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【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲第4番、モーツァルト:フルート協奏曲第2番 A.ヤンソンス&シュターツカペレ・ドレスデン、ニコレ

ブラームス(1833-1897)

中古情報

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AB
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基本情報

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カタログNo
SSS0127
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

商品説明

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アルヴィド・ヤンソンスの初出レパートリー!
シュターツカペレ・ドレスデンとのステレオ・ライヴ!
ブラームス:交響曲第4番、モーツァルト:フルート協奏曲第2番


ベルリン放送響とのベートーヴェン『第9』(SSS0082)以来久々にアルヴィド・ヤンソンスがWEITBLICKに登場です。
 マリスの偉大な父アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)は、レニングラード・フィルとの共演に限られた感のあるムラヴィンスキーとは異なり、世界各国のオーケストラに客演を続けました。東ドイツに定期的(ほぼ毎年)に客演したことは容易に納得できますが、至宝シュターツカペレ・ドレスデンとの共演がステレオ録音で遺されていたことは極めて幸運と申せましょう。ゾンダーマン、ダムと言った黄金時代を担った名手たちを相手に、優れたオーケストラ・ビルダーとしても知られた名匠が厳しく手綱を締める様子がはっきりとわかります。
 ロマン主義に傾斜した情熱的な解釈で知られ、1914年生まれと言うとジュリーニと同年でもあります。日本の東京交響楽団との相性の良さも語り草で、1984年の最後の客演で評判を取った曲目でもある『悲愴』が今回のリリースに含まれることは歓迎されましょう。意外な事に全てアルヴィドにとって初の音盤レパートリーでもあります。
 父を敬愛するマリス氏が今回の企画に全面的に協力して下さいました。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

ブラームスは亡くなる一ヶ月前の演奏となります東ベルリン芸術週間ライヴ。この演奏を聴くとアルヴィドはムラヴィンスキーとは正反対の音楽性、誤解を承知で言えば、フルトヴェングラーのように情熱的にテンポを動かし、楽曲の悲劇性を強調、重要視した名指揮者であったことが判ります。もっと極論を言えば、アルヴィドは極めてドイツのロマン主義名指揮者に近い存在と言って過言ではありません。冒頭の美しさは如何にもシュターツカペレ・ドレスデンですし、第2楽章のホルンの妙技も身震いするほどです。当レーベルのヨッフムとの名盤にも引けを取りません。カップリングは豪華ソリスト、オーレル・ニコレをソロに迎えたモーツァルト。ニコレのライヴは極めて珍しく、アルヴィドのバッキング能力の高さも特筆されましょう。(TOBU)

【収録情報】
1. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98
 録音時期:1984年10月7日
 録音場所:東ベルリン、シャウシュピール・ハウス(現コンツェルトハウス)
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

2. モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314 (285d)
 録音時期:1971年5月28日
 録音場所:ドレスデン、クルトゥア・パラスト
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 オーレル・ニコレ(フルート:2)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 アルヴィド・ヤンソンス(指揮)

※演奏タイミング ブラームス:(13:06)(10:57)(6:08)(10:54)/モーツァルト:(7:52)(7:30)(4:56)

総合評価

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素晴らしいブラ4です。冒頭のすすり泣くよ...

投稿日:2021/05/31 (月)

素晴らしいブラ4です。冒頭のすすり泣くような感じは、数多く聴いてきた中でもピカイチです。

ゆうちゃん さん | 熊本県 | 不明

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アルヴィド・ヤンソンスは1984年11月21日に...

投稿日:2015/09/01 (火)

アルヴィド・ヤンソンスは1984年11月21日に客演先のマンチェスターでハレ管弦楽団の演奏会の直後に心臓発作のため倒れ、死去しています。この演奏は、その約1ヶ月前の演奏の記録です。演奏会は夜8時からで、前プロはショスタコーヴィチの交響曲第5番、後プロはブラームスの交響曲第4番です。再建されたシャウシュピール・ハウスのこけら落とし公演で、元々予定されていた指揮者アレクサンドル・ドミトリエフの代演です。このブラームスは素晴らしい演奏ですが、よく聴くとヤンソンスが疲れているのか、途中で集中力が途切れている箇所があります。おそらく体調が悪かったのに無理をしたのではないでしょうか。 ヤンソンスのような優れた演奏会の記録が公開されないままになっていることは、本当に惜しいことだと思います。是非、これからも定期的に公開していって頂きたいと思います。

slave さん | 東京都 | 不明

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ブラームスは大変すばらしい!落ち着いてい...

投稿日:2013/04/18 (木)

ブラームスは大変すばらしい!落ち着いていて、しかし内に秘めたさざ波の様な感情の動きが楽想に応じて表に現れてくる、そんな感じの演奏です。オーケストラの音色がまた大変によくて、大いに堪能しました。実にステキなブラームスにて、パパ・ヤンソンスさんの至芸、まことに侮るべからざるものがあります。モーツァルトは、ま、付録ですね。音も古めかしく、こんなものかなあ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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