ベルリオーズ(1803-1869)

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Hi Quality CD

幻想交響曲 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC2419
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

「幻想交響曲」をピリオド楽器で演奏したものは、ノリントンやインマゼール盤をはじめいくつかありますが、鬼才ロトが手兵レ・シエクルを振った当アルバムは、作曲者の生地でのコンサートということもあり、こだわりにあふれていて別格の出来。
ベルリオーズ時代の楽器を再発見、修繕して使用、奇をてらうことなくベルリオーズが求めたであろう響きとバランスを再現しています。
ロトは早めのテンポときびきびしたリズム感で美しく上品な指揮、この曲への先入観を一新してくれます。(メーカー資料より)

ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル

録音:2009年8月ラ・コート=サンタンドレ(ライヴ)
原盤:ACTES SUD ?2010
国内発売旧CD:KKC.5196(ASM.02) レコ芸推薦

内容詳細

ロトとレ・シエクルによるベルリオーズの「幻想交響曲」。ピリオド楽器による演奏で、ベルリオーズ時代の響きへの徹底したこだわりをみせている。古楽器特有の落ち着きのある響きと新旧楽器のブレンド感が独特のサウンドを創出している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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先ず色彩あり 音色こそ第一義に据えたロト...

投稿日:2019/02/17 (日)

先ず色彩あり 音色こそ第一義に据えたロト&レ・シエクルの演奏は”幻想交響曲”に刻まれたベルリオーズの創意を美しく彫り出し 込められた意思を抒情させた 音楽のあらゆるフレーズが鮮烈に浮かび上がった 五つの楽章の個性が浮き彫りになった 自ずと音楽は流れ出し無辺の表情を次々に見せ飛び去った 時間の経ったことを忘れさせる演奏 ここにロマンチック音楽の誕生を高らかに宣言した そうだピリオド演奏だったことを思い出す 一個一個の楽器が鳴り切っている上に音の切れ味が鋭い ステージ上に並ぶ楽器の遠近感も明解で立体に音場が組み上がっている ハーモニーも曇らずあらゆる楽器の動きが見える もう音の魅力に抗うことができない こんなに面白いオーケストラ体験はそうそうあるものではない そして何よりも”幻想〜”の持つ力に圧倒される 今更だが ロト&レ・シエクルから目が離せない もしまだなら あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ロトはほんとに面白い。ストラヴィンススキ...

投稿日:2018/05/12 (土)

ロトはほんとに面白い。ストラヴィンススキーやドビュッシーなど20世紀ものと比べると、ベルリオーズの頃の楽器にしているから音は随分違う。冒頭から「古楽器」の音だが、編成も小さくして鳴り過ぎないよう細心の注意が払われている。弦のトレモロとかの表情の多彩なことが実に良く分る。室内学的な繊細さだ。音のパレットの豊富さは今まで例を見ない。細部に拘泥せずベタ塗りで勢いでもっていくミュンシュ(これは別に批判ではありません。多分自分と同時代のオールオーバー・ペインティングなどと同じ美意識だと思う)などとは対照的。フットワークの妙味。ロマチェンコみたい(とかいってもここでは分らないか?=笑)。ところどころ名技を発揮して迫力をつけている乾いた音のティンパニも見事。もちろん管のソロも妙技を尽くし、ギロチンの直前の愛人の主題なども実に面白い。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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これは面白い。古楽では出せないと思ってい...

投稿日:2015/02/25 (水)

これは面白い。古楽では出せないと思っていたこの曲のダイナミズムが、現代楽器並みに出ていて、それでいて古楽器特有のスピード感も乗っている。それに、何よりもロトの指揮が熱を帯びていて、積極性が強く前面に出ています。こういう古楽でのベルリオーズはなかったと思います。レ・シエクル、初めて聴きましたが、上手い!ライヴでこの完成度は見事だと思います。

orisuke さん | 新潟県 | 不明

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