CD 輸入盤

ボレット/ザ・ロマンティック・ヴィルトゥオーソ(4CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4782374
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ボレット/ザ・ロマンティック・ヴィルトゥオーソ
19世紀ヴィルトゥオーゾの伝統を受け継ぐ巨匠
ホルヘ・ボレットが晩年に残した名演の数々


リスト弾きとして高い評価を得ていたキューバ出身のボレットが、最晩年に残した名演を集めた4枚組。19世紀ロマン派のヴィルトゥオーゾの伝統を受け継ぐ彼ならではの、ロマンティシズムあふれる妙技をたっぷりお楽しみください。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】

CD1:ラフマニノフ
1.ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
2.ショパンの主題による変奏曲Op.22
3.クライスラー:愛の喜び(ラフマニノフ編)

CD2:リスト
1.死の舞踏S.126
2.呪いS.121
3.ハンガリー幻想曲S.123
4.シューベルト(リスト編): 水上で歌うD.774
5.シューベルト(リスト編):『さすらい人』幻想曲D.760
6.リゴレット(演奏会用パラフレーズ)

CD3:ショパン&シューマン
1.ショパン:舟歌 嬰ヘ長調Op.60
2.ショパン:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
3.ショパン:バラード第2番ヘ長調Op.38
4.シューマン:幻想曲ハ長調Op.17

CD4:アンコール集
1.ショパン:前奏曲第15番変ニ長調Op.28‐15『雨だれ』
2.ショパン:練習曲第13番変イ長調Op.25‐1『エオリアンハープ』
3.ショパン(ゴドフスキー編):練習曲第13番変イ長調Op.25‐1『エオリアンハープ』
4.ショパン(ゴドフスキー編):練習曲変ニ長調Op.10‐3『別れの曲』(左手のための)
5.ショパン:ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1『子犬のワルツ』
6.ショパン(ゴドフスキー編):ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1『子犬のワルツ』
7.ショパン(ゴドフスキー編):ワルツ第1番変ニ長調Op.18『華麗なる大円舞曲』(演奏会用パラフレーズ)
8.ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3‐2
9.ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調Op.32‐12
10.ラフマニノフ:メロディOp.3‐3
11.クライスラー:愛の悲しみ(ラフマニノフ編)
12.メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
13.ゴドフスキー:左手のためのエレジー
14.ドビュッシー:ヴィーノの門
15.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
16.ドビュッシー:ミンストレル
17.アルベニス(ゴドフスキー編):『スペイン』Op.165〜タンゴ
18.シュレーザー:練習曲Op.1‐2
19.リスト:愛の夢第3番変イ長調S.541
20.リスト:半音階的大ギャロップS.219

 ホルへ・ボレット(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 指揮:イヴァン・フィッシャー(CD1‐1、CD2‐1〜3)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ(CD2‐5)
 録音:1977〜88年

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Piano Concerto No.3 in D minor, Op.30 - 1. Allegro ma non tanto - Ivan Fischer
  • 02. Piano Concerto No.3 in D minor, Op.30 - 2. Intermezzo (Adagio) - London Symphony Orchestra
  • 03. Piano Concerto No.3 in D minor, Op.30 - 3. Finale (Alla breve) - Jorge Bolet
  • 04. Variations on a Theme of Chopin - Jorge Bolet
  • 05. Liebesfreud - Jorge Bolet

ディスク   2

  • 01. Totentanz, S.126. Paraphrase on "Dies Irae"for piano and orchestra - London Symphony Orchestra
  • 02. Malediction for piano and orchestra, S121 - Jorge Bolet
  • 03. Fantasia on Hungarian Folk tunes, S.123 - Ivan Fischer
  • 04. Auf dem Wasser zu singen, S. 558 No.2 piano transcription after Schubert - Jorge Bolet
  • 05. Fantasy in C Major "Wanderer" - Arr. Liszt for Piano & Orchestra - 1. Allegro con fuoco - Jorge Bolet
  • 06. Fantasy in C Major "Wanderer" - Arr. Liszt for Piano & Orchestra - 2. Adagio - Jorge Bolet
  • 07. Fantasy in C Major "Wanderer" - Arr. Liszt for Piano & Orchestra - 3. Presto - Sir Georg Solti
  • 08. Fantasy in C Major "Wanderer" - Arr. Liszt for Piano & Orchestra - 4. Allegro - London Philharmonic Orchestra
  • 09. Concert Paraphrase on Rigoletto, S.434 after Verdi's opera - Jorge Bolet

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中米ハバナ生まれのピアニスト、ホルへ・ボ...

投稿日:2010/09/23 (木)

中米ハバナ生まれのピアニスト、ホルへ・ボレットの芸風は、同じ20世紀に活躍した演奏家のなかでも、ヨーロッパやアメリカ(USA)で人気を得たルービンシュタイン、ロシア的(ソ連的)ピアニズムで聴衆を圧倒したホロヴィッツやリヒテルとは違い、派手さはないものの、安定した技巧に支えられた大変おおらかなピアニズムが特徴的です。リスト直系の最後の弟子として、リスト弾きというイメージが強いボレット。このセットでもディスク2に収められたリストは素晴らしいのですが、私の個人的な曲の好みを含めてオススメするのは、すでに言及されているようにディスク1に収録された、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番と、ディスク3。ピアノ協奏曲のなかでも一番の難曲とも言われるラフマニノフのこの曲は、テクニックとともに、ロマンティックさ、ドラマチックが求められるものであり、彼にぴったりの曲と言っていいでしょう。ディスク3はショパン晩年の傑作であり技術に余裕をもって雄大なイメージが求められる『舟歌』。ブラームス作曲の「ハイドン変奏曲」をはさみ、再びショパンはバラード第2番。とてもドラマチックなショパンのあと、白眉は最後のシューマン『幻想曲』。ゆったりとしたテンポで、一つ一つの音をこれでもかというほど歌わて描き出す世界はまさに「幻想」。ディスク4のアンコール集では、ボレットの際立つテクニックを堪能できます。

CHOPINIST さん | 大阪府 | 不明

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ようやくやっと念願のボレットの弾くラフマ...

投稿日:2010/09/14 (火)

ようやくやっと念願のボレットの弾くラフマニノフ『第3番』が聴けました!最近は腕利きに若手がどうだとばかりに軽々しく弾く曲ですが,やはりこのボレットのようなスケールの大きい演奏でこそこの曲の真価が現れるってもんですね。素晴らしい!ベヒシュタイン(?)のどこか翳りのある音色も格別です。ピアノ好きの方にはぜひとも聴いていただきたい★

珈琲好き さん | 鹿児島県 | 不明

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ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番のこの演...

投稿日:2010/09/05 (日)

ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番のこの演奏は、レコードからPCに取り込んだものを聴いていたが、今回CDとして発売されたのは大変嬉しいことである。ピアノの音色が美しく、ゆったりとしたテンポで素晴らしい演奏を繰り広げている。オーケストラの演奏も良く、録音もピアノとオーケストラのバランスが優れている。ボレットが1988年に来日した際のN響との同曲の演奏は、ピアノを弾く姿に確固とした信念を感ずる印象的なものであったが、この録音はそれを思い出させるものである。なお、ボレットの同曲のCDには1969年のライブもあるが、演奏は鋭く良いもののモノラルで音質がやや劣り、第3楽章のカットもある。また、他の収録曲に関しても大変優れた演奏で録音も良く、この価格で入手できることを歓迎したい。

モローさん さん | 大阪府 | 不明

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