ベートーヴェン(1770-1827)

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Blu-spec CD 2

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番、第24番 イーヴォ・ポゴレリチ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30512
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明


現代ピアノ界の異才、21年ぶりの新録音。

鬼才ピアニスト、イーヴォ・ポゴレリチのソニー・クラシカルからのデビュー・アルバム(長期専属契約の1枚
目)で、1998年グラモフォン発売のショパン『スケルツォ』以来21年ぶりのニュー・アルバムです。生前のホロヴィッツが愛奏したラフマニノフの超弩級のロマン派ソナタ、第2番とベートーヴェンの小ぶりなソナタ第22番、第24番という2曲は、今のポゴレリチならではの個性的な選曲でいずれも彼にとって初録音であるのみならず、この2人の作曲家のピアノ曲を録音するのも今回が初めてです。
 録音はベートーヴェンが2016年にドイツで、ラフマニノフが2018年にオーストリアで行われました。繊細な録音が、漆黒の重味を備えた独自のピアノ・サウンドと、一つ一つの音符を明晰かつ克明に弾き分けるタッチ、そしてポゴレリチの息遣いまでも余すところなく捉えています。2019年クラシック・ピアノ界最大の話題盤といえましょう。

「ソニー・クラシカルが現在の私の仕事に興味を持ってくださってとても感謝しています。何年も前のことですが、ソニーの創業者、盛田昭夫氏にセルゲイ・ラフマニノフの自作自演のCDセットをいただきました。当時のソニーのエンジニアが開発した当時最先端のリマスタリング・テクノロジーを使って制作されたものでした。間もなく発売される私のソニー・クラシカルでの最初のアルバムにはラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番が含まれており、この不思議なご縁をとても嬉しく思っています。」〜イーヴォ・ポゴレリチ

「イーヴォ・ポゴレリチがこれまでドイツ・グラモフォンに録音してきたアルバム(1981〜95年の間に14枚録音)はレコード界の「七つの奇跡」の一つといえるほど貴重なものであり、私はそこに新しい録音を加えようと今まで長い間努力していきました。ポゴレリチが長い沈黙を破ってようやく録音スタジオに戻り、私たちソニー・クラシカルが今年後半に彼の新しいアルバムを発売できるなんて、これ以上幸せなことはありません。」〜ボグダン・ロスチッチ〜ソニー・クラシカル社長、ポゴレリチと同郷のベオグラード生まれ、1964年生(メーカー資料より)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番嬰へ長調 Op.78『テレーゼ』
3. ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36


 イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)

 録音時期:2016年9月(1,2) 2018年6月(3)
 録音場所:ドイツ、エルマウ城(1,2) オーストリア、ライディング、リスト・ホール(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 エクゼクティヴ・プロデューサー、アーティスティック・スーパーヴァイザー:アヴォ・クユンチアン
 レコーディング・エンジニア:トーマス・ラング
 ピアノ調律:ルドルフ・モーザー(1,2) マンフレート・ヘーフェレ(3)

【イーヴォ・ポゴレリチ プロフィール】
1958年ベオグラード生まれ。12歳からモスクワの中央音楽学校で、その後はチャイコフスキー音楽院で勉強を続けた。1976年からは著名なピアニストで教育者のアリス・ケゼラーゼに師事。数々の国際コンクールでの優勝に続き、1980年のショパン国際コンクールで、本選を前に彼を落選させたことについての論争とそれに抗議して帰国してしまった審査員のひとり、マルタ・アルゲリッチの「だって彼は天才よ!」という言葉によってポゴレリチは一躍脚光を呼び、たちまち世界的に名を知られることになった。
 1981年のカーネギー・ホールでのデビュー以来、世界中で活躍、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロンドン響、パリ管、シカゴ響、ボストン響など世界有数のオーケストラと共演を重ねている。
 若い人への教育にも熱心で1986年にはクロアチアに若い演奏家をサポートするための財団を設立。1989年から開催しているドイツのバート・ヴェリスホーフェンでのポゴレリチ音楽祭では若い音楽家たちに著名な演奏家と共演する機会を与えている。また赤十字やサラエヴォ再建、癌や硬化症と闘う人のためにも多くのチャリティ・コンサートを行っている。1988 年にはユネスコから親善大使に任命された。
 1982年、ドイツ・グラモフォンからレコード・デビュー。以来同レーベルより14枚のソロ・アルバムをリリース。
 数年間の療養期間を経て2005年に6年ぶりの来日を果たして以来、定期的に来日。いつも大論争を起こす中、特に14年の来日公演は型破りな凄みの内にも統一された秩序があり、完全復活を果たしたことを聴衆に印象付けた。次回来日は2020年2月の予定で、2月16日、東京サントリーホールでソロ・リサイタルを開催することが発表されている。(メーカー資料より)

内容詳細

ポゴレリチによる、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第22番、第24番を収録。作品たちに生命を吹き込むような深い息遣いや、ポゴレリチ特有の明瞭なタッチと繊細な音色など、多彩な側面が垣間見られる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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ライブでは、作品を一から作り直したような...

投稿日:2021/03/02 (火)

ライブでは、作品を一から作り直したような強烈さが聞かれるが、アルバムではそれよりはだいぶまとまった曲の仕上がりとなっている。個人的には、どこにつ入れていってくれるかわからないようなライブのほうが好みではある。

OTTO さん | 東京都 | 不明

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 私は今のポゴレリッチを支持します。幾分...

投稿日:2020/08/09 (日)

 私は今のポゴレリッチを支持します。幾分迷走気味のところはありますが、十分に存在感のある演奏を聴かせてくれます。もう一昨年になるでしょうか、いやもっと前か、みやまコンソールでのシューマンとリストは大変面白く聴かせていただきました。いきなり遺作から始まる交響的練習曲もゆったりとしたリストのピアノ・ソナタも存分に堪能しました。今回のCD も悪くはないのですが、たまたま録音が終了した作品をそのまま出したという感じがします。ラフマニノフには前奏曲かプロコフィエフあたりを加えてくれたら良かったのにと思います。ベートーヴェンはもっとまとまったものを聴かせて欲しい・・・。どちらもそれなりに面白い演奏ではあるのですが。

ヤナハル さん | 鹿児島県 | 不明

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DG時代初期の光輝いていた頃の演奏と比べて...

投稿日:2020/02/19 (水)

DG時代初期の光輝いていた頃の演奏と比べて本当におかしくなっています。あのころは、ツイマーマンと並んでポリーニ・アルゲリッチの後継者候補だったのですが、、、 DG時代も後半になると、やたらとテンポが遅くなり、切れ味も失われ、失速してしまいそうでDG初期・中期を知っている私は悲しくなってしまいました。今回もそれが継続です。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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