ベルリオーズ(1803-1869)

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CD 輸入盤

生誕200周年記念ボックス デイヴィス指揮ロンドン交響楽団(12CD)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LSO0046
組み枚数
:
12
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

ベルリオーズ生誕200周年記念ボックス(12CD)
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団

ベルリオーズ・イヤーを記念してこれまでのLSOリリースをまとめた12枚組ボックス・セト。すべて2000年から2003年にかけてロンドンのバービカン・センターで収録されたものです。
 昔からベルリオーズのエキスパートとして有名なコリン・デイヴィスだけに、演奏はすべて高水準なものとなっています。


■ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14a
■ベルリオーズ:歌劇『ベアトリスとベネディクト』序曲
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団

ベルリオーズの「幻想交響曲」、『ベアトリスとベネディクト』序曲を収録。いずれも2000年のライヴ・デジタル録音。ベルリオーズ演奏をライフワークの1つに掲げるコリン・デイヴィスの得意演目です。いずれも力任せの熱演とは一線を画すスタイルで、ゆっくりしたテンポによる克明な表情とディティールへの配慮を示した演奏ぶりが、この指揮者ならではの安定感を感じさせます。


■ベルリオーズ:交響曲『イタリアのハロルド』
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団

音源は2003年2月にベルリーズの生誕200周年を祝うコンサートの一環としておこなわれたもので、ガーディアン紙などでも絶賛されていたものです。
 デイヴィス自身、この作品には思い入れがあるようで、『幻想交響曲』の4度に次ぐ3度目の録音となっています(1度目はEMI、2度目はPHILIPS)。
 『イタリアのハロルド』 は、英国の文豪バイロンの名を一躍有名にした19世紀初頭の人気作「チャイルド・ハロルドの遍歴」を素材に、ベルリオーズ自身が自由にアレンジしたプログラムに基づいた音楽となっており、「人生の快楽にあきた主人公(ヴィオラ独奏)が、癒されぬ心の傷を抱いて地中海諸国をさまよい、異国の風光と歴史にふれて抱く様々な思いを綴る」という体裁をとった憂愁の美にあふれるストーリー仕立てになっています。

第1楽章:山の中のハロルド、憂欝と幸福と歓喜の情景
第2楽章:夕べの祈りを歌う巡礼の行進
第3楽章:アブルッチの山人が愛人に寄せるセレナード
第4楽章:山賊の饗宴と前の情景の想い出

サー・コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ独奏)

プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニアー:トニー・フォークナー
2003年2月16,17日、ロンドン、バービカン・センターにおけるDSDレコーディング


■ベルリオーズ:歌劇『トロイアの人々』全曲
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団、ほか

2000年12月、バービカン・センターで収録されたもので、ベン・ヘプナーのアエネーアスやペトラ・ラングのカサンドラはじめ、高水準なキャスティングが魅力。スペシャリスト、デイヴィスの指揮は作品を知り尽くした見事なもので、たとえばカサンドラの伴奏での低弦のグロテスクな表情や、ディドの部分での悲痛ながらも透明な美しさなど、ベルリオーズ好きにはこたえられないところ。


■ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』全曲
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団、他

ベルリオーズの傑作、ファウストの劫罰の全曲盤。2000年10月、バービカン・センターで収録されたもので、ファウスト役にはサバティーニ、メフィストフェレスにはペルトゥージといったキャスティング。ベルリオーズのスペシャリストとして有名なデイヴィスだけに、ここでの統率も実に見事。実演ならではの熱気が大作を一気に聴かせてくれます。


■ベルリオーズ:歌劇『ベアとリスとベネディクト』全曲
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団、他

2000年6月、バービカン・センターでのデジタル録音。


■ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』全曲
デイヴィス指揮ロンドン交響楽団、他

収録曲   

クラシック曲目

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  • Hector Berlioz (1803 - 1868)
    Les troyens
    演奏者 :
    Heppner, Ben (Tenor), DeYoung, Michelle (Mezzo Soprano), Lang, Petra (Mezzo Soprano), Mingardo, Sara (Alto), Mattei, Peter (Baritone), Milling, Stephen (Bass), Tarver, Kenneth (Tenor), Spence, Toby (Tenor), Anastassov, Orlin (Bass), Martirossian, Tigran (Bass), Cals, Isabelle (Mezzo Soprano), Ewing, Alan (Bass), Yang, Guang (Mezzo Soprano), Greenan, Andrew (Bass), Earle, Roderick (Bass), Bezduz, Bulent (Tenor), Melrose, Leigh (Baritone), Stone, Mark (Baritone)
    指揮者 :
    Davis, Colin, Sir, Davis, Colin, Sir
    楽団  :
    London Symphony Orchestra, London Symphony Chorus
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Opera
    • 作曲/編集場所 : 1856-1858, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : 12/2000, Barbican Center, London, England [Live]
  • Hector Berlioz (1803 - 1868)
    La damnation de Faust, Op. 24
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Cantata / Oratorio
    • 作曲/編集場所 : 1845-1846, France
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : 10/2000, Barbican Center, London, England [Live]

ユーザーレビュー

総合評価

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完成度の高い演奏。純音楽的なベルリオーズ...

投稿日:2005/10/02 (日)

完成度の高い演奏。純音楽的なベルリオーズ。前の録音から30年をへて、円熟したデイビィスが手兵となったロンドン交響楽団となしえた新たな金字塔。デイビィスはインタビューで、自分のベルリオーズを物足りないと感じる人がいるかもしれないが、自分の演奏こそが本当のベルリオーズと語っていた。それを示した演奏。

ミッチ さん | 和歌山 | 不明

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 「トロイ」は陥落、「ファウスト」ぬるい...

投稿日:2004/03/26 (金)

 「トロイ」は陥落、「ファウスト」ぬるい罰を、ベアトリスは逃げ出し、「ジュリエット」は乾ききり、「幻想」では断頭台にもたどり着かない。「ハロルド」だけが元気いっぱい。ライブで「熱い」演奏を期待する方も「一度聞いてみたい」方も、このBOXは失敗。「ハロルド」単独の購入をお勧めします。

北の火薬庫 さん | 北海道 | 不明

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