ベルリオーズ(1803-1869)

人物・団体ページへ

CD

ベルリオーズ:幻想交響曲、他 チョン・ミュンフン/パリ・バステューユ管弦楽団

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG7017
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベルリオーズ
@幻想交響曲作品14
A歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》作品23序曲
B序曲《ローマの謝肉祭》作品9
パリ・バスティーユ管弦楽団
指揮:チョン・ミュンフン
録音:1993年10月(@)、1993年11月、1994年6月(AB)パリ
〈デジタル録音〉
《4Dオーディオ・レコーディング》
いまや巨匠指揮者への階段を着実に歩み続けているチョン・ミュンフン。彼がパリのバスティーユ歌劇場の音楽監督を務めていた時期に、手兵のオーケストラを指揮して録音した《幻想交響曲》をはじめとする、ベルリオーズの代表作3曲をカップリングしたアルバムです。彼がオーケストラから引き出す並々ならぬ色彩感と圧倒的な迫力は、これらの作品でその威力を最大限に発揮しています。

内容詳細

選りすぐりの名演が1枚1890円で楽しめる《ドイツ・グラモフォン・ニュー・スーパー・ベスト101》。チョンがパリ・バスティーユ管と残した最高の録音の1つである「幻想交響曲」。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
4
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
ブランド臭プンプンなCDだ。もちろんそれ...

投稿日:2014/07/17 (木)

ブランド臭プンプンなCDだ。もちろんそれに見合うだけの演奏でないわけではない。部分的な盛り上がりや、思わずノリノリになってしまうようなサビで的確に聴覚をとらえる手腕はさすが。しかし全体を通して何かが物足らない。その「なにか?」とは、この曲そのものに対する「読み」みたいなものだと思う。哲学のない演奏と言えば言い過ぎかもしれないが、作曲者と切り離された音符が、巧言令(麗?)色にリスナーをキャッチしようとしている、、、そんな感じがした。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
幻想交響曲のみのコメントです。ダイナミッ...

投稿日:2012/01/07 (土)

幻想交響曲のみのコメントです。ダイナミックレンジが広いため、適正な再生をするにはある程度音量を上げて再生する必要がある。 艶のある音、フランスらしい輝かしい音。もっと鋭さも欲しいが、それは無い物ねだり。 ベストな演奏かどうかはともかく、ロマンティクな演奏である。一度聴いてみる価値は充分ある。

うさ二郎 さん | 愛知県 | 不明

1
★
★
★
★
★
近年ではやや低調気味であるチョン・ミュン...

投稿日:2011/09/14 (水)

近年ではやや低調気味であるチョン・ミュンフンであるが、1990年代の演奏はどれも凄かった。正に飛ぶ鳥落とす勢いというものであったところであり、ドヴォルザークの交響曲第7番やショスタコーヴィチの交響曲第4番など、現在でもそれぞれの楽曲の演奏史上でもトップの座を争う圧倒的な名演を成し遂げていたと言えるところだ。本盤におさめられたベルリオーズの幻想交響曲も、絶好調のチョン・ミュンフンによる圧倒的な超名演であると言える。それどころか、同曲の他の指揮者による超名演、例えばミュンシュ&パリ管弦楽団による演奏(1967年ライヴ)やクリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団による演奏(1965年ライヴ)、クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団による演奏(1963年)などに肉薄する至高の超名演と高く評価したい。チョン・ミュンフンは、同時期の他の録音でもそうであったが、オーケストラから色彩感溢れる響きを引き出すのに長けていると言える。管弦楽法の大家でもあったベルリオーズの幻想交響曲は、その光彩陸離たる華麗なオーケストレーションで知られているが、チョン・ミュンフンのアプローチとの相性は抜群であり、本演奏では、同曲のオーケストレーションの魅力を最大限に表現し尽くすのに成功しており、後述のような強靭な迫力一辺倒の演奏には陥っておらず、精緻さや繊細ささえ感じさせる箇所もあるほどだ。そして、チョン・ミュンフンは、スタジオ録音であっても実演と変わらないような生命力に満ち溢れた大熱演を展開するのが常々であるが、本演奏でもその熱演ぶりは健在であり、切れば血が噴き出てくるような熱き生命力に満ち溢れていると言える。第4楽章が大人し目なのがいささか不満ではあるが、第1楽章や終楽章におけるトゥッティに向けて、アッチェレランドなどを駆使しつつ猛烈に畳み掛けていくような気迫や強靭さは圧倒的な迫力を誇っていると言えるだろう。とりわけ、終楽章終結部の圧倒的な高揚感は、聴き手の度肝を抜くのに十分な圧巻の凄みを湛えていると言える。チョン・ミュンフンは、第1楽章の提示部の繰り返しを行っているが、いささかも冗長さを感じさせないのは、それだけ本演奏の内容が充実しているからに他ならないと言えるだろう。併録の歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲や序曲「ローマの謝肉祭」も、エネルギッシュな力感と色彩感溢れる華麗さ、そして繊細さをも兼ね備えた圧倒的な超名演だ。チョン・ミュンフンの圧倒的な指揮に、一糸乱れぬアンサンブルで精緻さと力強さを兼ね備えた見事な名演奏を繰り広げたパリ・バスティーユ管弦楽団にも大きな拍手を送りたい。音質は従来盤でも十分に満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって、音質がより鮮明に再現されるとともに、若干ではあるが音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、チョン・ミュンフンによる超名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

3

ベルリオーズ(1803-1869)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品