ベルリオーズ(1803-1869)

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CD 輸入盤

幻想交響曲、他 ノリントン&シュトゥットガルト放送響

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93103
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD

商品説明

ノリントンの『幻想』ライヴ最新録音!

初のピリオド・アプローチで話題となったEMI盤(1988年)から15年、手兵シュトゥットガルト放送響との2003年7月のライヴ。やはり再録音となる序曲『宗教裁判官』とのカップリングです。
 やや駆け足の感があった旧盤よりもゆったりとしたテンポで、全体で約6分ほども長い演奏時間。ただしアプローチ自体は大きく変化しておらず、特別なヒネリを加えずにベルリオーズが書いた譜面を忠実に音化してゆくことで、作品の持つロマン性と狂気を表出させることに成功しています。
 ほぼ指定通りのテンポにより旋律の輪郭を際立たせる、第一楽章冒頭からその姿勢は顕著といえるでしょう。ノリントンらしいメリハリの利いた演奏が大きな魅力で、木管の繊細なフレーズ感、対向配置の絶妙な掛け合いなどをしっかりと捉えた録音も秀逸。
 通常よりもだいぶ遅く聴こえる第四楽章は非常にブキミなうえ、正確にクレッシェンドをするトロンボーンのペダルトーンが輪を掛けます。
 第五楽章のEsクラリネットのはじけぶり、倍音の多い巨大な鐘、ラストの強烈なアッチェレランド(これは譜面にないですけど)など、聴きどころ盛りだくさん。終演後のブラヴォーも強烈です。


■ベルリオーズ:序曲『宗教裁判官』Op.3[12’32”]

■ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14[56’18”]
T.14’46”
U.06’09”
V.16’13”
W.07’50”
X.11’20”
シュトゥットガルト放送交響楽団
サー・ロジャー・ノリントン(指揮)

録音:2003年7月2−4日(デジタル)
シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェン・ザール(ライヴ)

収録曲   

  • 01. 序曲 「宗教裁判官」: :
  • 02. 幻想交響曲 作品14: : 第1楽章 夢、情熱
  • 03. 第2楽章 舞踏会
  • 04. 第3楽章 野辺の風景
  • 05. 第4楽章 断頭台への行進
  • 06. 第5楽章 魔女の夜宴の夢

総合評価

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慣習的なテンポとあまりの差に驚いた。特に...

投稿日:2008/12/23 (火)

慣習的なテンポとあまりの差に驚いた。特に第4楽章。音色ではやり切ったガーディナーにはもちろん勝てないけど、テンポはノリントンの方が好き。

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幻想交響曲に期待するものは人それぞれでし...

投稿日:2004/08/20 (金)

幻想交響曲に期待するものは人それぞれでしょうが、「狂気」を求めると肩すかしでしょう。音はいいと思うのですが(5楽章の鐘は最高!)、ん〜、イマイチの感は否めません。

むらむら さん | 松島 | 不明

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 幻想交響曲といえば、ミュンシュのものが...

投稿日:2004/07/03 (土)

 幻想交響曲といえば、ミュンシュのものが定評ですが、今回のノリントンのものもいい出来だと思います。最近の幻想というと、ウィーンフィル&ゲルギエフのものがありましたが、私はノリントン盤の方が好きですね。

Monk さん | 存在価値のない三重県 | 不明

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