RICERCAR COLLECTION
ファリーナ作品集
イタリアのマントヴァに生まれたヴァイオリンの名手ファリーナ。イタリアのほか、シュッツが楽長を務めていたドレスデンの宮廷楽団に於いてコンサート・マスターの座に就くなど活躍しました。ヴァイオリンの演奏技術の発展に貢献し、『酔狂なる奇想曲』では、様々な特殊奏法も駆使して犬や猫のほか様々な描写を行っています。ド・ファイーの切れの良いテクニック、アラルコンの鮮烈な音楽運びなどが生きたアルバム。(輸入元情報)
【収録情報】
ファリーナ:
1. パヴァーナ第3番(第4曲集より)
2. 『絶望したソナタ』と呼ばれる2声のソナタ(第5曲集より)
3. 『海辺』と呼ばれる2声のカンツォン(第1曲集より)
4. 『北アフリカの少女』と呼ばれる3声のソナタ(第1曲集より)
5. 3声のバレット(第1曲集より)
6. 3声のパッサメッツォ(第4曲集より)
7. 『小麦粉(ファリーナ)』と呼ばれる2声のソナタ(第1曲集より)
8. 酔狂なる奇想曲(カプリッチョ・ストラヴァガンテ)(第2曲集より)
クレマチス(古楽器使用)
ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン)
ジローラモ・ボティリエーリ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
アンドレア・デ・カルロ、エルナン・カドラド、ジェローム・ルジュヌ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エリック・マトート(コントラバス)
トーマス・ダンフォード(テオルボ、ギター)
レオナルド・ガルシア=アラルコン(室内オルガン、ヴァージナル、総指揮)
録音時期:2008年11月
録音場所:Beaufays, eglise Saint-Jean l'evangeliste
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
旧品番:RIC285