ベートーヴェン(1770-1827)

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Hi Quality CD 輸入盤

交響曲全集 ジョルジュ・ジョルジェスク&エネスコ・フィル(1961〜62年ステレオ)(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ERT1044
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ジョルジュ・ジョルジェスクの名盤、ベートーヴェン:交響曲全集がUHQCD化で復活!
ヴァイオリン両翼配置、全ステレオ・スタジオ録音!


ジョルジュ・ジョルジェスク[1887-1964)はルーマニアを代表する大指揮者で、ジョルジュ・エネスコ・フィルの音楽監督を1920年から1944年までと1954から1964年まで務めました。1918年から1920年にはゲヴァントハウス管の副指揮者としてアルトゥール・ニキシュに直接師事しました。ニキシュに影響を受けた巨匠であり同年代のボールトとも共通するのがヴァイオリンを両翼に配置した古典的演奏スタイルです。
 1961年から1962年のスタジオ録音。当時ルーマニアはソ連の庇護のもとにありましたが、本国ソ連でも全てがステレオ録音に移行していなかったこの時期に、高水準のステレオ録音でベートーヴェン全集が遺されていたことには驚嘆と喜びを隠せません。この全集については「DANTE/LYS」のCDがありましたが市販LPからの板起こしで、2012年に東武商事がマスターテープから初の正規CD化(ERT1001、廃盤)して大変な反響を呼びました。長らく品切れでしたので、この度マスターに立ち返り新たにマスタリングしなおし、UHQCDで洗い上げた音質で復活します。
 ジョルジェスクの演奏は、『田園』などクライバー並の超快速で歌心に満ちたもの。リズム感も明快、どこをとってもきびきびしていて聴かせます。エネスコ・フィルも如何にも鄙びた味わいで、木管の懐かしい響きも心を打ちます。『合唱』はルーマニア語による歌唱となります。研究好きの方にはメンゲルベルクなどを思わせる楽譜の改訂なども興味深いところと言えましょう。
 CD日本プレス。美麗夫婦箱5枚組。英語、日本語によるライナーノート付き。(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集

Disc1

● 交響曲第1番ハ長調 Op.21(26:50) 録音時期:1961年5月
 10:37 / 07:06 / 03:21 / 05:46

● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(50:56) 録音時期:1961年3月
 14:44 / 17:34 / 06:11 / 12:27

Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36(34:31) 録音時期:1961年4月20日
 11:51 / 13:05 / 03:26 / 06:09

● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(41:33) 録音時期:1961年10月
 08:42 / 14:25 / 05:15 / 03:25 / 09:46

Disc3
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60(34:38) 録音時期:1962年1月
 10:15 / 11:29 / 06:05 / 06:49

● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(33:12) 録音時期:1961年8月
 08:04 / 10:34 / 05:55 / 08:39

● 『エグモント』序曲(8:20) 録音時期:1962年1月11日

Disc4
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93(26:13) 録音時期:1961年5月
 09:16 / 03:58 / 05:05 / 07:54

● 交響曲第7番イ長調 Op.92(35:58) 録音時期:1962年1月
 11:55 / 09:13 / 08:15 / 06:35

● 『レオノーレ』序曲第3番(12:47) 録音時期:1962年1月

Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(67:01) 録音時期:1961年7月
 14:57 / 11:11 / 15:06 / 25:47

● 序曲『コリオラン』(8:23) 録音時期:1961年8月

【第9番のソリスト、コーラス(歌唱:ルーマニア語)】
 エミリャ・ペトレスク(ソプラノ)
 マルタ・ケスラー(メゾ・ソプラノ)
 イオン・ピソ(テノール)
 マリウス・リンツラー(バス)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団
 ヴァシリ・パンテア(合唱指揮)
 ルーマニア放送合唱団
 カロル・リトヴィン(合唱指揮)

 ブカレスト・ジョルジュ・エネスコ・フィル
 ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)

 録音場所:ルーマニア文化宮殿ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 エンジニア:ベン・ベルンフェルト


総合評価

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皆さんのレビューが好評なので、期待して聴...

投稿日:2023/11/05 (日)

皆さんのレビューが好評なので、期待して聴きましたが、私には無理でした。 録音がどうも電気的な音場感が付加されているような、実に不自然な録音でした。この録音の違和感をぬぐいきれず、演奏に集中できませんでした。

kadoshin さん | 東京都 | 不明

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真面目だけど一癖あって渋いねちっこく真相...

投稿日:2018/03/10 (土)

真面目だけど一癖あって渋いねちっこく真相に迫ろうとする演奏。 俳優なら、木村拓哉というより森繁久弥やコロンボのピーターフォーク。

トラトラトラ さん | 佐賀県 | 不明

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 名前も知らない指揮者だったが、ニキッシ...

投稿日:2017/06/19 (月)

 名前も知らない指揮者だったが、ニキッシュに師事した当時の大指揮者との説明をみて購入。1961年の録音としては、かなりいい。リマスターはあまり大きくいじってないようで、音に輝きはないが響きは充実している。  当時の演奏家としては、おおむね早めのテンポで進め、大きくテンポを変化させることはない。第5の1,3楽章のみたっぷり目の表現だ。全体を通し出来栄えにむらがない、しかも高水準の演奏だ。声部の浮き上がらせ方、細部の工夫された表現にひきつけられる。第9の声楽はルーマニア語でやられていて違和感はあるが、非常な名演と思う。国際的名声の獲得は、政治的要因などもあるのだと知らされた。

プリン さん | 奈良県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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