ルカ・ドゥバルグ／デビュー・アルバム〜スカルラッティ、ショパン、ラヴェル、リスト、グリーグ、シューベルト

コンクールで話題沸騰のフランス人ピアニスト
ルカ・ドゥバルグ、驚愕の才能デビュー。

2015年６月に開催された第15回チャイコフスキー国際コンクール「ピアノ部門」で第４位入賞の新鋭ピアニスト、ルカ・ドゥバルグ。世界が注目する権威あるコンクール入賞を夢見て、幼少時から完璧な英才教育を受けた名門校出身の応募者がほとんどの中、ルカの経歴は異色。11歳からピアノを習い、３年間ピアノをやめベースに転向。再び20歳でピアノの勉強を始めています。ジャズを演奏して生計をたてながら、大家の演奏を「耳」で聴いて勉強した独学のピアニストで、コンクールを受けた時点で自分のピアノは持っていなかったといいます。第１次審査からファイナルまで、豊かな感性と強烈な個性に彩られた演奏を披露して聴衆から熱狂的な支持を得ました。最終審査では初めてのオーケストラとの共演で、緊張のあまり第４位入賞におわったものの、特別に「モスクワ音楽批評家協会賞」をただ１人受賞。その才能に巨匠指揮者ゲルギエフ、ギドン・クレーメルも注目し賛辞を惜しみません。2016年６月にはクレーメルとの初来日が予定されています。今、驚異の才能が花開こうとしています。（SONY）

【収録情報】
● D.スカルラッティ：ソナタ イ長調 K.208
● D.スカルラッティ：ソナタ イ長調 K. 24
● D.スカルラッティ：ソナタ ハ長調 K.132
● D.スカルラッティ：ソナタ ニ短調 K.141
● ショパン：バラード第4番
● リスト：メフィスト・ワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』
● ラヴェル：夜のガスパール
● グリーグ：『抒情小曲集』第4巻より Op.47-3『メロディ』
● シューベルト：『楽興の時』第3番 Op.94, D.780

　ルカ・ドゥバルグ（ピアノ）

　録音時期：2015年11月
　録音場所：パリ、エコール・ノルマル
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）