ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ホロヴィッツ未発表カーネギー・ホール・ライヴ3(ベートーヴェン:月光、ワルトシュタイン、ハイドン:ソナタ第52番)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697604742
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ホロヴィッツ未発表カーネギー・ホール・ライヴ(3)
ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番、ベートーヴェン:月光&ワルトシュタイン


ホロヴィッツがその全盛期に残した秘蔵ライヴ録音を初発売。
聴衆を前にした圧倒的な気迫漲るホロヴィッツならではのハイドンとベートーヴェン。

【まさに全盛期のホロヴィッツの記録】
第2次大戦後の1945年から、ホロヴィッツがアメリカ・デビュー25周年を祝った1953年にかけての8年間は、42歳から50歳のまさに心技ともに絶頂期にあったホロヴィッツが意欲的に新しいレパートリーに取り組み、またニューヨークを中心にアメリカ各地で最も旺盛に演奏活動と録音を行なった時期に当たります。この当時、ホロヴィッツは録音面ではRCAと専属契約を結んでいましたが、それとは別に、1949年から1950年にかけて、ニューヨークのカーネギー・ホールで行ったリサイタルを、おそらく自分が後に試聴することを目的として、私費を投じてカーネギー・ホール・レコーディング・コーポレーションという録音チームに録音させました。ほぼ18回のリサイタルの全貌を記録したこれら一連の録音は、ホロヴィッツが亡くなるおよそ2年半前に、その他のさまざまな私有財産とともにイェール大学に寄付し、ウラディミール・ホロヴィッツ〜ワンダ・トスカニーニ・アーカイヴに保管されています。

【聴衆を前にしたホロヴィッツの圧倒的なノリの良さを刻印した名演】
当アルバムは、その貴重なライヴ録音の中から、選りすぐりの演奏を発売するCD3枚のシリーズ「VLADIMIR HOROWITZ AT CARNEGIE HALL-THE PRIVATE COLLECTION」の3枚目となるもので、1945年から1947年にかけてライヴ録音された、ハイドンとベートーヴェンのソナタ3曲を収めています。

【オリジナル音源から最良の状態でリマスタリング】
これらの録音はもともと16インチという巨大なアセテート盤(ラッカー盤)に記録されたモノラル録音ですが、放送録音のエアチェックや会場録音ではなく、プロによる録音であるため、ホロヴィッツの緊迫感に満ちた演奏や多彩な音色を味わうのに充分なクオリティで収録されていることが大きな特徴です。復刻を担当したのは、元BMGクラシックスのエンジニア兼リイッシュー・プロデューサーで、「ウィリアム・カペル全集」などの発売をプロデュースしたジョン・サミュエルズ。サミュエルズは、ホロヴィッツのディスコグラフィを著してしまうほどのホロヴィッツ・エキスパート」であり、盤面ノイズやピッチ変動など問題の多いオリジナル録音を丹念に再生し、抜本的なノーノイズ処理などは一切行わずにリマスター、オリジナル録音の持つ輝きを見事に現代に蘇らせています。(ソニーBMG)

【収録情報】
・ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI:52
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調作品53『ワルトシュタイン』
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2『月光』
 ヴラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)

 録音時期:1946年4月8日(ハイドン)、1945年3月28日(ワルトシュタイン)、1947年4月28日(月光)
 録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 イェール大学音楽資料室ウラディミール・ホロヴィッツ〜ワンダ・トスカニーニ・アーカイヴ所蔵の音源より

ユーザーレビュー

総合評価

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ハイドンもベートーヴェンもセッション録音...

投稿日:2010/02/11 (木)

ハイドンもベートーヴェンもセッション録音とホロヴィッツの演奏のコンセプトは大きく変わらないのだが、ライヴだけに躍動感が違い、聴き手を強く惹きつける。1948年といえばテープ録音時代なのにアセテート盤録音というのが惜しく、持続的なスクラッチノイズが耳障りだが、マイクの性能やセッティングが良かったのか、クリアーな打鍵の重量感や生々しい輝き、臨場感を驚くべきほど生々しく伝えている。ノイズさえなければ、RCAのモノラルセッション録音よりも、この巨匠の打鍵の輝きを忠実に伝えるこのシリーズの音質の方が一枚上だろう。ホロヴィッツの最盛期はSP時代〜初期LP時代だったということを改めて思い知らされる。

eroicka さん | 不明 | 不明

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月光もワルトシュタインも72年のステレオ...

投稿日:2010/02/01 (月)

月光もワルトシュタインも72年のステレオ録音と解釈がほとんど変わっていないことに驚き!同時に録音も進化していないことにも驚き(というか、本当にCBSの録音は貧弱で情けない!)。しかしステレオでは、もどかしさを感じたトリルの粒立ちや、スフォルツァンドの切れは当盤では万全であり、ホロヴィッツが頭で描いていた通りの音楽が鳴っていることを確信する。電気的なノイズ処理を行っていないとのことだが、本録音とて、そんなに高域の微妙なレゾナンス成分を捉えきってはいないので、適度なノイズリダクションを行った方が良かったように感じる。

meji さん | 神奈川県 | 不明

4

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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