ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲、ロマンス、他 アドルフ・ブッシュ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
M&ACD1183
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アドルフ・ブッシュ/ベートーヴェン

巨匠アドルフ・ブッシュの戦時中のライヴ。久々登場のベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲は、兄弟の競演です。その真摯なヴァイオリン演奏には自然と頭が下がります。

・バッハ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV.1041
 アドルフ・ブッシュ(vn)
 ブッシュ・チェンバープレイヤーズ
 ルーカス・フォス(p)
 録音:1943年3月26日 ニューヨーク、タウン・ホール[モノラル]

・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 アドルフ・ブッシュ(vn)
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 フリッツ・ブッシュ(指揮)
 録音:1942年2月8日 カーネギー・ホール[モノラル]

・ベートーヴェン:ロマンス第1番,第2番
 アドルフ・ブッシュ(vn)
 WOR放送交響楽団
 アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)
 録音:1942年2月21日、ニューヨーク[モノラル]

収録曲   

  • 01. Concerto for Violin no 1 in A minor, BWV 1041
  • 02. Concerto for Violin no 1 in A minor, BWV 1041
  • 03. Concerto for Violin no 1 in A minor, BWV 1041
  • 04. Concerto for Violin in D major, Op. 61
  • 05. Concerto for Violin in D major, Op. 61
  • 06. Concerto for Violin in D major, Op. 61
  • 07. Romance for Violin and Orchestra no 1 in G major, Op. 40
  • 08. Romance for Violin and Orchestra no 2 in F major, Op. 50

ユーザーレビュー

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ブッシュに関しては兄弟演奏かゼルキンとの...

投稿日:2013/01/20 (日)

ブッシュに関しては兄弟演奏かゼルキンとのペアーの室内楽等からその演奏に接し始め、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はLPベースで聴いていた者で書き込みさせていただきます。本演奏は1942年A.ブッシュが51歳の時にアメリカに来ていた兄F.ブッシュ(52歳)の指揮NYPOのバックによるライブ録音で演奏タイムは@21’55A9’24B9’05と若干短めな仕上げになっております。ライブですから例えば第1楽章の後拍手?も入りご愛嬌、聴き処は何と言ってもカデンツァで普通演奏されるヨアヒム作のものではなくブッシュ自身のオリジナル作で中々引き込まれました。戦時色濃い米独関係の時代、ドイツ魂の象徴表現のような演奏・・・力強く風格あるベートーヴェンに音楽の意味を考えさせられます。全体武骨な程がっちり凝集力のある演奏の中でもカデンツァ等即興的な表現も流石プロの味わいなのでしょう。中間楽章の素朴な安らぎ感も何とも言えません!同年収録のウォーレンシュテイン(44歳)/WORRO伴奏のロマンス第1番(タイム6’17)、第2番(同7’44)は放送用録音なのか少し音状態は良い様に思います。演奏も伴奏がやや通りいっぺんではありますが「ロマンス」なのでそれなりのロマンチックさで良いのではないかとも受け取っています。1943年収録のバッハのヴァイオリン協奏曲第1番(タイム@4’15A8’13B4’09)は伴奏がブッシュCPとコンティヌュオピアノのL.フォスの真っ向さが現代では聴けないひたむきな演奏で好感を持ちました。余談ですがA.ブッシュ演奏でブゾーニのヴァイオリン協奏曲に初めて接したので本盤には含まれておりませんが少し忘れない内にメモを入れておきます。それは1936年の演奏(同21’55)でバックが珍しいワルター(当時60歳)指揮ACOでのライブ録音で当時45歳技心とも絶頂期のブッシュが迫真の演奏を展開しております。そんなに他の演奏盤はリリースされてはいないのですが出ている演奏盤タイムは通常24〜25分が多く本盤演奏はカット部分があるのかどうかも分らないですがやはり短めになっていますね。曲自体は単一楽章ながらアレグロ・モデラートから最後プレスト・コーダと様々な表現を展開してくれ「流し聴き」にはマァマァ。ブッシュのふとしたレシタティーフ調が曲のしっとり感を見せてくれます。ヒストリカル盤として素晴らしいランクにさせていただきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ベートーヴェンのヴァイオリン協は知的で清...

投稿日:2011/10/24 (月)

ベートーヴェンのヴァイオリン協は知的で清潔感のある名演です。1942年2月7,8日のNYPコンサートの内の8日部分のライヴで第一楽章の後に拍手が入るのはご愛敬でしょう。カデンツアはマックス・レーガーの愛弟子であったブッシュ自身のものと考えられます(?)。7日のコンサートはもう一つだったようですが8日のそれは素晴らしものです。ベートーヴェンのこの曲は決定的推薦盤が乏しいですが、モノラルながら代表的演奏と言っても良いと思います。この翌日9日にはセッション録音が行われておりCBSからLPが出ていましたがそれも素晴らしい演奏です。再販を望みます。周知の方もおられるでしょうが、アドルフ・ブッシュは現在では忘れ去られていますがその経歴は素晴らしいものです。第一次大戦前後(当時のヨーロッパには名ヴァイオリニストが目白押しの中)にベルリン音楽院の教授に若くして就任しています。兄のフィリッツはザクセン歌劇場(現DSK)の音楽監督(亡命後の後任はベーム)でした。ただユダヤ人ではなかったにもかかわらずナチス政権に反対し、弟を加えた3人兄弟は亡命することとなりました(トーマス・マンもそうですが、50歳を超えて名声のさ中に信念のために亡命するドイツ人の強さに驚かされます)。識者からはドイツ音楽界(特に弦楽の)戦後の低迷の一因となったとも言われていることをご存じの方もおられることでしょう。大切にしたい演奏記録です。

仔牛ののぶちゃん さん | 大阪府 | 不明

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年代のわりに、ノイズはほとんどありません...

投稿日:2010/09/28 (火)

年代のわりに、ノイズはほとんどありません。 演奏は最高です。 何回聞いてもあきません。 これぞ古典。 なお、Music&Artsのものは、ライブ演奏としていいものが多いです。 ミルシテイン、フランチェスカッティのも良いです。

温故知新 さん | 富山県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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