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交響曲全集(1997〜2000)、序曲集、ミサ曲ハ長調、他 ミヒャエル・ギーレン&南西ドイツ放送交響楽団、他(ミヒャエル・ギーレン・エディション第9集)(9CD+DVD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SWR19090CD
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き,輸入盤

商品説明


ミヒャエル・ギーレン・エディション 第9集 1967-2007
ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集、ミサ曲ハ長調


ユニークな解釈と演奏で知られる名指揮者ミヒャエル・ギーレン。彼が残した膨大な録音の中から南西ドイツ放送(SWR)に保存されている音源を体系的にリリースしているのがこのギーレン・エディションです。これまでも初出音源を含む興味深いレパートリーが紹介されてきましたが、第9集となる今作は、交響曲全曲を中心に収めたベートーヴェン作品集。ベートーヴェン生誕250年の記念年にふさわしいボックス・セットです。
 1997年から2000年収録の交響曲全集は、ギーレンにとって2度目の録音。彼のイメージが確立されたとされる、一切の虚飾を排した1回目の録音(INTERCORD/80〜90年代録音)に比べ、ここでのギーレンは、若干ゆったりとしたテンポと豊かな表現による演奏を行っています。
 また、今回のエディションには、2007年の『ミサ曲ハ長調』などいくつかの初出音源が含まれているだけではなく、交響曲第3番では、1970年のフランクフルト放送交響楽団、1980年のシンシナティ交響楽団(VOX音源)、1987年のバーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(映像)を加えた計4種類の演奏を収録。切れ味鋭い初期の演奏から後期のゆったりとした演奏まで、聴き比べを存分に楽しむことができます。(輸入元情報)

【ギーレン2度目の全集】
ギーレンはかつて「INTERCORD」レーベルでベートーヴェンの交響曲全集を制作していますが、ホールの響きの問題や、当時のギーレンのテンポが総じて速めだったこともあってか、オケのサウンドも含めてかなりドライな印象の強いものとなっていました。
 しかしこの全集では、まずフライブルクのコンツェルトハウスの音が非常に豊かで優れているため、ライヴ録音であるにも関わらず、オーケストラの表現が細部まで艶やかに再現されている点が大きく異なっています。

【ギーレンの解釈】
基本的な傾向こそ以前と変わっていないものの、ここでは余裕のあるテンポを設定して細部まで丹念に描きこむことで音楽のスケール感もアップしており、表現の幅も拡大、また弦楽器の人数を多めにしたバランスにより、作品の軸となる部分の表現が強化されている点も効果的です。
 オーケストラの楽器配置が第2ヴァイオリン右側の両翼型であることも見逃せません。作品本来のパースペクティヴの中に、各素材が見通しよく適切に配されることによって生ずる響きや動きの妙味がとても面白く、見事に解析される重なり合う旋律や意外なバランス、素材間の緊張関係や対位法的な部分の説得力などへの聴き手の関心が自然に高められるのも嬉しいところです。(HMV)


【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:2000年2月16-18日、バーデン=バーデン、祝祭劇場(ライヴ)
Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
● 交響曲第7番イ長調 Op.92

 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1998年6月16,17日、フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ)
Disc3
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93


 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:2000年1月21,22日、フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ)
Disc4
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
● 交響曲第6番イ長調 Op.68『田園』


 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1997年11月29日、12月1日、フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ)
Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 レナーテ・ベーレ(ソプラノ)
 イヴォンヌ・ナエフ(アルト)
 グレン・ウインズレイド(テノール)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス・バリトン)
 ベルリン放送合唱団(合唱指揮:ジグールト・ブラウンズ)
 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1999年7月15,16日、フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ)
Disc6
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』…初出音源


 フランクフルト放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1970年10月22,23日、フランクフルト、ヘッセン放送ゼンデザール(ライヴ)

● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』…初出音源

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1970年1月9日、シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
Disc7
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』


 シンシナティ交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)
 録音:1980年10月、シンシナティ(セッション)(Vox Records原盤)
Disc8
1. 『献堂式』序曲 Op.124
2. 歌劇『フィデリオ』 Op.72〜序曲
3. 大フーガ 変ロ長調(ギーレン編曲、弦楽オーケストラ版)
4. ミサ曲ハ長調 Op.86
…初出音源

 ニコラ・ベラー・カルボーン(ソプラノ:4)
 ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ:4)
 クリスティアン・アイスナー(テノール:4)
 ルドルフ・ローゼン(バス:4)
 SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル(合唱指揮:パヴェル・ブロキン)(4)
 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:
 1986年7月、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(セッション)(1)
 1987年1月13日、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(セッション)(2)
 1993年11月9,10日、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(セッション)(3)
 2007年6月13-16日、フライブルク・コンツェルトハウス(セッション)(4)
Disc9
1. 『エグモント』序曲…初出音源
2. 交響曲第7番イ長調 Op.92…初出音源
3. 交響曲第1番ニ長調 Op.21…初出音源


 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(1)
 ザールブリュッケン放送交響楽団(2,3)
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:
 1993年2月10日、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(セッション)(1)
 1969年5月19,20日、ザールブリュッケン放送、大ゼンデザール(セッション)(2)
 1967年10月10,24日、ザールブリュッケン(セッション)(3)
DVD
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』…初出映像


 バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 収録:1987年1月10日、バーデン=バーデン、テレビ・スタジオ5


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DVD● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』...

投稿日:2020/07/10 (金)

DVD● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』…初出映像について、初出だと嬉しいけど、DLVC-1048(2000/06/26発売)と同一ということはありませんか。

DVDマニア さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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