フィリッパ・グレゴリー

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愛憎の王冠 ブーリン家の姉妹 上|2 集英社文庫

フィリッパ・グレゴリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087605877
ISBN 10 : 4087605876
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,399p

商品説明

裏切りと愛憎の英国版<大奥>の物語。
6人もの妻を娶った国王ヘンリー8世亡き後の16世紀英国。国王の最初の妃の娘メアリーと、2番目の妃の娘エリザベスを中心とした醜い争いに、貴族らが激しく絡む。水面下での王座を巡る女の争い。

内容詳細

6人もの妻を娶ったイングランド国王ヘンリー8世亡き後、王位を継いだエドワード6世が病弱だったゆえ、水面下では継承者争いが勃発。最初の王妃の娘メアリーと、二番目の王妃で悪名高きアン・ブーリンの娘エリザベスを中心とした醜い争いに、ダドリーをはじめとする貴族らが激しく絡む。女王に道化として仕えたハンナの目を通して語られる裏切りと愛憎の英国版“大奥”の物語、決定版。

【著者紹介】
フィリッパ・グレゴリー : テレビやラジオのジャーナリスト、プロデューサーの経験もある、イギリスの作家。エジンバラ大学で18世紀文学の博士号を取得。歴史小説の第一人者であると同時に、現代を舞台としたサスペンスにも定評がある。現在は、家族とともにイングランド北部に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    去年の「怖い絵」展で見た「レディ・ジェーン・グレイの処刑」に繋がるはなし。絵の説明には、彼女は王妃になりたかったわけでなく叔父に唆された、その結果の反逆罪で...と、読んでもよく分からなかった因果関係がこれで分かってきた。とはいえ、作者の創作も多く、ドラマ仕立てにしているので、歴史を知ろうと思って読めば少し肩透かしかも。震え上がるキーワードはロンドン塔。

  • ねむねむあくび♪ さん

    面白くて一気読み!前作のヘンリー八世のその後の妃達についてが読みたかったのだが、そこは描かれておらず、とても残念に思いながら読み始めたのに笑。すぐにエドワード六世の世の中に夢中になってしまった笑。道化のハンナの視点から進むメアリーとエリザベスの変わりゆく姿から目が離せなかった。

  • ann さん

    「ブーリン家の姉妹1」を読んでとても面白かったので、本書も続けて手に取ったのに、なぜかリタイアした数年前。そんなことも忘れるくらい満員電車で没頭していたリベンジ。登場人物だけでもワクワクするネームバリュー。「ヘン八」の娘達に私もきりきり舞い。下巻も楽しんできます。

  • rizu さん

    映画のブーリン家の姉妹を見たあとこの本に興味をひかれた。イングランドの王位継承は複雑で反逆や陰謀が渦巻く宮廷は心休まる場所ではない。映画を見ていなければ人間関係を理解するのにもっと苦労しただろう。名前も同じものが多く混乱してしまうが道化のハンナから見た王室内部の事情の描写がわかりやすくとても面白かった。女性で国を治めるという事がここまで難しいものだとあらためて思い知らされた。

  • D21 レム さん

    予知能力があるユダヤ人少女ハンナが主人公。ヘンリー王の最初の妃の娘のメアリーと、二番目の妃アン・ブーリンの娘のエリザベス。真面目で素朴なメアリー。計算高く、不都合なことにはのらりくらりと時間をかせいで回りを困らせ、男性を惑わして利用するエリザベス。不器用なメアリーは、ブラッディ・メアリーへと変貌してしまう。ハンナは、ユダヤ人の伝統を守る婚約者ダニエルとの結婚を望みながらも、貴族のロバート・ダドリーにひかれる。宗教弾圧の中での書物の持つ意味の大きさを知る。本を守ろうとするハンナの父親の仕事は尊敬に値する。

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