ベートーヴェン・レジェンダリー・レコーディングズ
2020年ベートーヴェン生誕250年記念リリース。
名門ソニー・クラシカルとRCA Red Sealの名盤・大投入でお送りする25枚組ボックス。
20世紀のベートーヴェン演奏史を飾る名演のオンパレード。
完全生産限定
ベートーヴェンは、1770年12月17日に洗礼を受けました。ちょうど2020年は生誕250年となります。それを記念して、ベートーヴェンの代表する名曲を、ソニー・クラシカルと「RCA Red Seal」が誇る名盤で辿る25枚組です。
9つの交響曲は、ブルーノ・ワルター(第1番)、バーンスタイン(第3番・第8番)、ジョージ・セル(第2番・第4番・第6番)、フリッツ・ライナー(第5番・第7番)、ミュンシュ(第9番)というラインナップ。20世紀中盤に残されたステレオ初期の名盤ばかりです。5曲の序曲はミュンシュ&ボストンが選ばれています。
協奏曲は、リビング・ステレオの名盤、ハイフェッツ&ミュンシュの鉄壁のヴァイオリン協奏曲に始まり、5曲のピアノ協奏曲では、グールド(第1番・第2番)、フライシャー&セル(第3番・第4番)、そしてルービンシュタイン&ラインスドルフ(皇帝)という個性豊かな名手で揃います。三重協奏曲はこれまたLP時代の定番、スターン&ローズ&イストミンがオーマンディと共演した64年盤。
スターン・トリオは『大公』『幽霊』のピアノ三重奏曲でも起用されているほか、同時代のハイフェッツ&ラテイナー&ピアティゴルスキーのトリオによる第1番も。ハイフェッツ晩年の室内楽録音からは、弦楽三重奏曲第3番とセレナードも選ばれています。ヴァイオリン・ソナタはフランチェスカッティ、チェロ・ソナタはヨーヨー・マ、7曲収録されている弦楽四重奏曲では、1950年代のモノ盤ブダペスト、1960年代のジュリアード、そして1990年代の東京クヮルテットが豪華揃い踏み。
ピアノ・ソナタは11曲で、やはりLP時代の定番であったルドルフ・ゼルキンの三大ソナタのほか、没後に発売された後期3曲が同じゼルキンで収録されているほか、ペライア(第3番・告別)、ホロヴィッツ(ワルトシュタイン)、リヒテル(葬送)、ローゼン(ハンマークラヴィア)が選ばれているのも豪華。しかもディアベリ変奏曲は、最新のイゴール・レヴィット盤が収録されているのも心憎いところ。
声楽曲では、若きバーンスタインの情熱が爆発するかのような『ミサ・ソレムニス』、オーマンディによる『オリーヴ山上のキリスト』、クレスパンとシッパースが共演した『ああ、不実な人よ』というアナログ時代のコロンビアの名盤が選ばれているほか、珍しいところでは、ビョルリンクのカーネギー・ホール・ライヴによる『アデライーデ』が含まれています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21
ブルーノ・ワルター(指揮)、コロンビア交響楽団
録音:1959年1月6,8日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1964年1月27日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
録音:1964年10月23日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
録音:1963年4月5,6日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール
Disc3
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団
録音:1959年5月4日、シカゴ、オーケストラ・ホール
● 交響曲第7番イ長調 Op.92
フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団
録音:1955年10月24日、シカゴ、オーケストラ・ホール
Disc4
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
録音:1962年1月20,21日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1963年10月7日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
レオンティーン・プライス(ソプラノ)
モーリーン・フォレスター(コントラルト)
デイヴィッド・ポレリ(テノール)
ジョルジョ・トッツィ(バス)
ニュー・イングランド音楽院合唱団
シャルル・ミュンシュ(指揮)、ボストン交響楽団
録音:1958年12月21,22日、ボストン、シンフォニー・ホール
Disc6
● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ(指揮)、ボストン交響楽団、
録音:1955年11月27,28日、ボストン、シンフォニー・ホール
● ロマンス第1番ト長調 Op.40
● ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
小澤征爾(指揮)、ボストン交響楽団
録音:1980年9月29日、ボストン、シンフォニー・ホール
Disc7
● ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
グレン・グールド(ピアノ)
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)、コロンビア交響楽団
録音:1958年4月29,30日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
グレン・グールド(ピアノ)
レナード・バーンスタイン(指揮)、コロンビア交響楽団
録音:1957年4月9,10日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
Disc8
● ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
レオン・フライシャー(ピアノ)
ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
録音:1961年4月14日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール
● ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
レオン・フライシャー(ピアノ)
ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
録音:1959年1月10日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール
Disc9
● ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)、ボストン交響楽団
録音:1963年3月4日、ボストン、シンフォニー・ホール
● 合唱幻想曲 ハ短調 Op.80
エマニュエル・アックス(ピアノ)
ニューヨーク・コーラル・アーティスツ
ズービン・メータ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1983年2月2日、ニューヨーク、エイヴリー・フィッシャー・ホール(ライヴ)
Disc10
● ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
レナード・ローズ(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)
ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
録音:1964年4月16日、フィラデルフィア、タウン・ホール
● ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97『大公』
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
レナード・ローズ(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)
録音:1965年10月2日、スイス、ヴィンタートゥール
Disc11
● 序曲集
1. 『レオノーレ』序曲第2番 Op.72a
2. 『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b
3. 『レオノーレ』序曲第1番 Op.138
4. 歌劇『フィデリオ』序曲 Op.62
5. 序曲『コリオラン』 Op.62
シャルル・ミュンシュ(指揮)、ボストン交響楽団
録音:1956年2月26,27日(1-3,5)、1955年11月9日(4)、ボストン、シンフォニー・ホール
Disc12
1. ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1『幽霊』
2. ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
レナード・ローズ(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)
録音:1969年5月14日(1)、1970年5月26日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
Disc13
1. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
2. ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
3. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ロベール・カサドシュ(ピアノ)
録音:1961年10月2-7日(1)、1958年5月12-14日(2,3)、パリ
Disc14
● チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
● チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ヨーヨー・マ(チェロ)
エマニュエル・アックス(ピアノ)
録音:1983年7月18,20日、ニューヨーク、RCAスタジオ
Disc15
● ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
● ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
● ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
録音:1962年12月8,14,15日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
Disc16
● ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
マレイ・ペライア(ピアノ)
録音:1990年9月30日、オールドバラ、スネイプ・モルティングス・コンサート・ホール
● ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.35『ワルトシュタイン』
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
録音:1972年12月20日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
● ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
マレイ・ペライア(ピアノ)
録音:1984年12月19日、ニューヨーク、トロイ・ミュージック・ホール
● バガテル イ短調 WoO.59『エリーゼのために』
マレイ・ペライア(ピアノ)
録音:1994年4月28日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
Disc17
● ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
チャールズ・ローゼン(ピアノ)
録音:1964年10月12,13日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
● ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1960年11月29,30日、ボストン、シンフォニー・ホール
Disc18
● ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
録音:1976年6月8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
● ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
録音:1960年8月25,26日、ヴァーモント、マールボロ
● ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
録音:1967年3月15,16日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
Disc19
● ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
イゴール・レヴィット(ピアノ)
録音:2015年1月29日〜2月1日、ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、大ホール
Disc20
● 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
● 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
● 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
東京クヮルテット
録音:1991〜1992年、プリンストン大学、リチャードソン・ホール
Disc21
● 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
● 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
ジュリアード弦楽四重奏団
録音:1964年5月12,18-20日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
Disc22
1. 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
2. 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1952年5月5日(1)、1951年12月4-6日(2)、ワシントン、アメリカ議会図書館(モノラル)
Disc23
● 弦楽三重奏曲第3番ニ長調 Op.9-2
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
録音:1960年8月17,22日、ハリウッド、RCAスタジオ
● ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ジェイコブ・ラテイナー(ピアノ)
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
録音:1964年3月23日、ハリウッド、NBCスタジオ
● セレナード ニ長調 Op.8
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
録音:1960年8月15,22日、ハリウッド、RCAスタジオ
Disc24
● シェーナとアリア『ああ、不実なる者よ』 Op.65
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
トマス・シッパース(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1965年2月9日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
● オラトリオ『オリーヴ山上のキリスト』 Op.85
ジュディス・ラスキン(ソプラノ/天使)
リチャード・ルイス(テノール/イエス)
ハーバート・ビーティ(バス/ペトロ)
テンプル大学合唱団
ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
録音:1963年4月17日、フィラデルフィア、タウン・ホール
● 歌曲『アデライーデ』 Op.46
ユッシ・ビョルリンク(テノール)
フレデリック・シャウベッカー(ピアノ)
録音:1955年9月24日、ニューヨーク、カーネギー・ホール(モノラル/ライヴ)
Disc25
● ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)ニ長調 Op.123
アイリーン・ファーレル(ソプラノ)
キャロル・スミス(メゾ・ソプラノ)
リチャード・ルイス(テノール)
キム・ボルイ(バス)
ウェストミンスター合唱団
レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1960年4月18,21日、ニューヨーク、マンハッタン・センター