ベートーヴェン・フォー・スリー〜交響曲第1番、ピアノ三重奏曲第5番『幽霊』、第4番『街の歌』　ヨーヨー・マ、レオニダス・カヴァコス、エマニュエル・アックス

現代最高のトリオが放つベートーヴェン企画 vol.4

エマニュエル・アックス（ピアノ）、レオニダス・カヴァコス（ヴァイオリン）、ヨーヨー・マ（チェロ）という現代最強トリオによるベートーヴェン・プロジェクト第4作目。2022年からリリースがスタートした、ベートーヴェン交響曲の世界をピアノ・トリオで演奏する本企画。これまで『運命』『田園』等で伸びやかな新境地を披露し、2024年3月発売された第3作目『ベートーヴェン･フォー・スリー〜交響曲第4番／大公』ではグラミー賞最優秀室内楽アルバム（小編成）にノミネートされました。さらなる高みに向かって3人の挑戦はこれからも続いていきます・・・。（メーカー資料より）

【収録情報】
ベートーヴェン：
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21（シャイ・ウォスネル編、ピアノ三重奏曲版）
● ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1『幽霊』
● ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 Op.11『街の歌』

　エマニュエル・アックス（ピアノ）
　レオニダス・カヴァコス（ヴァイオリン）
　ヨーヨー・マ（チェロ）

　録音時期：2022年〜2024年
　録音方式：ステレオ（デジタル）

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『ベートーヴェン・フォー・スリー』は、アックス、カヴァコスとヨーヨー・マの3人がベートーヴェンの交響曲を軸にその音世界をピアノ三重奏曲で演奏するプロジェクト。2021年のタングルウッド音楽祭で3人が初めて「ベートーヴェン：交響曲第2番」をピアノ三重奏形式で演奏したことに端を発します。この演奏は即座に成功を収め、第2番と第5番がシリーズ第1作として2022年春に発売。以来、交響曲第6番『田園』／ピアノ三重奏曲第3番ハ短調（2022年11月）、交響曲第4番＆ピアノ三重奏曲第7番『大公』（2024年3月）の合計3作品がリリースされており、この度発売される最新アルバムはシリーズ4作目となります。2025年8月22日には全曲デジタル配信がスタートし、9月10日には国内盤がリリースとなります。

「シンフォニーに参加できることはとても素晴らしいことだとみんな感じている。室内楽奏者、オーケストラ奏者、協奏曲を演奏する人、トランスクリプションを演奏する人、作曲する人、指揮する人・・・これらすべてが重なり合うことなく別々のカテゴリーとして捉えられている。そのようなサイロ化された考え方は、創造性や人々の間のコラボレーションを妨げるものだと思う。だからこそ今日本当に重要なことのひとつに、音楽の最初の原点に立ち返ること・・・つまり一緒に何かをやってみたいと思う友人同士のシンプルな交流に立ち返ることだと感じています」とヨーヨー・マはコメントしています。

グラモフォン誌は『交響曲第5番』の録音を取り上げ、「アックス、カヴァコス、マによる演奏は、冒頭のアレグロ・コン・ブリオなど、私が聴いたどのオーケストラ演奏にも劣らない強烈なものであるだけでなく、アンダンテ・コン・モートで聴くことができるように音楽的な並置に信じられないほど敏感で、繊細さと英雄的な大胆さの巧みなバランスも秀逸、深く感動させられる」と絶賛しました。

彼らは来月8月3日（日）に再びタングルウッド音楽祭で再び共演を果たします。シャイ・ウォスネルがピアノ四重奏用に編曲した交響曲第3番を中心としたオール・ベートーヴェン・プログラムで、『レオノーレ』序曲第3番（同じくウォスネルがピアノ四重奏用に編曲）と『街の歌』も演奏。レオノーレ序曲と交響曲第3番ではヴィオラ奏者のアントワン・タメスティの参加も予定されています。（メーカー資料より）