プーランク:オーバード、仮面舞踏会、六重奏曲
「SOMM RECORDINGS」で数多くの録音を発表、イギリスの批評家より「洗練と成熟のピアニスト」と称されるマーク・ベッビントン。「Resonus Classics」では新しいフランス作品シリーズに着手、2020年4月にリリースしたプーランクのピアノ協奏曲、田舎のコンセールは高く評価されました。
第2弾となるこのアルバムでは同じくプーランクの特徴の良く出た作品を採り上げています。冒頭の『オーバード』は芸術家のパトロンであったノアイユ伯のプライベートな演奏会のために書かれた作品。これはバレエ曲ですが、実質的には舞踊を伴う華麗なピアノ協奏曲に仕上がっています。名バリトン、ロデリック・ウィリアムズを独唱に据えた『仮面舞踏会』はプーランク自身が「世俗カンタータ」と表現した歌曲集。彼の友人でシュルレアリスム派の詩人マックス・ジャコブの詩が用いられています。他にはシンプルで美しいフルート・ソナタと、いかにもプーランクらしい洒脱な旋律を持つ六重奏曲が収録されています。(輸入元情報)
【収録情報】
プーランク:
1. オーバード〜ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲 FP51a
2. 仮面舞踏会 FP60
3. フルート・ソナタ FP164
4. 六重奏曲 FP100
マーク・ベッビントン(ピアノ)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン:2)
エマー・マクダノウ(フルート:3)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団員(4)
ジャン・レイサム=ケーニック(指揮:1,2)
録音時期:2020年9月13,14日、11月23日
録音場所:Cadogan Hall, London, UK
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)