CD

ラヴェル:鏡、武満徹:雨の樹素描、メシアン:ニワムシクイ 児玉 桃

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCE2086
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

児玉 桃/鏡の谷〜ラヴェル、武満、メシアン:ピアノ作品集

パリを拠点に活躍するピアニスト児玉桃、初のECM録音。
 1991年のミュンヘン国際コンクール・ピアノ部門において最年少最高位を受賞し、その後はパリを拠点に精力的な活動を続けているピアニスト児玉 桃。フランス作品を得意としながらも、バッハからメシアンに至る現代曲まで、幅広いレパートリーを弾きこなす彼女は、日本はもとより、海外でも高い評価を得ています。クォリティに厳しいECMレーベルが彼女を起用したことは、その証ともいえるでしょう。
 今回のアルバムではラヴェルの『鏡』と、ラヴェルに強い影響を受けた二人の現代作曲家の作品をカップリング。小さな武満徹作品をはさみ、メシアン最高にして最大のピアノ作品といわれる『ニワムシクイ』が収録されています。メシアンは彼女にとって最重要レパートリーだけに、この録音にECMの大きな期待と、彼女の強い意気込みが感じれらます。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
・ラヴェル:鏡
 第1曲:蛾
 第2曲:悲しげな鳥たち
 第3曲:海原の小舟
 第4曲:道化師の朝の歌
 第5曲:鐘の谷

・武満 徹:雨の樹素描
・メシアン:ニワムシクイ

 児玉 桃(ピアノ)

 録音時期:2012年9月
 録音場所:ノイマルクト、ライトシュターデル
 録音方式:ステレオ(デジタル)

内容詳細

パリ在住ながら、たびたび“来日”しては強い印象を残す児玉桃。ECMレーベルでの初録音ということで、幅広いレパートリーの中から、今の彼女を最もアピールする作品を選んだようだ。多彩な色合いを駆使し、ニュアンス豊かな表現を作りながら、どこまでも透明な音世界。最後のメシアンは圧巻。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 組曲 ≪鏡≫ 蛾
  • 02. 組曲 ≪鏡≫ 悲しげな鳥たち
  • 03. 組曲 ≪鏡≫ 海原の小舟
  • 04. 組曲 ≪鏡≫ 道化師の朝の歌
  • 05. 組曲 ≪鏡≫ 鐘の谷
  • 06. 雨の樹素描
  • 07. ニワムシクイ

ユーザーレビュー

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ECMから日本人ミュージシャンの名を冠し...

投稿日:2014/01/08 (水)

ECMから日本人ミュージシャンの名を冠したアルバムが発表されるのは、ECM以前のJAPOレーベルからの加古隆・TOKのParadox、いつリリースされるのかと周囲が気をもんでいた菊地雅章のSunriseに次いで3人目だと思います。その3人目(またもピアニスト)のMomo Kodama(児玉 桃)による「La vallée des cloches」はECM New Series からのリリース。前半は、 Maurice Ravel の「Miroirs  鏡」。陽光に煌めく波間にたゆたう小舟を想起させる旋律。桃さんの演奏は繊細で女性らしさに溢れています。続いては、武満徹の「Rain Tree Sketch  雨の樹素描」。と、ここで、大江健三郎の「雨の木を聴く女たち( レインツリーを聴く女たち)」をふと思い出しました。本を取り出してページを追ってみると、やはり「音楽家のTさん」との記載があります。雨の木とは小さい葉をびっしりとつけていて、その葉に水滴をためこんでいられる賢い樹らしいのですが、桃さんの演奏からは透明な美しさが感じられます。短い曲ですが、日本人の楽曲を日本人が演奏し、ECMからリリースされたことに感慨を覚えるのは私だけでしょうか?後半は、 Olivier Messiaenの長尺曲「La fauvette des jardins」。緩急自在の桃さんのテクニックは素晴らしく、その演奏はドラマチック極まりない。まだ、お若い方なので、今後の活躍を期待したいと思います。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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