ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

ピアノ・ソナタ第19番、第20番、第29番 仲道郁代

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC34107
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

仲道郁代 デビュー20周年記念連続リリース 第1弾
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 VOL.10
ハンマークラヴィーア・ソナタ

●未曾有のスケールを誇る巨大な『ハンマークラヴィーア・ソナタ』
ベートーヴェンの32曲のソナタ中最大・最長の規模で書かれた第29番『ハンマークラヴィーア』は、ソナタ形式、インテルメッツォ風のスケルツォ、深遠なアダージョ、そしてフーガによるフィナーレという4つの楽章からなり、ベートーヴェンのピアノ創作の頂点を極めた傑作。演奏するピアニストも肉体と精神の限界を試される史上最難曲の一つであるだけに、女性ピアニストによる録音は多くはありませんが、ここでは既発売の9枚で証明されてきたとおり、今まさに充実の極みにある仲道ならではの見事な演奏解釈が刻み込まれています。仲道は、彩の国さいたま芸術劇場におけるソナタ全曲演奏+レクチャー・コンサートでもこの曲を最後に取り上げ、まさにシリーズ掉尾を飾る充実した演奏を成し遂げただけでなく、2006年10月の20周年記念シーズンの幕開けとなった紀尾井ホールのリサイタルのメイン・プログラムとしてこの作品を選ぶなど、この巨大なソナタへの執念はすさまじいほど。作品番号は「第19番」「第20番」と中期ながら、実は初期に書かれた作品49の愛らしいソナタ2曲を併せて収録。

●充実した曲目解説つき
当プロジェクトは作曲家・諸井誠氏監修によっており、解説書にもベートーヴェン研究の第一人者である諸井氏ならではの精細な曲目解説が掲載されています。ソナタ形式の構造論に主眼を置きながら、「ベートーヴェン・人生ソナタ論」といったユニークな論点から各ソナタが分析されており、それだけでも一読の価値がある読み物となっています。(BMG)

ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
・ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
・ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
 仲道郁代(ピアノ)
 録音時期:2006年3月14日〜17日(第29番1)、2004年6月1日〜5日(第19,20番)
 録音場所:彩の国さいたま芸術劇場、音楽ホール
 DDD/STEREO/24BIT 96KHZ RECORDING

内容詳細

今までの9枚がすべて高く評価されているが、このハンマークラヴィーアはさらなる高みへと到達した。自然に流れていながら、細やかな神経が行き届き、どの瞬間にも楽興があふれている。この長大な作品が、少しも長く感じられずに聴いてしまえるなんて、滅多にないことだ。★(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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全集としての詳しいレビューはVol.11のCD...

投稿日:2013/05/16 (木)

全集としての詳しいレビューはVol.11のCDに書いた。この盤では何といってもハンマークラヴィーアの素晴らしい演奏が光る。NHKでライヴ演奏の中継を観たが、CDとは全く異なるアプローチの名演奏を繰り広げていて、愕然とした。CDでは全体の構成をがっちりとまとめ、その上で部分の意味を深く読み込んでいく悠然たる演奏、「あまりの破綻のなさに息がつまる」演奏を聴かせている。「スタジオ録音での全集」としては最善の結果を出していると言えるだろう。いっぽうライヴでは、最終楽章のフーガで鬼神のごとき音楽への没入を見せ、「ベートーヴェンにとってフーガは音の幾何学ではなく、人間的感情を盛る最高の器だったのだ」と教えてくれた(私は彼女のこのライヴ演奏を観て、はじめて「大フーガ」が何であるかを悟った)。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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第29番『ハンマークラヴィーア』、第19...

投稿日:2011/07/16 (土)

第29番『ハンマークラヴィーア』、第19番、第20番。ベートーヴェンとの出会いはLP時代の『第九』フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団だった。いまやベートーヴェン交響曲全集はいくらでも出ているが、ティーレマン指揮ウィーン・フィル(ブルーレイ)の時代である。そしてピアノソナタ全集は仲道郁代の時代であると言っても過言ではあるまい。『ハンマークラヴィーア』はこの全集の白眉の一つだろう。バレンボイムのベートーヴェンピアノソナタ全集(ライブ)がDVDで出ているが、仲道郁代が同じことをすれば絵になるだろうなあ。凄いピアニストであるだけではなく若いし美人でセクシーだし…。レディー・ガガとやらがなんぼのもんやね(笑)。

Vigore さん | 兵庫県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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