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【中古:盤質AB】 交響曲全集 モントゥー&ボストン響、NBC響、ニューヨーク・フィル(1953−62)(2CD)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
帯付,2枚組み
コメント
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直輸入盤
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基本情報

ジャンル
カタログNo
MR2223
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ブラームス:交響曲全集(2CD)
ピエール・モントゥー指揮
ボストン響、NBC響、ニューヨーク・フィル
第1番と第4番はステレオ!


ピエール・モントゥーの指揮は、ベートーヴェンなどドイツ音楽でも定評があり、特にブラームスについては、本人が共感するという言葉も残しているほど深く愛好してたようです。
 中でも第2交響曲への偏愛ぶりは有名で、4種ものスタジオ録音を残しているほどですが、なぜかほかの交響曲については商業録音を残していません。演奏記録上は4曲共に数多く取り上げているそうなので、商業録音が無いのは、単に当時のレコード会社の意向の問題とも思われます。
 そうしたことを踏まえると、ライヴ録音ばかりとはいえ、ブラームスの交響曲全集がリリースされるのはファンには嬉しいところですし、しかも第1番と第4番については、ボストン交響楽団とのステレオ録音というのも朗報です。
 状態もまずまずのようで、第1番は、ヴァイオリン両翼配置の効果も十分に確認できる音質ということです。第4番は多少音質が落ちるようですが、それでもステレオというのは良い条件と思われます。
 その他、音はイマイチながらNBC響との激しい第2番に、ニューヨーク・フィルとの重厚な第3番、そして情熱的なボストン響との第4番と、どれもライヴのモントゥーの実力を伝える見事なものということです。

【収録情報】
ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調 op.68
 ボストン交響楽団
 録音時期:1962年8月
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

・交響曲第2番ニ長調 op.73
 NBC交響楽団
 録音時期:1953年11月
 録音方式:モノラル(ライヴ)

・交響曲第3番ヘ長調 op.90
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 録音時期:1956年
 録音方式:モノラル(ライヴ)

・交響曲第4番ホ短調 op.98
 ボストン交響楽団
 録音時期:1960年8月
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

 ピエール・モントゥー(指揮)



こちらの商品は海外工場プレスの輸入盤のため、ご利用の再生機器によっては、稀に正しく再生されない場合がございます。
恐れ入りますが、その場合は弊社カスタマーサービスまでお問合わせいただきますようお願い致します。

総合評価

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モントゥのブラームス、とくに初めての四番...

投稿日:2016/07/01 (金)

モントゥのブラームス、とくに初めての四番を含むとなれば買わなくてはと買ったが、期待は満たされなかった。基本的には音が良くない。ヒストリカルを聞き慣れている私にしてもそうだ。商品化をするほどの音質とは思えない。四番はステレオといえばステレオだが、膝上録音並み。どなたかがおっしゃるイコライザーは分らないけれども、二次側で補正出来るレヴェルとは思えなかった。ただし演奏はとても素晴らしそうで、尚更隔靴掻痒でフラストレーションが残る。一番もコンセルトへボウとの演奏を聴いたことがないので始めてだが、音はずっと良い。ちょっとハイ上がりすぎるがこの時期のライブなら十分。演奏は意外などほどフランス式。ボストン響は当時はそういうオケだったんだなぁ、という感じで、一番としては壮大とか重厚とかまして威丈高という感じではない。これのみ商品化する価値は充分あるが、少し肩すかしの感もなくはない。二番もかなり劣悪な音で、力演なのは窺えるが、LSOとのステレオ版は言うまでもなく、SF響とのモノ盤と比べてもこれをわざわざ聞く意味はあまりない。三番は少しいいけれども、基本的には同じ。NYフィルの熱演は分るけれども、マンチェスターでのライブの方がモノにしてもずっと音が良い。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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没後50年近く経って、やっと聞けるように...

投稿日:2013/03/22 (金)

没後50年近く経って、やっと聞けるようになった4番は、さすがに大家の風格がある。この指揮者のブラームスに対する想い入れは、特別のものがあり、他の指揮者からは聞くことができない、85歳の人の解釈でありながら、その演奏は永遠の若さを保っている。嘗て、18歳の若きビオラ奏者モントゥーは、最晩年のブラームスに演奏会で一度会ったことがあるらしい。その時、どんなにドイツ語が話せたらよかっただろうと思ったという。ブラームスその人の悲しげな目が非常に印象的だったという。モントゥーは、貴族的な音楽というよりも、より普遍的で、それでいてそのコアーの部分に、非常に高潔で気高い音楽の心を感じさせる。実に立派な演奏だと思う。米国第一の歴史と伝統を誇るボストン交響楽団の響きは重厚で、特に第1番の演奏の伸びやかさとそのスケールは、ニキッシュをはじめとする歴代の大指揮者の薫陶の賜だろう。この2曲は、夏の音楽祭の実況録音なので、次々と涼風が流れ去っていくようなオーケストラの自発的な美しい躍動を享受することができる。一期一会、ブラームスとともに生きた巨匠の手になる第一級の演奏会。

黒熊怪 さん | 千葉県 | 不明

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サー・ネヴィル・マリナーが激賞したモント...

投稿日:2012/12/25 (火)

サー・ネヴィル・マリナーが激賞したモントゥーのブラームス交響曲の全貌が初めて明らかになった貴重盤。1番、4番がステレオ録音なのがうれしい。両曲とも大変な熱演で、特に4番は1、3、4楽章の終了時に大きな拍手が湧き起こる。聴衆はその感動を抑えることができなかったのだろう。1番が、ややとげとげしいながらも良好な音質。4番は、タスキに「音が落ちる」表現があるが、何らかの原因で200〜1kHZが過剰なためで、イコライザーで補正すると十分良好な音に変貌する。2番、3番はモノラルの、録音当時の並の音である。しかし、モントゥーの情熱的で味わい深いブラームスを知るには不足はない。評価のマイナス1は、音質調整が必要なためである。

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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