DVD決定盤 オペラ名作鑑賞 7 トゥーランドット

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784418080076
ISBN 10 : 4418080074
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
その他
2DVD付き
追加情報
:
64p;22

商品説明

DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ7
プッチーニ:『トゥーランドット』

北京を舞台に絶世の美女トゥーランドット姫を中心に繰り広げられる華麗かつ壮大なオペラ。
「誰も寝てはならぬ」をはじめとする数々の名曲が彩るプッチーニ最後の作品。
 オペラ史上、ポピュラーな人気を持つ最後の名作。20世紀の超近代的な和声と、耳に馴染みやすい美しい旋律、幻想的な古代中国の物語と、非常にリアルなリューの物語という相反するテーマをプッチーニが感動的に盛り上げます。(世界文化社)

DISC1
・プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』全曲
 マルトン、カレーラス、リッチャレッリ
 マゼール指揮ウィーン国立歌劇場

1983年、ウィーン国立歌劇場でのライヴ収録。5年後のスカラ座での来日公演では部分的にけっこう異常なテンポ設定をしていたマゼールですが、ここでは緊迫感あふれる指揮が全編を貫いて文句なしの高水準。
 マルトンのトゥーランドット姫は、実演ならではの圧倒的な声量を感じさせるすごいもので、これにカレラスが果敢に挑む姿はなかなかのものです。
 リュー役のリッチャレッリも見事。透明な抒情を美しく表現することに成功しており第1幕、第3幕のアリアとも感銘深い仕上がりとなっています。

 エヴァ・マルトン(トゥーランドット)
 ホセ・カレーラス(カラフ)
 カーティア・リッチャレッリ(リュー)
 ヴァルデマール・クメント(中国皇帝)、他
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ロリン・マゼール(指揮)
 ハロルド・プリンス演出
 収録:1983年、ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
 収録時間:139分
 画面:カラー、4:3
 音声:ドルビー・デジタル・ステレオ
 字幕:日本語
 NTSC
 Region 2

DISC2
・プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』
 1958年、イタリアRAI放送版
 ルチッレ・ウドヴィック(トゥーランドット)
 フランコ・コレッリ(カラフ)、他
 フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)管弦楽団
 NTSC
 Region 2

観どころ 聴きどころ
なんと言っても「誰も寝てはならぬ」のアリアが一番の聴きどころだ。このアリアの旋律は、まず第2幕で王子が結婚をしたがらぬ姫に、「では今度は私の方から謎を出しましょう」と言う時にライトモティーフのように聞こえてくる。
甘い旋律は王子の愛の告白のメロディーであり、最後で「必ず勝つ」と叫ぶところでクライマックスに達する。だからオリンピックや、フィギュア・スケートの音楽に使われたりするのにピッタリなのだ。(解説BOOKより一部抜粋)


オペラ名作鑑賞のための決定盤DVD全集が世界文化社より誕生しました。
1巻につき【2作品2枚の決定盤DVD化】、そして【オペラ鑑賞ブック】がセットになった世界初の“ダブルビル(2本立て)”オペラ全集です。

● パヴァロッティ、サッバティーニ・・・綺羅星の出演陣の名ライブ。
2007年に惜しくも亡くなったパヴァロッティを始め、ポスト三大テノールとして当代人気のサッバティーニ、
モーツァルト歌いのメゾ・ソプラノであるバルトリ等、豪華出演者が目白押し。
指揮者にはマゼール、バレンボイム、アーノンクール、ゼッダなど、世界のマエストロが競演します。

● ミラノ・スカラ座、ベルリン歌劇場、名だたるオペラの殿堂からセレクト。
オペラ・ファン憧れの名門劇場から夏の社交場・野外音楽祭まで。素晴らしい舞台をバラエティ豊かに揃えました。

● 話題の「最新舞台」から、歴史的名演の「アーカイブ映像」まで。
2008年はプッチーニ生誕150周年とあってオペラ界はプッチーニが一大ブーム。
本シリーズでは2007年本場イタリアでの最新ライブ《ラ・ボエーム》《トスカ》を世界初DVDとしてリリース。
一方で伝説の歌手によるアーカイブ映像も新たにDVD化。
1950~60年代のイタリア・オペラ黄金期のコレッリ(テノール)、デバルディ(ソプラノ)の名演は往年のファンならずとも必見です。

● 全幕完全収録・日本語字幕付きです。
シリーズ内で最長192分におよぶ収録も、1作品1枚に全幕を収めました。
ディスクをDVDプレイヤーにセットすると、日本語字幕付きで全編再生が自動スタート。
従来のオペラDVDのように字幕を選ぶ手間は一切不要。もちろんチャプターを選び、お好きな場面だけ楽しむこともできます。

● オペラの知識を深める鑑賞マニュアル 解説BOOK(A5判・64ページ オールカラー)付 (収納カバーから取りはずし可能)
DVDはすべて日本語字幕付きなので対訳集はあえて付けていません。その分オペラ鑑賞前に押さえておきたい粗筋や人間関係、
観どころ聴きどころを網羅した「入門マニュアル」、愛好家も身を乗り出す「名作秘話」等、オペラ学が満載です。

内容詳細

北京を舞台に絶世の美女トゥーランドット姫を中心に繰り広げられる華麗かつ壮大なオペラ。「誰も寝てはならぬ!…」をはじめとする数々の名曲が彩るプッチーニ最後の作品。豪華出演者が織りなす華麗な舞台は必見。

目次 : Product Note/ 「トゥーランドット」主な登場人物/ あらすじ/ 観どころ聴きどころ/ DVD「トゥーランドット」/ 配役表とアーティスト・プロフィール/ DVDチャプター/ 「トゥーランドット」の軌跡/ 時代錯誤の名作「トゥーランドット」/ 音楽家一族 プッチーニ家/ ドーリア事件/ カルロ・ゴッツィ/ ウィーン国立歌劇場/ フランコ・コレッリの思い出/ ホセ・カレーラスとの思い出/ 「トゥーランドット」の音楽を読み解く!

【著者紹介】
永竹由幸 : 尚美学園大学客員教授。2006年2月、イタリア国よりコンメンダトーレ章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ウィーン国立歌劇場版は1983年の収録なので...

投稿日:2009/08/17 (月)

ウィーン国立歌劇場版は1983年の収録なので、最新の録画に劣るのは致し方ないが、特に同時収録のCDに比べても音が貧弱なのは残念。しかし、演奏内容は極めて優れたもので、カレーラス、リッチャレッリ、指揮、オケ、合唱の5点では定評あるゼッフィレッリ演出のメト版をも凌いでいると思う。特に指揮は、マゼールのクセのある音楽作りが作品自体の特質と完全に一致した希有な例の一つで、聴くたびに感心させられる。細部まで金のかかったゼッフィレッリには及ばないが、演出も無難。マルトンも演技の細やかさではメト版に長があるが、声の威力はこちらの方が上か。LDで出たこともないこの映像の初日本語字幕付きDVDを含むというだけでも、高評価の一組。もう一枚のDVDは、興味のない人にはただの古い白黒映画だが、フランコ・コレッリ全盛期の姿が拝めるお宝映像。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

1

プッチーニ (1858-1924)に関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品