ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲全集 エドゥアルド・チバス&ベネズエラ交響楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TBRCD0060
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ベネズエラのフルトヴェングラーが降臨!
エドゥアルド・チバス指揮ベネズエラ交響楽団
ベートーヴェン:交響曲全集!


時として思わぬ国から天才は生れるものです。ベネズエラの巨匠エドゥアルド・チバスによるベートーヴェン全集が登場。チバスはフルトヴェングラーの研究者としても高名で、バレンボイムとも非常に親しく、その芸風は古風でフルトヴェングラーの蘇りともいえる情熱的なもの。
 今回の全集では、第1番は信じ難い程のゆっくりしたテンポを採用しスケール極大。『英雄』は、フルトヴェングラーへのオマージュとも呼べる風格と激情を隠そうともしません。第2番、第4番も遅いテンポが懐かしさを醸し出します。『田園』は草いきれでむせ返る様な野趣に満ちた快演。『運命』と第7番はこの全集の白眉とも言える名演。『運命』の古武士を思わせる凛とした佇まいの立派さ。音が固まりで飛び込んでくるような迫力。第7番のフィナーレは聴くものが冷静さを保てないほどの熱狂。第8番も久々に聴けた豪傑笑いのようなユーモア溢れる演奏。『第九』はバーンスタイン以来となる、「喜び」を「Freiheit(自由)」に置き換えた歌唱で演奏されます。眠りから醒めていくような第一楽章の格調にはゾクゾクします。
 いずれの演奏も臨場感あふれるライヴ。ヴァイオリンを両翼に配置した古典配置で対位法を強調したもの。ベネズエラ交響楽団は創立70周年を超えた名門でフルトヴェングラーも客演したことで知られます。2019年はさらにブルックナー、ブラームスが予定されております。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集


● 交響曲第1番ハ長調 Op.21(録音:2007年7月1日)
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(録音:2007年7月1日)
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36(録音:2018年3月17日)
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60(録音:2018年3月17日)
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(録音:2017年3月22日)
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93(録音:2017年3月22日)
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(録音:2005年3月16日)
● 交響曲第7番イ長調 Op.92(録音:2005年2月3日)
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(録音:2008年4月24日)

【第9番のソリスト&コーラス】
 カローラ・グレーザー(ソプラノ)
 カティウスカ・ロドリゲス(メゾ・ソプラノ)
 イドヴェル・アルヴァレス(テノール)
 アンドレアス・ダウム(バリトン)
 テレサ・カレーノ・オペラ・コーラス
 エミール・フリードマン合唱団
 UCV合唱団
 ホセ・アンゲル・ラマス合唱団

 ベネズエラ交響楽団
 エドゥアルド・チバス(指揮)

 録音時期:2005〜2018年
 録音場所:ホセ・フェニックス・リバス・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

内容詳細

チバス&ベネズエラ響による2005年から2018年にかけてのライヴ録音。多少のアンサンブルの乱れや管楽器のミスなどのキズもあるが、「第五」での大胆なテンポの変化、「第九」での“フロイデ”から“フライハイト”への歌詞変更などなど、ユニークかつ非常に興味深いベートーヴェン交響曲全集である。(治)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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スゴイ!これはスゴイ!最近はテンポを速く...

投稿日:2021/09/27 (月)

スゴイ!これはスゴイ!最近はテンポを速くノンビブラートで打楽器をやたら叩くことで「新しベートーヴェン」を標榜しているCDが多いです。それに対してチバスは伝統的なアプローチを取りながら聴かせてくれます。しかもライブでこのクオリティは御立派です。ひょっとして日本のオケより上手いのでは?ベネズエラということで色物メガネで見てしまっていて恥じ入るばかりです。是非ご視聴あれ。素晴らしいベートーヴェン交響曲全集です。

jin さん | 長野県 | 不明

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ベト集はたくさん持ってるけど、いままで聴...

投稿日:2019/06/22 (土)

ベト集はたくさん持ってるけど、いままで聴いた中で屈指かも。。。 アンサンブルは乱れず、ソロも上手い。 なにより、メンバーの熱い意気込みを感じる。 3番が秀逸でした。 70年の歴史持つ楽団だそうだが、混沌状態のいまは、どうしてるだろうか。。。

あくび さん | 三重県 | 不明

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初めて聞く名前の指揮者とオーケストラで、...

投稿日:2019/02/18 (月)

初めて聞く名前の指揮者とオーケストラで、Beethoven全集には1つの冒険心もあったが、結果はとても素敵なものに出会った、と感じている。 独特のテンポで、驚くような打楽器の煽りがあったりするのも趣深い。オーケストラの精緻な技術は驚異的でもあり、アンサンブルは生命力に満ち、聴きなれた西洋のオーケストラとは異質の鄙びた音色が優しく親しみやすい。一曲一曲、あるいは1フレーズ1フレーズに驚きや感動が沸いてきて、とても聴き応えがある。個性的なBeethovenとも言えるが、違和感はまったく感じない。それは全曲を通じて、独自の文化を忠実にBeethovenの音楽に投影しているその背景には、作曲家Beethovenへの敬意と言う万国に共通する価値観があるからだと感じた。 この演奏家達の崇高な音楽性は私にとって、とても素晴らしい発見だった。 今後に期待したい。

BBQ さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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