プロコフィエフ(1891-1953)

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【中古:盤質A】 『ロメオとジュリエット』組曲 スクロヴァチェフスキ&ケルン放送交響楽団

プロコフィエフ(1891-1953)

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
COCO70424
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》組曲
組曲 第1番 作品64bis、組曲 第2番 作品64ter 、組曲 第3番 作品101  
明晰で妥協のないアプローチ。ミスターSの真価がいかんなく発揮されたプロコフィエフ。
ようやく晩年になってからその凄い実力が正当に評価され始めた指揮者として、故ギュンター・ヴァントと並ぶ存在のスクロヴァチェフスキ。作曲家でもある彼はドイツのメインストリームの他に近現代の作品を得意としています。ひとたび聴き始めたら最後まで耳をそらせなくなる求心力あふれる演奏です。

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ケルン放送交響楽団

録音:1994年5月2〜6日、1995年2月14〜18日  ケルン、フィルハーモニー
[PCM デジタル録音]

レコード芸術推薦

収録曲   

  • 01. 組曲 第1番 作品64bis @-民族舞踊
  • 02. 組曲 第1番 作品64bis A-情景
  • 03. 組曲 第1番 作品64bis B-マドリガル
  • 04. 組曲 第1番 作品64bis C-メヌエット
  • 05. 組曲 第1番 作品64bis D-仮面舞踏会
  • 06. 組曲 第1番 作品64bis E-ロメオとジュリエット
  • 07. 組曲 第1番 作品64bis F-タイボルトの死
  • 08. 組曲 第2番 作品64ter @-モンタギュー家とキャピュレット家
  • 09. 組曲 第2番 作品64ter A-少女ジュリエット
  • 10. 組曲 第2番 作品64ter B-僧ローレンス
  • 11. 組曲 第2番 作品64ter C-踊り
  • 12. 組曲 第2番 作品64ter D-別れの前のロメオとジュリエット
  • 13. 組曲 第2番 作品64ter E-アンティーユ諸島からきた娘たちの踊り
  • 14. 組曲 第2番 作品64ter F-ジュリエットの墓の前のロメオ
  • 15. 組曲 第3番 作品101 @-噴水の前のロメオ
  • 16. 組曲 第3番 作品101 A-朝の踊り
  • 17. 組曲 第3番 作品101 B-ジュリエット
  • 18. 組曲 第3番 作品101 C-乳母
  • 19. 組曲 第3番 作品101 D-朝の歌
  • 20. 組曲 第3番 作品101 E-ジュリエットの死

総合評価

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ソヴィエトに帰還して最初の作品とあって ...

投稿日:2018/02/27 (火)

ソヴィエトに帰還して最初の作品とあって モダニズムは影を潜めロマンチックな装いで書かれたから聞きやすく人気がある曲だ しかも改訂改作が繰り返された それがプロコフィエフの意思ではないのだからストレスも溜まったことだろう 初演が延期になったことから生まれた第1と第2の組曲 そして初演から9年を経て編まれた第3組曲 その全てが集められ演奏されている それぞれの組曲が”ロメオとジュリエット”のダイジェスト版になっているから 同じドラマを違う角度から三回見たような印象を受けた 演奏は真っ当で明快 プロコフィエフは政府の芸術指針に沿って解りやすい音楽を書こうとしたから 省略の音楽を書いた 音楽の流れが辿りやすいように書かれている しかし芸術家は強かというより正直だ 己が心根を隠せるはずもない 喉越しがいいことに誤魔化されたら見えなくなっているが確かにそこにある隠し味を味わい落とす スクロヴァチェフスキにそれが見えていたのかいなかったのか あなたはどう見ますか

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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スクロヴァチェフスキは、ブルックナーを特...

投稿日:2010/09/21 (火)

スクロヴァチェフスキは、ブルックナーを特に得意としているが、これまで発売されたCDでのカプリングでもわかるように、近現代の作曲家の作品も得意としている。本盤は、そのようなスクロヴァチェフスキの実力が存分に発揮された名演と高く評価したい。プロコフィエフのロメオとジュリエットは、近年では多くの指揮者による録音が相次いでいる有名曲であるが、そのような数々の演奏の中でも、最上位に掲げられる名演と言える。スクロヴァチェフスキの指揮は、ブルックナーを指揮する時のようなインテンポではなく、各場面ごとの描き分けを巧みに行い、テンポの大きい変化やダイナミックレンジを相当に幅広くとるなど(特に、有名なモンタギュー家とキャピュレット家で顕著)、ドラマティックな演奏を行っているが、それでいて各組曲全体の纏まり具合も完璧。オーケストラに、ドイツの名オーケストラであるケルン放送交響楽団を起用したのも大正解であり、重心の低い腰の据わった深みのある音質も大きな魅力だ。ロメオとジュリエットは、バレエ音楽ではあるが、本演奏では、あたかも一大交響曲のようなシンフォニックなスケールの大きさが全体を支配しているとも言える。Blu-spec-CD化によって、音質がさらに鮮明になったことも、本名演の価値を高めるのに大きく貢献している。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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 すばらしい演奏である。スクロヴァチェフ...

投稿日:2010/05/21 (金)

 すばらしい演奏である。スクロヴァチェフスキの和声感覚は天才的である。「モンタギュー家とキャピュレット家」の開始部分、巨大な音響なのにすこしもうるさく感じない。絶妙なバランスなのであろう。この盤を聴いたあとでは、どの演奏も和音の整理ができていないように感じられる。そのほかの曲もひきしまった良いひびきと良いテンポで楽しめる。スクロヴァチェフスキはどのオケを振っても最高の響きを引き出すことができる。デンオンの録音も素晴らしい。このコンビでシリーズ化される噂もあったのに実現しなかったことは大変惜しまれる。

C.G.A さん | 愛知県 | 不明

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