ウィリアム・カペル　放送用録音とライヴ録音集 1944-1952(3CD)

ウィリアム・カペル　放送用録音とライヴ録音集 1944-1952(3CD)

20世紀後半の最も偉大なピアニストの一人になるはずだったウィリアム・カペル[1922-1953]。若くして絶大な人気を誇ったカペルは、しかし飛行機事故でわずか31歳で亡くなってしまいました。当然残された商業録音はそれほど多くはありません。今日でもカペルの人気は高く、演奏会のライヴ録音や放送用の録音は貴重です。
　marstonが1944年から1952年までのそうした録音を4時間弱ほど集め、CD3枚にまとめました。お得意の曲から珍しいアンコール・ピース、協奏曲や室内楽曲まで、様々なカペルの姿を聴くことができます。録音状態はまちまちですが、若くして亡くなった天才の芸術を偲ぶに支障はないと思われます。

なお、実際の商品のトラックリスティングには下記の誤りがございます。ご了承のうえお買い上げいただきますようお願い致します。(輸入元情報)
【Disc2、Track6】
・シューベルト:12のレントラー D.783, Op.171〜誤:第7番変イ短調 → 正:第8番変イ短調
【Disc2、Track7】
・シューベルト:12のレントラー D.783, Op.171〜誤:第12番変イ長調 → 正:第11番変イ長調

【収録情報】
Disc1
● J.S.バッハ:組曲 イ短調 BWV.818
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
● ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.63-2
● ブラームス:間奏曲 変イ長調 Op.76-3

　録音:1947年3月21日、ニューヨーク(ライヴ)

● ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1
● シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
● ドビュッシー:グラナダの夕暮れ
● ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34より(第24番ニ短調 Op.34-24、第10番嬰ハ短調 Op.34-10、第5番ニ長調 Op.34-5)
● ナポレターノ:猫
● パルマー:トッカータ・オスティナート

　録音:1945年2月28日、ニューヨーク(ライヴ)

● R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
　フリッツ・ライナー指揮、ピッツバーグ交響楽団

　録音:1948年2月1日、ピッツバーグ(ライヴ)

Disc2
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番(旧第16番)変ロ長調 K.570
● グラナドス:マハとサヨナキドリ
● シューベルト:12のレントラー D.790 Op.171より(第8番変イ短調、第11番変イ長調)
● チェイシング:トリッキー・トランペット
● ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58〜第3楽章冒頭

　録音:1952年6月9日、ニューヨーク(放送録音)

● ドビュッシー:子供の領分(全6曲)
● リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調

　録音:1952年6月15日、ニューヨーク(放送録音)

● ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
　ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団

　録音:1944年10月28日、フィラデルフィア(ライヴ)

Disc3
● J.S.バッハ/ブゾーニ編:さあ来てください、異邦人の救い主よ BWV.659
● ドビュッシー:ベルガマスク組曲(全4曲)
● リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調
● ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2
● ファリャ:『三角帽子』より『粉屋の踊り』

　録音:1951年10月17日、コネチカット州ニュー・ロンドン(ライヴ)

● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330より第3楽章
● メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-2『失われた幻影』

　録音:1950年5月20日、ニューヨーク(放送録音)

● J.S.バッハ:4台のピアノのための協奏曲イ短調 BWV.1065
　ロザリン・トゥレック(ピアノ)
　ユージン・リスト(ピアノ)
　ジョゼフ・バッティスタ(ピアノ)
　ミルトン・カティムズ指揮、NBC弦楽合奏団

　録音:1950年5月20日、ニューヨーク(放送録音)

● シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44
　ファイン・アーツ四重奏団
　　レナード・ソーキン(ヴァイオリン)
　　ジョゼフ・ステパンスキ(ヴァイオリン)
　　シェパード・レーンホフ(ヴィオラ)
　　ジョージ・ソプキン(チェロ)

　録音:1951年11月21日、シカゴ(ライヴ)

　ウィリアム・カペル(ピアノ)

　録音方式:モノラル