ロシアのトランスクリプション〜チャイコフスキー：花のワルツ、ボロディン：夜想曲、ラフマニノフ：ヴォカリーズ、他　ヴァチェスラフ・グリャズノフ（ピアノ＆編曲）

ロシアのトランスクリプション

1982年、ロシア生まれのピアニスト、作曲家グリャズノフ。モスクワ音楽院でユーリ・スレサレフに学び、2009年に大学院の学位を取得、モスクワ音楽院のピアノ科でスレサレフの指導助手を務めています。2012年からは「くらしき作陽大学」の音楽短期大学に講師として招かれ、指導にあたりながら後進を育てており、作曲家としてはショット社と契約を結び、自作や編曲の出版も行っています。レパートリーは幅広く、バッハからラフマニノフ、現代作品までと何でも弾きこなしますが、このアルバムでは、自身が編曲したロシア作品の数々を演奏、演奏技術だけでなく、高く評価されている編曲の才能もまざまざと見せています。モダンな味付けが施された『花のワルツ』や、良く知られるボロディンの『夜想曲』もピアノで演奏すると違った雰囲気が漂います。（輸入元情報）

【収録情報】
● ボロディン：弦楽四重奏曲第2番ニ長調〜第3楽章『夜想曲』
● チャイコフスキー：『くるみ割り人形』組曲 Op.71a〜『花のワルツ』
● ラフマニノフ：夜は悲しい Op.26-12
● ラフマニノフ：ここはすばらしい場所 Op.12-21
● ラフマニノフ：ヴォカリーズ ホ短調 Op.34-14
● ラフマニノフ：イタリア・ポルカ
● プロコフィエフ：バレエ音楽『ドニエプルの岸辺で』 Op.51（抜粋）
● グリンカ：ワルツ幻想曲 ロ短調

　ヴァチェスラフ・グリャズノフ（ピアノ、編曲）

　録音時期：2017年4月25-27日
　録音場所：ニューヨーク、スタインウェイ・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）