CD 輸入盤

マリア・ジョアン・ピリス/ドイツ・グラモフォン録音全集(38CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4838880
組み枚数
:
38
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


現代最高峰のポルトガル出身女流ピアニストによる録音の集大成。
CD38枚組ボックス・セット


マリア・ジョアン・ピリスのピアノ演奏は神秘的、魅惑的、そして非常に詩的・・・と表現されることがあります。現在最も謎めき、捉えがたく、てらいのない音楽家の一人ですが、75歳の現在、コンサート・ホールに姿を見せることはほとんどありません。2017年に衝撃の引退表明がありました。この偉大なピアニストの音楽人生を讃え、ドイツ・グラモフォンよりマリア・ジョアン・ピリスの録音全集がCD38枚組ボックス・セット、限定盤で発売されます。
 J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ショパン、そしてシューベルトの代表作の録音、そして伝説のクラウディオ・アバドとのモーツァルトとシューマンの協奏曲も収録されています。ヴァイオリニストのオーギュスタン・デュメイ、チェリストのジャン・ワンとの共演、また、珍しいファド(ポルトガルの民族歌謡)の録音もあります。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:
● パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
● イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
● フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1994年1月、ミュンヘン
Disc2
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
3. ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
4. ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:2001年6月、ロンドン(1,3) 2002年5月、ポルトガル、パーソ・デ・アルコス(2,4)
Disc3
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
2. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
3. ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1997年12月(1,2)、2002年1月(3)、ロンドン
Disc4
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
2. ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
3. ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:2002年5月(1)、7月(2)、ポルトガル、パーソ・デ・アルコス 1997年12月、ロンドン(3)
Disc5
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
2. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
3. ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:2001年5月(1,3)、2000年6月(2)、ポルトガル、ベルガイシュ
Disc6
ブラームス:
1. ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
2. ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 ジャン・ワン(チェロ)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1995年4月、ベルリン(1) 1994年1月、ミュンヘン(2)
Disc7
ブラームス:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
● ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
● ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1991年8月、ミュンヘン
Disc8
ショパン:
1. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
2. 幻想曲 ヘ短調 Op.49
3. 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
4. 子守歌 変ニ長調 Op.57


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 ヨーロッパ室内管弦楽団(1)
 エマニュエル・クリヴィヌ(指揮:1)

 録音:1997年4月、パリ(1) 1998年7月、リスボン(2-4)
Disc9
ショパン:
1. ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
2. 24の前奏曲 Op.28


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1)
 アンドレ・プレヴィン(指揮:1)

 録音:1992年6月、ロンドン(1) 1992年9月、ラ・ショー=ド=フォン(2)
Disc10
ショパン:
1. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
2. 2つの夜想曲 Op.62(第1番ロ長調、第2番ホ長調)
3. マズルカ第36番イ短調 Op.59-1
4. マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2
5. マズルカ第38番嬰ヘ短調 Op.59-3


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:2008年5月(1)、7月(2-5)、オランダ、ヒルフェルスム
Disc11
ショパン:
1. ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61『幻想』
2. マズルカ第39番ロ長調 Op.63-1
3. マズルカ第40番ヘ短調 Op.63-2
4. マズルカ第41番嬰ハ短調 Op.63-3
5. 小犬のワルツ変ニ長調 Op.64-1
6. ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
7. ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
8. マズルカ第45番ト短調 Op.67-2
9. マズルカ第47番イ短調 Op.67-4
10. チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
11. マズルカ第51番ヘ短調 Op.68-4
12. 12の練習曲 Op.25より第7番嬰ハ短調(A.グラズノフ編)


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 パヴェル・ゴムツィアコフ(チェロ:10,12)

 録音:2008年7月(1-9,11)、5月(10,12)、オランダ、ヒルフェルスム
Disc12
ショパン:夜想曲
1. 第1番変ロ短調 Op.9-1
2. 第2番変ホ長調 Op.9-2
3. 第3番ロ長調 Op.9-3
4. 第4番ヘ長調 Op.15-1
5. 第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
6. 第6番ト短調 Op.15-3
7. 第7番嬰ハ短調 Op.27-1
8. 第8番変ニ長調 Op.27-2
9. 第9番ロ長調 Op.32-1
10. 第10番変イ長調 Op.32-2


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1995年1月(1-9)、1996年1月(10)、ミュンヘン
Disc13
ショパン:夜想曲
1. 第11番ト短調 Op.37-1
2. 第12番ト長調 Op.37-2
3. 第13番ハ短調 Op.48-1
4. 第14番嬰ヘ短調 Op.48-2
5. 第15番へ短調 Op.55-1
6. 第16番変ホ長調 Op.55-2
7. 第17番ロ長調 Op.62-2
8. 第18番ホ長調 Op.62-2
9. 第19番ホ短調 Op.72-1
10. 第20番嬰ハ短調(遺作)
11. 第21番ハ短調(遺作)


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1996年1月(1-4,9)、4月(5-8)、ミュンヘン 1996年6月、ロンドン(10,11)
Disc14
● フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
● ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
● ラヴェル:フォーレの名による子守歌
● ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ(ヴァイオリン&ピアノ編)
● ラヴェル:ツィガーヌ


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1993年10月、ミュンヘン
Disc15
グリーグ:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
● ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
● ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1993年5月、ベルリン
Disc16
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
2. ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
3. レチタティーヴォとアリア『どうしてあなたを忘れられようか〜恐れないで、愛する人よ』 K.505


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ:3)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(3)
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音:1992年5月、ウィーン(1) 1990年4月、ザルツブルク(2:ライヴ) 1997年9月、ベルリン(3)
Disc17
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
2. ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音:1993年6月、フェラーラ(1はライヴ)
Disc18
モーツァルト:
● ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
● ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音:2011年9月、イタリア(ライヴ)
Disc19
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488

 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
 フランス・ブリュッヘン(指揮)

 録音:1995年8月、ザルツブルク(ライヴ)
Disc20
モーツァルト:
1. ピアノ三重奏曲変ロ長調 K.502
2. ピアノ三重奏曲ト長調 K.496
3. ディヴェルティメント変ロ長調 K.254


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 ジャン・ワン(チェロ)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1994年1月、ミュンヘン(1) 1995年4月、ベルリン(2,3)
Disc21
モーツァルト:
1. ヴァイオリン・ソナタ第18番ト長調 K.301
2. ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 K.304
3. ヴァイオリン・ソナタ第26番変ロ長調 K.378
4. ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調 K.379


 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1990年8月、リスボン(1,2) 1991年5月、ハノーファー(3,4)
Disc22
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
● ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
● ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1989年2月、ハンブルク
Disc23
モーツァルト:
● 幻想曲 ハ短調 K.475
● ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
● 幻想曲 ニ短調 K.397
● ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲付』


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1990年5月、ハンブルク
Disc24
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279
● ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
● ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
● ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1990年8月、リスボン
Disc25
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
● ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
● ピアノ・ソナタ第18番ヘ長調 K.533/K.494


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1990年4月、リスボン
Disc26
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
● ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284『デュルニッツ』
● ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1990年4月、リスボン
Disc27
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
● ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
● ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 K.570


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1990年4月、リスボン
Disc28
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
2. 楽興の時 Op.94, D.780(第1番ハ長調、第2番変イ長調、第3番ヘ短調、第4番嬰ハ短調、第5番ヘ短調、第6番変イ長調)
3. 2つのスケルツォ D.593(第1番変ロ長調、第2番変ニ長調)


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1989年2月(1,2)、6月(3)、ハンブルク
Disc29
シューベルト:
1. 4つの即興曲 Op.90, D.899(第1番ハ短調、第2番変ホ長調、第3番変ト長調、第4番変イ長調)
2. アレグレット ハ短調 D.915


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1996年7月、オランダ、ハールレム(1) 1997年9月、リスボン(2)
Disc30
シューベルト:
● 4つの即興曲 Op.142, D.935(第1番ヘ短調、第2番変イ長調、第3番変ロ長調、第4番ヘ短調)
● 3つのピアノ曲 D.946(第1番変ホ短調、第2番変ホ長調、第3番ハ長調)


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1997年9月、リスボン
Disc31
シューベルト:
1. 幻想曲 へ短調 D.940(4手のための)
2. ロンド イ長調 D.951(4手のための)
3. ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 リカルド・カストロ(ピアノ:1,2)

 録音:2004年5月、リスボン
Disc32
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
2. アレグロ イ短調 D.947『人生の嵐』(4手のための)


 リカルド・カストロ(ピアノ)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ:2)

 録音:2004年5月、リスボン
Disc33
シューベルト:
● ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
● ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:2011年7月、ハンブルク
Disc34
シューマン:
1. ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
2. ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン:2)
 ルノー・カプソン(ヴァイオリン:2)
 ジェラール・コセ(ヴィオラ:2)
 ジャン・ワン(チェロ:2)
 ヨーロッパ室内管弦楽団(1)
 クラウディオ・アバド(指揮:1)

 録音:1997年9月、ベルリン(1) 1999年9月、イギリス、スネイプ(2)
Disc35
シューマン:
● 3つのロマンス Op.94
● アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
● 幻想曲集 Op.73
● 民謡風の5つの小品 Op.102より第2〜4曲
● 夕べの歌 Op.85-2


 ダグラス・ボイド(オーボエ)
 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1992年12月、ベルリン
Disc36
シューマン:
1. 森の情景 Op.82

 森の入口
 待ちぶせる狩人
 寂しい花
 気味の悪い場所
 親しげな風景
 宿屋
 予言の鳥
 狩の歌
 別れ

2. アラベスク ハ長調 Op.18
3. 3つのロマンス Op.28
4. ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

 録音:1994年1月(1)、1993年10月(4)、ミュンヘン 1991年10月、ハンブルク(2) 1992年9月、ラ・ショー=ド=フォン(3)
Disc37
1. シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
2. ブラームス:3つの間奏曲 Op.117(第1番変ホ長調、第2番変ロ長調、第3番嬰ハ短調)
3. メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 Op.109
4. ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
5. J.S.バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV.590


 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 アントニオ・メネセス(チェロ:1,3-5)

 録音:2012年1月、ロンドン(ライヴ)
Disc38
1. シューマン:子供の情景 Op.15
 見知らぬ国と人々について
 不思議なお話
 鬼ごっこ
 おねだり
 満足
 重大な出来事
 トロイメライ(夢)
 暖炉のそばで
 木馬の騎士
 むきになって
 怖がらせ
 眠りに入る子供
 詩人は語る

アントニオ・ビクトリーノ・デ・アルメイダ:ファド集
2. Morrer De Ingratidao
3. Teclado
4. Se Nao Tenho Outra Voz
5. Paixao
6. Separacao
7. Canto Tres
8. No Lado Esquerdo Do Peito
9. Sem Palavras
10. Invencao De Mim

 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 カルロス・ド・カルモ(ヴォーカル:2-10)

 録音:2002年(1)、2012年、ポルトガル(2-10)


ユーザーレビュー

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シューマンとシューベルトが秀逸。シューマ...

投稿日:2021/02/27 (土)

シューマンとシューベルトが秀逸。シューマンにおける清廉な佇まい、シューベルトでは哀しみの表情を排した表現はこれはこれで私は好きですねぇ。 前に出ていたソロ編、協奏曲編、室内楽編のどれも持ってないという方にはオススメ。

たにやん さん | 不明 | 不明

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 ついに待ち望んでいた理想のMozartやChop...

投稿日:2020/08/05 (水)

 ついに待ち望んでいた理想のMozartやChopinに出会いました。最高です。最高です。  ショパンのノクターンOp9-1を聴いたときのことです。何気なしに読書の傍らで聴こうとしただけだったのに、開始第1音で直ちに本を膝上に置く羽目に。もう読めません。目のすぐ上の額が痺れたようになり、目頭が熱くなって、胸の奥がすくように何かが走りました。  ルビンシュタインやポリーニなどはショパンのノクターンでその神髄を存分に聴かせてくれるが、ピレシュはその奥にある自然、たとえば風、大気、漂う緑の香り、夕暮れの香り。あるいは風にそよぐ草木の音、音、音。あらゆるものを見せてくれるかのよう。そう。ピレシュは宇宙に漂う音楽を自ら掴み取って我々に提示してくれたのだ。そう思えてなりません。  モーツァルトのソナタは8番イ短調から。ここでもまた目頭が熱くなって、胸の奥がすくように何かが走りました。そのまま歔欷していました。解釈等は旧録と同じようでいて、こちらのほうが自在です。自由なドライブ感が漂います。しかし独りよがりとはおよそ違う、確固とした普遍的妥当性に溢れています。自然な音楽、ただただ自然に流れていく音楽。そして風、大気、漂う緑の香り、夕暮れの香り。あるいは風にそよぐ草木の音、音、音。疲れません。心が掴み取られたまま離してくれません。とうとう全曲通して聴いてしまいました。こんなことは初めてです。全曲を聴きとおすなんて。  長く音楽に親しんできて本当に良かったと思います。心から思います。これを書きながら今も感動が体の芯から湧き上がり、震えてきます。素晴らしい音楽がここにあります。  シューベルトのソナタ21番も、14番も。シューマンも何もかも。何もかも。素敵な素晴らしい音楽がここにあります。  モーツァルトはソナタ8番イ短調から。しばらくして目頭が熱くなって、胸の奥がすくように何かが走りました。全集でショパンを聴いたときと同じ体験をここでもまたするとは。そのまま歔欷していました。解釈等は旧録と同じようでいて、こちらのほうが自在です。自由なドライブ感が漂います。しかし独りよがりとはおよそ違う、確固とした普遍的妥当性そのものです。自然な音楽、ただただ自然に流れていく音楽。そして風、大気、漂う緑の香り、夕暮れの香り。あるいは風にそよぐ草木の音、音、音。疲れません。心が掴み取られたまま離してくれません。とうとう全曲通して聴いてしまいました。こんなことは初めてです。全曲を聴きとおすなんて。  長く音楽に親しんできて本当に良かったと思います。心から思います。これを書きながら今も感動が体の芯から湧き上がり、震えてきます。素晴らしい音楽がここにあります。  このような体験ははじめてです。長く音楽に親しんできましたが、これまでのどの演奏会とも録音との出会いとも異なるのです。痺れるような感動・感激を得た演奏会は何度かあります。でもこれはそういったものではありません。演奏者・ピリシュ氏およびデュメイ氏の音楽へ向かう姿勢・心などが私の魂に響いたような、直撃してきたような、そういった表現しか浮かびません。  ブラームスのヴァイオリンソナタ3番。古くから名盤誉れ高きものから現在第一線で活躍する方にいたるまで多くを愛聴し、それこそ宝物のように大切にしてきたあらゆるCDを鑑賞した後に聴くピリシュ氏およびデュメイ氏は明らかに一線を画しています。それこそのけぞってしまうほどの奥深さ。どこまでもどこまでも深遠な世界。  ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ。1番〜3番。こんなにいい曲だったんだね。6番。隠れファンが多いらしいですね。私も仲間入りいたします。9番「クロイツェル」。特に第2楽章でピリシュ氏およびデュメイ氏のかけあい、どう聴いたって二人がインスピレーションのキャッチボールをやっているかのよう。それも高いところで。第1変奏でヴァイオリンがそれこそ助奏に徹したかと思えば、次の第2変奏では軽快かつエネルギッシュに弾きまくる様はどうだ、といわんばかり。これがアンサンブルの醍醐味なのかもしれませんね。  きくところでは、ピレシュ氏はかつてウィルヘルム・ケンプの薫陶を受けたらしいですね。あっていますか?本当だとしたらまさに得てしたりですね。ケンプ氏の自然な音楽、流れるような音楽が思い起こされます。その音楽が今度は完璧な演奏技術を伴って再現されたかのよう。35年前、当時で50歳近いある方がケンプの熱情ソナタを聴きながら語ってくれたこと、まさに体験の話でしたが、私が今受けている感動は、その方と同じ体験をたどっているのかもしれません。

maruno さん | 兵庫県 | 不明

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演奏については言うまでもありません。商品...

投稿日:2020/08/01 (土)

演奏については言うまでもありません。商品としては既発のソロ集、協奏曲集、室内楽集の分売ボックス+1だと思われます。たしか既発品でもオリジナルジャケット仕様だったと思うので、買った人はなかなか手が出ないです。既発品に比べれば割安ですが、最近の全集企画は比較的価格上昇の印象で、もう少し抑える、というか、控えて欲しいものです。38枚でしたら・・・そうですね・・・7〜8000円くらいといったところでしょうか。ですから商品として☆4とします。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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