ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』、ワーグナー:ジークフリート牧歌 ショルティ&ウィーン・フィル(シングルレイヤー)(限定盤)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGD9037
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

「SACD〜SHM仕様」シリーズ第25回発売
ベートーヴェン:『英雄』、ワーグナー:ジークフリート牧歌
ショルティ&ウィーン・フィル


音声は非圧縮で収録!
シングルレイヤー仕様により反射率向上!
SHM仕様により読取精度向上!
生産限定盤

どちらも有名な『ニーベルングの指環』全曲録音の最中にウィーン・フィルと録音したもの。コンサート・マスターがボスコフスキーが務めていた頃のまさにウィーン・フィル黄金時代の演奏。(Universal Music)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
2. ワーグナー:ジークフリート牧歌

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)

 録音時期:1959年(1)、1965年(2)
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 ※SACD対応プレイヤーで再生できます。


「SACD〜SHM仕様」シリーズ

原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。

「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。(Universal Music)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第1楽章:Allegro con brio
  • 02. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第2楽章:Marcia funebre (Adagio assai)
  • 03. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第3楽章:Scherzo (Allegro vivace)
  • 04. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第4楽章:Finale (Allegro molto)
  • 05. ジークフリート牧歌

総合評価

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5.0

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ショルティ/VPOと言えば1958年頃からスター...

投稿日:2013/09/14 (土)

ショルティ/VPOと言えば1958年頃からスタートしたDECCAでのワーグナー「ニーベリングの指輪」等の収録が私がクラシック音楽を聴き出した頃には快調に進行しレコード雑誌にも賑やかにその宣伝広告が載っておりました。当時のそうした状況下で1959年ショルティ47歳のギラギラした時期でのベートーヴェン交響曲第3番「英雄」の本盤収録演奏(タイム@19’12A16’22B5’35C12’30)はこの曲自体ベートーヴェン交響曲中比較的ショルティ向きと思われる事もあって緊張感ある踏み込みがあちこちで聴かれる中々充実した演奏になっているのではないでしょうか。元々「英雄」交響曲に対してはその冗長感と常套的ヒーロー感から正直そんなに気に入っている曲ではないのですがこのショルティ/VPO分は第1楽章、最終楽章への反復も入れたりしているにも拘わらずそうした冗漫感がなく多分それは威勢の良いショルティとVPOとの真向勝負的な色合いが更にDECCA録音によるVPOの潤った美音効果の再現により曲の「退屈さ」を軽減している為だと思っております。我々が描く後年のショルティらしさとは異なって「楽団」効果(HMVレビューにも触れているボスコフスキーの存在感もひょっとしたら有るのかも?)が占める割合が高いのでしょう・・・エネルギッシュさはそれこそ後年のCSOとの演奏に譲ることになりましょう。ショルティ指揮「英雄」交響曲の他演奏盤は1968年LSO(同@15’57A17’20B6’05C12’41)、1972〜1973年CSO(同@19’25A17’30B5’50C12’15)、1989年CSO(同@17’57A15’19B5’32C11’16)。併録のジークフリート牧歌(1965年、同18’21)では初演の小編成スタイルをちゃんと採用しており先の交響曲での反復導入とかこうした姿勢は走りのショルティには特徴的でありましたね。高品質でも期待プラスで最高ランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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力強く、オーソドックス。ショルティから連...

投稿日:2012/10/25 (木)

力強く、オーソドックス。ショルティから連想される通りですがその中にも柔らかさがあり素晴らしいと思います。 録音もいい意味でアナログ的美音です。

匠 さん | 京都府 | 不明

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ショルティは20世紀後半を代表する指揮者...

投稿日:2012/09/01 (土)

ショルティは20世紀後半を代表する指揮者の一人であるが、我が国の音楽評論家の間での評価は実力の割に極めて低いと言わざるを得ない。先般、お亡くなりになった吉田秀和氏などは、数々の著作の中で、公平な観点からむしろ積極的な評価をしておられたと記憶するが、ヴェルディのレクイエムなどを除いて事あるごとに酷評しているとある影響力の大きい音楽評論家をはじめ、ショルティを貶すことが一流音楽評論家の証しと言わんばかりに、偏向的な罵詈雑言を書き立てる様相ははっきり言っておぞましいと言うほかはないところだ。ニキシュは別格として、ライナーやオーマンディ、セル、ケルテスなど、綺羅星の如く登場したハンガリー人指揮者の系譜にあって、ショルティの芸風は、強靭で正確無比なリズム感とメリハリの明晰さを旨とするもの。そうした芸風でシカゴ交響楽団を鍛え抜いた力量は、先輩格のライナー、オーマンディ、セルをも凌駕するほどであったと言えよう。もちろん、そうした芸風が、前述のような多くの音楽評論家から、無機的で冷たい演奏との酷評を賜ることになっているのはいささか残念と言わざるを得ない。確かに、ショルティの芸風に合った楽曲とそうでない楽曲があったことについて否定するつもりは毛頭ないが、少なくともショルティの演奏の全てを凡庸で無内容の冷たい演奏として切って捨てる考え方には全く賛同できない。ただ、ショルティのそうした芸風からずれば、ウィーン・フィルとの相性が必ずしも良くなかったことはよく理解できるところだ。フレージングの一つをとっても対立したことは必定であり、歴史的な名演とされる楽劇「ニーベルングの指環」の録音の合間をぬって録音がなされたとされる、本盤におさめられたベートーヴェンの交響曲第3番や、更に後年に録音がなされたワーグナーのジークフリート牧歌にしても、ウィーン・フィルの面々は、ショルティの芸風に反発を感じながらも、プロフェッショナルに徹して演奏していたことは十分に想定できるところだ。膨大なレコーディングとレパートリーを誇ったショルティであるが、ショルティはベートーヴェンの交響曲全集をシカゴ交響楽団とともに2度にわたってスタジオ録音しており、ウィーン・フィルとともに本演奏を含め数曲をスタジオ録音しているなど、ベートーヴェンの交響曲を自らの重要なレパートリーとして位置づけていた。とは言え、マーラーの交響曲のように、ショルティの芸風に符号していたかどうかは疑問のあるところであるが、それでもウィーン・フィルとの一連の録音は、ショルティの鋭角的な指揮ぶりを、ウィーン・フィルの美音が演奏全体に潤いを与えるのに大きく貢献しており、いい意味での剛柔のバランスのとれた名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。もちろん、ウィーン・フィルとしてはいささか不本意な演奏であろうが、それでも生み出された音楽は立派な仕上がりであり、聴き手としては文句を言える筋合いではないと言える。いずれにしても、強靭なリズム感とメリハリの明瞭さにウィーン・フィルならではの美音による潤いが付加された本演奏は、併録のワーグナーのジークフリート牧歌とともに、若き日のショルティを代表する名演と評価するのにいささかの躊躇をするものではない。かかる名演が、今般のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CDによって、ショルティの本演奏へのアプローチがより鮮明に再現されることになったのは極めて意義が大きいと言えるところであり、加えて、本演奏の素晴らしさをより多くのクラシック音楽ファンにアピールすることに大きく貢献するものとして高く評価したい。いずれにしても、ショルティ&ウィーン・フィルによる素晴らしい名演を、現在望みうる最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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