ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲全集 岩城宏之&N響メンバーによる管弦楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AVCL25060
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤

商品説明

2004年の大晦日12月31日、日本クラシック界屈指の大御所、岩城宏之が、たった一人でベートーヴェンの全交響曲を指揮するという「振る(フル)マラソン(約9時間!)」に挑戦。体力の極限までをベートーヴェンの音楽に捧げる巨匠の記念すべきコンサート「ベートーヴェンは凄い〜全交響曲連続演奏会」を完全収録。

ベートーヴェン:交響曲全集(5CD)

・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第2番ニ長調 op.36
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
・交響曲第7番イ長調 op.92
・交響曲第8番ヘ長調 op.93
・交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

 釜洞祐子(S)
 黒木美保里(A)
 小林一男(T)
 福島明也(Br)
 晋友会合唱団

 N響メンバー達による管弦楽団
 岩城宏之(指揮)

 録音:2004年12月31日 東京文化会館[ライヴ]

岩城宏之 (指揮者)

1932年東京生まれ。東京芸術大学音楽部打楽器科に学ぶ。在学中にNHK交響楽団副指揮者となり、56年デビュー。60年N響と世界一周演奏旅行を行い一躍海外でも注目され、62年チェコ国立放送交響楽団を指揮してヨーロッパのオーケストラにデビュー。以来、国内はもとより、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめとする国外の主要オーケストラを常時客演指揮し、国際的な演奏活動を行っている。
特に、メルボルン交響楽団との関係は長期にわたり、74年首席指揮者就任、87年桂冠指揮者の称号を受けた。94年メルボルンに岩城の名を冠した「イワキ・ホール」がオープン、98年には25周年を祝う演奏会も開催された。87年、94年の日本演奏旅行も成功をおさめている。国内においては、88年オーケストラ・アンサンブル金沢の設立に尽力し、発足とともに音楽監督に就任、コンポーザー・イン・レジデンス制度や、日本人作曲家への作品委嘱、海外公演、CD録音と意欲的な活動を展開している。演奏活動以外にも、テレビ・ラジオへの出演、プロデューサー、音楽アドヴァイザー、執筆等活動は多方面にわたる。

その他、石川県文化行政顧問、福井県音楽アドヴァイザー、作陽学園音楽最高顧問理事、東京芸大客員教授も務めている。87年中島健蔵音楽賞、88年サントリー音楽賞、93年放送文化賞、96年紫綬褒章受章。また、エッセイを中心に著作も多数あり、「フィルハーモニーの風景」で91年日本エッセイストクラブ賞を受賞している。現在、NHK交響楽団終身正指揮者、メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、京都市交響楽団首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督を兼任。石川県立音楽堂芸術総監督も務める。芸術院会員。近著に「オーケストラの職人たち」(文芸春秋)がある。

内容詳細

一晩でベートーヴェンの9つの交響曲を全部やってしまおう。しかも同じ指揮者と同じオケで。なおかつそれを、2004年の大晦日から2005年元旦にかけて。という壮大(?)かつ画期的な企画をやってしまったのが岩城宏之。オケはN響メンバー。“振るマラソン”と称するだけあって、演奏家もお客もトライアスロン状態になること必至だが、それゆえに“無我の境地”へ達することができるかもしれぬ。近年の岩城らしく、主観や無用な力みを排し、音楽自体を自然に高揚させる演奏からは、確かに“無我”の響きが聴こえる。(教)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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岩城さんのベートーヴェン交響曲全集ならば...

投稿日:2010/07/05 (月)

岩城さんのベートーヴェン交響曲全集ならば、コロムビアの若き日のN響盤が生きが良い。またはO.ens.金沢の浜離宮限定ライブ盤5枚組の方がより精緻な演奏だと思います。新旧それぞれに良さがあって、トスカニーニが好きな方なら両方をお勧めしたいのですが、この「振るマラソン」にはまた別の価値があります。ある高名な「トスカニーニのベートーヴェン嫌い」の評論家が「聴く価値なし」と切り捨てたこの盤ですが、実は切り捨てた御本人の演奏よりも遥かに優れているのです。本当のプロは手抜きをしようと思ってもできない。プロの水準以上の仕事をしてしまうという凄さをこの盤を聴いて知りました。意外にも6番と8番が良いということは実はどうでも良いことで、面白いエッセイを書く岩城さんの別の凄い面が聴けます。一人の指揮者のベートーヴェンの交響曲全集または全曲演奏盤は聴ける限り全部聴こうと思いました。いつか岩城さんの最後の「振るマラソン」が聴ける日が来ることを願っています。

猫荷古盤 さん | 熊本県 | 不明

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作業中に何気なくテレビをつけていて耳を奪...

投稿日:2007/03/27 (火)

作業中に何気なくテレビをつけていて耳を奪われることは滅多に無い。テレビから流れるフレーズを少し聴いただけだが、興味を持ちCDを探したが、最後の演奏会のものは無かった。映像が流れていたので映像が残っているならDVDでの発売を希望する。

WANTED さん | 求むDVD | 不明

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このセットも良いが、最後の全曲演奏会のラ...

投稿日:2007/03/27 (火)

このセットも良いが、最後の全曲演奏会のライブを出してほしい。この録音からも己の運命を受け入れた作曲家と音楽家の双方の葛藤を聴くことができるけど。偶然最後の演奏会の一部を耳にしたが、音楽家はまるで自分のためにこの曲があるかのように取り組んでいた。己に挑戦するために全曲演奏は必然だったのだろう。一見愚行、しかし全曲を聴き終えたとき、魂を揺さぶられる。全てを賭けるとか全身全霊とは限界まで自分を追い込まなければ無理だ。理解できる人は聴くべきだろう。

inventionen さん | sinfonien | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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