでいました。さて、ベートーヴェン交響曲全曲をシェルヘンは1950年代半ばと1960年代半ばに二通り録音しています。前者はオーケストラをウィーン国立歌劇場管弦楽団WSO(第1番、3番、6番、7番、9番)とRPO(第2番、4番、5番、8番)に使い分けて、後者はルガノ放送響LRSOと夫々録音しており一般的には後者がシェルヘンらしいトンデモない突飛な独自な試み演奏で注目されているようです。私は前者の1954年録音(シェルヘン63歳の頃)の第4番、第5番(オーケストラはどちらもRPO)のカップリングCDを聴いていましたので少しコメントさせていただきます。先ず第4番、演奏タイムは@8’53A9’52B5’33C4’48と後述の第5番もそうなのですが特に最終楽章の疾走ぶりが特徴。第1楽章序奏から充分引き付け速めに切れよく進めアクセントはきつい感じです。第2楽章やさしくする処、堂々とする処の対比が顕著でティンパニーの直接的音色がそれを強調しているようです。第3楽章は何かスケール感を感じました、バックのティンパニーと共に前向きでもあります。最終楽章は先ほど述べた様に速めに活き活きとした生々しい運びです。全体として当時の割には現代的要素もあって結構LRSO演奏盤と比較しなくてもベートーヴェンの音楽のパワー、エネルギーがそのまま伝わってくるイメージをもってしまいました。第5番(タイム@6’56A10’14B5’29C7’32)の方ですが第1楽章、速めにスタート、やはり現代的な感じも・・・。後半中途のオーボエ・ソロは大変ゆっくり情緒目なのも面白く反って畳みかけのフィナーレは最後のタタタターンのフェルマータはかなり引っ張りますが鮮やかに〆る印象。第2楽章終わり近くはゆっくりしかし骨々しいです。第3楽章では音の立体性が意識され最終楽章では息つかせぬスピードで反復は無い?もののその速さはすごくしゃくりながらアタック強くコマ切れさせもし畳み掛けます。最後低音引きずらせやティンパニーの使い方もシェルヘンの当時からの進取気質を垣間見た思いです。指揮者の意図が好き嫌いは別にして汲み取れある意味飽きさせない演奏となりました。聴き方では後年のスリリングな演奏の前ぶりを予感させるしイギリスのオーケストラの融通性も再確認した次第です。モノラルでも聴き易かったことも付け加えておきましょう。他の交響曲は聴いておらず今述べた二曲だけで本盤を云々するわけにはいきませんのでOKランクだけは確保ということにします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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