初期放送録音 (1960, 1966)：マルタ・アルゲリッチ（ピアノ） (2枚組/180グラム重量盤レコード)

アルゲリッチ初期放送録音、LPでも登場！

アルゲリッチの国際的なキャリアは、1957年8月にブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、9月にジュネーヴ国際ピアノ・コンクールで優勝したことから始まっています。
　今回ドイツ・グラモフォンからLPでも登場する「アルゲリッチ・アーリー・レコーディングズ」には、アルゲリッチ10代の1960年の放送録音を中心に、25歳の時のプロコフィエフの戦争ソナタの放送録音も収められています。
　曲目は、1960年録音が、モーツァルトのピアノ・ソナタ K.576、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第7番、プロコフィエフのピアノ・ソナタ第3番とトッカータ、ラヴェルの夜のガスパールとソナチネというもので、1966年録音が、プロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番『戦争ソナタ』となっています。
　デビュー当初からバリバリの超絶技巧と快速で鳴らしたアルゲリッチ若き日の演奏を、ドイツの放送局の音源で楽しめる注目盤の登場です。(HMV)

【収録情報】
Disc1
1.　モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番(旧第17番)ニ長調 K.576
2.　ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 op.10-3

Disc2
3.　プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調 op.28
4.　プロコフィエフ:トッカータ op.11
5.　ラヴェル:夜のガスパール
6.　ラヴェル:ソナチネ
7.　プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 op.83

　マルタ･アルゲリッチ(ピアノ)

　録音時期:1960年1月(1)、1960年9月(2,6)、1960年3月(3,4,5)、1966年6月(7)
　録音場所:ケルン(1,2,6)、ハンブルク(3,4,5,7)
　録音方式:モノラル