Hi Quality CD

ピアノ・ソナタ全集、ディアベリ変奏曲 ダニエル・バレンボイム(2020)(13MQA/UHQCD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG40116
組み枚数
:
13
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

【ベートーヴェン生誕250年】【生産限定盤】【国内盤のみMQACD】【国内盤のみUHQCD】
「完全なる音楽家」と呼ばれる現代最高の巨匠指揮者にして、ピアニストであるダニエル・バレンボイムほどあらゆる側面から集中的にベートーヴェンに携わってきた音楽家はいません。指揮者として交響曲全曲や、室内楽の録音も多数ありますが、ピアノ・ソナタ全曲録音はなんと今回で5度目となります(映像含む)。まさにベートーヴェンを知り尽くしたベートーヴェン・マスターによる究極の全集で作曲家の生誕250周年を祝います。
 ピアノ・ソナタの新録音をディスク1〜10の10枚に収録、そしてディスク11に『ディアベリ変奏曲』を、さらにディスク12と13はウェストミンスター・レーベルに1958年、当時15歳の天才少年バレンボイムが録音した6曲のピアノ・ソナタを収録しています。
 この全集は、今年コロナ・ウィルスのパンデミックのために多くの公演が中止となり、ベートーヴェンの楽譜に深く没頭したことにより生まれました。4月にピエール・ブーレーズ・ザールから全世界に配信したライヴ・ストリーミング・コンサートの『ディアベリ変奏曲』のライヴ録音に続き、ソナタ全曲を5月〜6月にスタジオ録音しました。「ピアノを弾くことだけに3ヵ月もの時間を費やしたことは過去50年間無かった」とバレンボイムは語っています。膨大な経験にもかかわらず、バレンボイムはこれらの作品に「ゼロから」アプローチし、作品に新たな光をあてています。
 ディスク1〜10とディスク12、13はMQA88.2kHz/24bit、ディスク11はMQA88.2kHz/24bitフォーマットに48kHz/24bitのデータを収録したUHQCDとなります。これらは全てのCDプレーヤーで再生可能な高音質CDで、MQA対応機器を使用すれば元となっているマスター通りのハイレゾ品質を楽しむことができます。(メーカー資料より)

内容詳細

バレンボイムによる、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を収録。2020年のコロナ禍で、ベートーヴェンの作品に向き合ったバレンボイム。ゼロからベートーヴェンにアプローチすることで、一層の深みを増した演奏を披露している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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総合評価

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歌といったものではなく、あらゆる表現で語...

投稿日:2023/01/01 (日)

歌といったものではなく、あらゆる表現で語っていますね。ベートーヴェンが言いたかったことを代弁しているかのようです。喜怒哀楽におさまりきらない人間のあらゆる感情表現があり、感情の起伏過程や表情とは裏腹な思いまで滲み出ています。しかも決して計算されたものではなく、ベートーヴェンの楽譜、音符、音楽を自らと一体化させたうえで一曲一曲にすべてを込めていくような表現が素晴らしいです。感動や心満たされるといった言葉とも違う、ベートーヴェンの強烈な人間的感情と表現せずにはいられない思いに圧倒されたような感覚です。音楽の芸術性を強く感じますし、音楽において上手いことが必ずしも芸術性に貢献するわけではないことまで突きつけられます。バレンボイムが指揮に転向したのもよくわかります。

せごびー さん | 愛知県 | 不明

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何度目の録音? 何度演奏しているのでしょ...

投稿日:2021/03/07 (日)

何度目の録音? 何度演奏しているのでしょうか? ウィーンでの連続演奏会の一部を聴きましたが 枯れることのない演奏能力と作品への共感が生み出した演奏に賛辞です 彼のベートーヴェンはすべて聴いてみてほしいものです

Schonefeld さん | 奈良県 | 不明

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  コロナ禍で世界中が活動の制限をかけら...

投稿日:2020/12/04 (金)

  コロナ禍で世界中が活動の制限をかけられる中で、その時間をいかに有意義に使うかがとりざたされてきた。そう考えるとバレンボイムの当全集は、その究極の活用となるのだろうか。   全曲を聴いてきてまず感じたのは「ベートーヴェンの大河小説」。徳川家康や宮本武蔵、坂本龍馬などの数巻〜十数巻におよぶ小説を読むかのようにベートーヴェンの一生を俯瞰したような印象で聴いた。というのもある曲だけとみに力が入った演奏にならず、初期から後期まで(良い意味で)平均的な力で弾きとおしているように思えるのだ。もちろん力が抜けたということではない。有名曲に極度に力を入れすぎず32曲をひとつの塊として各曲に均等に役割とメッセージを持たせているように思えるのだ。小説でもある一部分だけ力が入りすぎていると他が色褪せてつまらなく感じることがある。逆に各時代それぞれの生きざまをきちんと辿るように書いてあると全体を読み通せるのと似ている気がする。   演奏のスタイルとしては「時代考証第一」の考え方には捉われず、かと言って「往年の巨匠風」のやりたい放題とも距離を置く。神経質に細かくテンポや強弱や揺らしをかけず、自身の道を歩む、1本の太い柱のようなどっしりした安定感をもって、あくまで「バレンボイム節で丹念に語る」といった感想を持った。  ベートーヴェンの交響曲も協奏曲もオペラも室内楽も全て演ったり振ってきた彼だからこそ掴んだ「ベートーヴェンの道程」を一気呵成に、しかし雑にならぬように弾きこんだバレンボイムの「回答」が聴けるディスクだと思う。そこに「ディアベリ変奏曲」が付き、若き日の演奏がオマケで付くのだから恐れ入る。これだけ入って(輸入盤の会員価格で)7000円前後!  STAY HOMEでコロナ禍から身を守るときにこれだけのディスクがあれば困ることはなかろう。 おすすめです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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