ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

ピアノ協奏曲第4番、第5番『皇帝』 ポリーニ、ベーム&ウィーン・フィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4620
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ザ・オリジナルス Special
アナログ時代の音源をハイ・ビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズのリニューアル!(一部デジタル録音も含みます)
不滅の名盤がルビジウム・カッティングで更に蘇る!


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、第5番『皇帝』
ポリーニ、ベーム&ウィーン・フィル


若き日のポリーニと晩年のベーム。研ぎ澄まされたピアニズムで作品の真価を問う前者と、楽譜に忠実でありながら全体に適度なバランスを保ち安定した演奏を聴かせる後者。この決して同質とは言えない二人の音楽性の出会いと、個性の違いが興味深い成果をあげた好例といえます。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ピアノ協奏曲第4番ト長調op.58
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op.73『皇帝』
 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音時期:1976年6月(第4番)、1978年5月(第5番)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

【OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)】
オリジナル・アナログ・マスターテープに詳細に記録されている録音データに基づき、DGが開発した最新のテクノロジー「オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング」(略してOIBP)による、録音テイクごと丁寧にバランスやアコースティックを調整して、演奏家が望んだであろう、そして、エンジニアが録ろうとしたであろう、オリジナル・サウンドをより鮮明に、より表現豊かに再現しています。1本のマスター・テープのために割く作業内容は、大変に神経のいるもので、出来上がるまでにかなりの時間を要します。このように制作されたアルバムは、また新たな感動をもって聴くことができます。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

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ポリーニがベーム/VPOのバックを得て1970年...

投稿日:2012/05/22 (火)

ポリーニがベーム/VPOのバックを得て1970年代後半に録音スタートしたベートーヴェン・ピアノ協奏曲集はベームの体調理由による降板で一部指揮をヨッフムが代わって完成したシリーズ物からの本盤は第5番「皇帝」協奏曲等であります。1978年収録(タイム@20’26A8’03B10’17)なので若い36歳ポリーニと84歳の最晩年期ベームとの組み合わせという事になり各々がその特徴を活かしたまことに各楽章テンポ共々バランスの取れた仕上がりになっております。所謂「皇帝」というネームから連想される雰囲気とは異なって力み無くしかも完璧テクニックで「華やかさ」さえただよわせるピアノとオーソドックスに安定感あるサポートが上手くブレンドしています、第1楽章ピアノのスタート合図からしばらくオーケストラの演奏が入るのですがベームの押しの強さが垣間見れます。この楽章で先ほど書いた強く豪快なドイツ風「皇帝」というより優雅なやはり気のせいかイタリア風な感じなのです。聖歌的に進む中間楽章はやや古さを感じさせる演奏ですが実にピアノの研ぎ澄まされた音の粒が美しいですね。最終楽章・・・フレーズ繰り返しが多い楽章に個人的には少し執拗さ・退屈さも覚え本盤演奏にも平板さを感じたのですがピアノの溌剌感がその辺りを軽減してくれました。なお、ポリーニは後年1993年アバド/BPOとの共演ライブ盤(タイム@20’29A7’48B10’35)があり何かと本演奏と比較対象になっている様です。又ポリーニがまだティーンエイジャーだった1959年にM.プラデッラ/RAIローマSOのバックでのモノラルライブ盤もHMVカタログにはあります。併録の第4番(1976年収録、タイム@17’22A5’07B10’17)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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若き皇帝の金字塔。現在所有しているCDは...

投稿日:2010/12/18 (土)

若き皇帝の金字塔。現在所有しているCDは、SHM−CD盤だが、同様のフォーマットのルービンシュタイン&バレンボイム盤と共に、不滅の名盤と呼びたい。面白いもので、ピアニストが老大家のルービンシュタイン盤では、オーケストラも悠然とした風格を示し、ピアニストが若いポリーニ盤では、オーケストラも若々しい血気盛んな様相を示す。「皇帝」を聴くとき、この2枚は一際高く聳える指標になるものと思う。

ポックン さん | 千葉県 | 不明

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全集を目指したプロジェクトは、「皇帝」に続き...

投稿日:2009/12/05 (土)

全集を目指したプロジェクトは、「皇帝」に続き、80年11月VPOのニコライコンサートで2番を実演、その後セッション録音の予定だったが、ベームの体調不調で実現せず、81年8月のベームの逝去(ポリーニは8月22日ベームの故郷グラーツでの「家族葬」にも参列、敬愛する大指揮者に哀悼の意を捧げた)により、ヨッフムが引継いだことは周知の通り。シリーズ3作目の「皇帝」は両者の共演も脂の乗った感があり充実の名演。若き(36歳)ポリーニが、気合の入ったベームのリードのもと、伸び伸びと、溌剌とした皇帝像を描く。当時のポリーニの絢爛たるピアニズムが曲想とマッチして大変効果的。ドイツ風の皇帝とは一味違うがこうしたベートヴェンも魅力的だ。第4番もハイレヴェルだが、当時のポリーニ(34歳)はこの曲の行間の深み、滋味を表現しつくすには至ってない感がある。ベームの指揮もバックハウス、VSOとのDVD(67年、これは大変な名演だ)に比べるとやや弾力性が不足。ライナーノーツの誤り(3番がこのシリーズ最後の録音←3番は77年5番が78年)、ケース裏の4番の録音年月記載ミス(71年10月ではなく76年6月)。どうしてこの程度のミスがチェックできないのか。商品に対する責任、音楽に対する愛情が微塵も感じられない。猛省を促したい。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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