ベルリオーズ(1803-1869)

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CD

ベルリオーズ:幻想交響曲、他 エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD3520
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベルリオーズ:
@幻想交響曲 op.14
A序曲『ローマの謝肉祭』
劇的物語『ファウストの劫罰』より
B妖精の踊り
C鬼火のメヌエット
Dハンガリー行進曲

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 指揮:エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム

 録音:1951年9月@A 1952年B-D アムステルダム

内容詳細

この幻想交響曲も過度なロマンティシズムや、感情移入が抑えられていて、ベルリオーズの多彩な音色を見事に表出した演奏をしている。また「ファウストの劫罰」からの3曲も、注目すべき演奏だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ベイヌムは本盤とほぼ同じ演目をやはりACO...

投稿日:2010/07/10 (土)

ベイヌムは本盤とほぼ同じ演目をやはりACOを振って1946年にSP録音しております。がたった五年後1951年ベイヌム50歳頃にこれもDECCAに(今度はLP)録音しており先ず全体淀んだ処がない事、ストレートさは多分彼の資質から変わってはいないと思われます(私は別にベイヌム演奏のブラームスやブルックナーの交響曲盤からもそう思っております)。「幻想」交響曲の本盤演奏タイムは@12’24A6’05B14’48C4’27D9’06と特に第1,3楽章の速さが特徴的です。第1楽章すばやさ一点張りではなく後半の追い上げは弓弦が張り切った感じです。やや高音がキンキン気味に聞こえはしますが気にはなりません。第2楽章のワルツは余計な物が一切無く現代的洗練ささえ聴きとれるようです。第3楽章はアウトラインを明確にしながら管とティンパニーの遠雷場面も意外と潤いと厳しさが並存しております。第4楽章切れ切れの中にあるそのシャープさに私は恐怖心を抱かざるを得ませんでした。管楽器群の見事さが冴えています。最終楽章、鐘の伴うグレゴリア聖歌の前の追い込みはすばやく又その後の弦の遣り取りは殺気・危機さえ感じます。そんなに大層な技も勿論小手先変化も咬ましていないのにコーダへの畳みかけは凄いです。とにかく聴きようによってはキツイ演奏ですね。序曲「ローマの謝肉祭」も1951年録音でタイムは7’58、そして1952年収録の「ファウストの劫罰」は4’23+2’18+5’17で何れも造形影をはっきりさせた演奏と思います。とにかくACOのメンゲルベルク指揮下の粘っこい演奏と随分隔たりがあるものです・・・好みは人夫々でしょうが・・・。なお本盤は現在廃盤なのですが又復活されるぺき素晴らしい演奏であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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