CD 輸入盤

イングリット・ヘブラー/フィリップス録音全集(58CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4852005
組み枚数
:
58
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明



「ピュリスト」と称される稀有なピアニスト。PHILIPS全録音をCD58枚組ボックス・セットに

オーストリアのピアニスト、イングリット・ヘブラーの演奏は長い間「厳格な」「親密な」「穏やかで繊細」というような言葉で高く評価されてきました。ヘブラーは一番いい意味での「ピュリスト(純粋主義者)」であり、何一つ崩すことなく、音楽の本質と作品の構造とメッセージを伝えるために常に努力を続けていた人でした。
 壮大なディスコグラフィで、ヘブラーは「フィリップスのアーティスト」として多くの人に認められています。デッカはこの稀有な特別なアーティストに敬意を表し、ヘブラーのフィリップス録音全集をCD58枚組で発売いたします。
 バッハの『フランス組曲』をはじめ、モーツァルトのピアノ協奏曲とピアノ・ソナタ全集、ショパンのワルツ集、シューマンの『蝶々』、フランクの『交響的変奏曲』、ヘンリク・シェリングとのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのヴァイオリン・ソナタ全集、アルテュール・グリュミオー・トリオとジャック・カゾーランとのシューベルトの五重奏曲『ます』などを収録。そのうち1953年録音のピアノ・ソナタ第12番と第13番は初D化となります。
 96ページのブックレットには新規ライナーノーツ(英語・フランス語・ドイツ語)と貴重な写真が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。限定盤(輸入元情報)

【イングリット・へブラー】
1926年6月20日、ポーランド人の両親のもとにウィーンに誕生。生後まもなく両親と一緒にポーランドに移り、6歳から本格的にピアノの勉強を開始、11歳で初の公開演奏をおこなうほどの腕前を見せています。その後、戦火を逃れてオーストリアに戻り、ザルツブルクでモーツァルテウム音楽院に入学し、ハインツ・ショルツに師事して1949年に卒業すると、今度はウィーン音楽アカデミーでパウル・ヴァインガルテンに教えを受け、さらにジュネーヴ音楽院でニキタ・マガロフに師事し、パリではマルグリット・ロンのもとで研鑚を積みます。
 こうした多彩な個性のピアニストたちの教えを受けたこともあって、ヘブラーの演奏はバランス感覚に秀でたものとなり、柔らかなタッチと美しい音色を土台に、繊細で洗練された演奏を展開、無用な誇張を避け、音楽の造形的な情報を大切にしたアプローチで、モーツァルト弾きとしての高い評価を確立しました。
 ヘブラーのそうした手法はロマン派の場合でも有効で、シューベルトでは作曲時期が古典派時代だった作品が多いこともあってか、クラシカルな澄んだ美しさが前面に打ち出されているのが印象的でもありました。(HMV)


【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:フランス組曲集


● 第1番ニ短調 BWV.812
● 第2番ハ短調 BWV.813
● 第3番ロ短調 BWV.814

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1982年、オランダ
Disc2
J.S.バッハ:フランス組曲集


● 第4番変ホ長調 BWV.815
● 第5番ト長調 BWV.816
● 第6番ホ長調 BWV.817

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1982年、オランダ
Disc3
J.C.バッハ:クラヴィーア・ソナタ集


● 第1番変ロ長調 Op.5-1
● 第2番ニ長調 Op.5-2
● 第3番ト長調 Op.5-3
● 第4番変ホ長調 Op.5-4
● 第5番ホ長調 Op.5-5
● 第6番ハ短調 Op.5-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)

 録音:1970年9月、ザルツブルク
Disc4
J.C.バッハ:クラヴィーアとフルートのためのソナタ集


● 第1番ニ長調 Op.16-1
● 第2番ト長調 Op.16-2
● 第3番ハ長調 Op.16-3
● 第4番イ長調 Op.16-4
● 第5番ニ長調 Op.16-5
● 第6番ヘ長調 Op.16-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)
 クルト・レーデル(フルート)

 録音:1970年7月、オーストリア
Disc5
J.C.バッハ:フルートと鍵盤楽器のためのソナタ集


● 第1番ハ長調 Op.19-1
● 第2番ト長調 Op.19-2
● 第3番ニ長調 Op.19-3
● 第4番イ長調 Op.19-4
● 第5番変ホ長調 Op.19-5
● 第6番変ロ長調 Op.19-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)
 クルト・レーデル(フルート)

 録音:1973年8月、オランダ
Disc6
J.C.バッハ:ソナタ集


● 第1番ト長調 Op.17-1
● 第2番ハ短調 Op.17-2
● 第3番変ホ長調 Op.17-3
● 第4番ト長調 Op.17-4
● 第5番イ長調 Op.17-5
● 第6番変ロ長調 Op.17-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)

 録音:1973年8月
Disc7
J.C.バッハ:クラヴィーア協奏曲集


● 第1番変ロ長調 Op.1-1
● 第2番イ長調 Op.1-2
● 第3番ヘ長調 Op.1-3
● 第4番ト長調 Op.1-4
● 第5番ハ長調 Op.1-5
● 第6番ニ長調 Op.1-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)
 エドゥアルト・メルクス指揮、カペラ・アカデミカ・ウィーン

 録音:1977年11月、ウィーン
Disc8
J.C.バッハ:クラヴィーア協奏曲集


1. 第1番ハ長調 Op.7-1
2. 第2番ヘ長調 Op.7-2
3. 第3番ニ長調 Op.7-3
4. 第4番変ロ長調 Op.7-4
5. 第5番変ホ長調 Op.7-5
6. 第6番ト長調 Op.7-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)
 エドゥアルト・メルクス指揮、カペラ・アカデミカ・ウィーン

 録音:1972年10月(1-5)、1969年11月(6)、ウィーン
Disc9
J.C.バッハ:クラヴィーア協奏曲集


1. 第1番ハ長調 Op.13-1
2. 第2番ニ長調 Op.13-2
3. 第3番ヘ長調 Op.13-3

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)
 エドゥアルト・メルクス指揮、カペラ・アカデミカ・ウィーン

 録音:1969年11月(1,3)、1973年10月(2)、ウィーン
Disc10
J.C.バッハ:クラヴィーア協奏曲集


1. 第4番変ロ長調 Op.13-4
2. 第5番ト長調 Op.13-5
3. 第6番変ホ長調 Op.13-6

 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)
 エドゥアルト・メルクス指揮、カペラ・アカデミカ・ウィーン

 録音:1973年10月(1,2)、1969年11月(3)、ウィーン
Disc11
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


1. 第1番ハ長調 K.279
2. 第2番ヘ長調 K.280
3. 第3番変ロ長調 K.281
4. 第4番変ホ長調 K.282
5. 第5番ト長調 K.283
6. サリエリの『わが愛しのアドーネ』による6つの変奏曲 K.180

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:
 1967年6月(1)、1965年11月(2,3,5)、1963年9月(4)、オランダ
 1975年12月、アムステルダム(6)
Disc12
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


1. 第6番ニ長調 K.284『デュルニツ』
2. 第7番ハ長調 K.309
3. 第8番イ短調 K.310
4. 幻想曲ニ短調 K.397
5. メヌエット ニ長調 K.355

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:
 1967年6月(1)、1964年12月(2)、1963年4月(3)、オランダ
 1966年8月(4)、1977年8月(5)、アムステルダム
Disc13
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


1. 第9番ニ長調 K.311
2. 第10番ハ長調 K.330
3. 第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲付き』
4. ボドロンの『私はランドール』による12の変奏曲変ホ長調 K.354

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:
 1963年4月(1,3)、9月(2)、オランダ
 1975年12月、アムステルダム(4)
Disc14
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


1. 第12番ヘ長調 K.332
2. 第13番変ロ長調 K.333
3. 幻想曲ハ短調 K.475
4. 第14番ハ短調 K.457

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:
 1964年12月(1)、1967年6月(2)、オランダ
 1966年8月、アムステルダム(3,4)
Disc15
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


1. 第16番ハ長調 K.545
2. 第17番変ロ長調 K.570
3. 第18番ニ長調 K.576
4. 第15番ヘ長調 K.533/494
5. アダージョ ロ短調 K.540

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:
 1965年11月(1)、1964年12月(2)、オランダ
 1963年9月(3)、1966年8月(4)、1977年8月(5)、アムステルダム
Disc16
モーツァルト:ピアノ小品集


1. メヌエット ト長調 K.1e
2. メヌエット ヘ長調 K.2
3. アレグロ 変ロ長調 K.3
4. メヌエット ヘ長調 K.4
5. メヌエット ヘ長調 K.5
6. アンダンテ ハ長調 K.1a
7. アレグロ ハ長調 K.1b
8. アレグロ ヘ長調 K.1c
9. メヌエット ヘ長調 K.1d
10. 前奏曲とフーガ ハ長調 K.394
11. カプリッチョ ハ長調 K.395
12. 幻想曲 ニ短調 K.397
13. ロンド イ短調 K.511
14. 幻想曲 ハ短調 K.475
15. ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1977年8月、アムステルダム(1-12)、1963年9月(13)、1959年3月(14,15)
Disc17
モーツァルト:変奏曲集


1. 8つの変奏曲ト長調 K.24
2. 7つの変奏曲ニ長調 K.25
3. フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲ハ長調 K.179
4. N.ドゼードの『リゾンは森で眠っていた』による9つの変奏曲ハ長調 K.264
5. グレトリーの『愛の神』による8つの変奏曲ヘ長調 K.352
6. 『美しいフランソワーズ』による12の変奏曲変ホ長調 K.353

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1975年12月、アムステルダム
Disc18
モーツァルト:変奏曲集


1. パイジェッロの『主に幸いあれ』による6つの変奏曲ヘ長調 K.398
2. グルックの『われら愚かな民の思うは』による10の変奏曲ト長調 K.455
3. アレグレットによる12の変奏曲変ロ長調 K.500
4. デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調 K.573
5. シャックの『女ほどすばらしいものはない』による8つの変奏曲ヘ長調 K.613
6. ロンド イ短調 K.511
7. 小さなジーグ ト長調 K.574
8. ロンド ニ長調 K.485

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1975年12月、アムステルダム
Disc19
モーツァルト:ピアノ作品集


1. 『ああ、お母さん聞いて』による12の変奏曲ハ長調 K.265
2. 4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.19d
3. 4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K.381
4. 4手のためのピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.358
5. 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
6. 2台のピアノのためのフーガ ハ短調 K.426

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ:2-6)

 録音:
 1975年12月(1)、1976年3月(2-4)、アムステルダム
 1978年2月、ラ・ショードフォン(5.6)
Disc20
モーツァルト:ピアノ作品集


1. 4手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K.497
2. 4手のためのピアノ・ソナタ ト長調 K.357
3. 4手のためのアンダンテと5つの変奏曲ト長調 K.501
4. 4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.521

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)

 録音:1977年12月(1,3,4)、1976年3月(2)、アムステルダム
Disc21
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集


1. 第17番ハ長調 K.296
2. 第18番ト長調 K.301
3. 第19番変ホ長調 K.302
4. 第20番ハ長調 K.303
5. 第21番ホ長調 K.304
6. 『羊飼いのセリメーヌ』による12の変奏曲ト長調 K.359

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1969年9月(1,5)、1972年1月(2)、5月(3)、9月(4,6)、ザルツブルク
Disc22
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集


1. 第22番イ長調 K.305
2. 第23番ニ長調 K.306
3. 第24番ヘ長調 K.376
4. 第25番ヘ長調 K.377

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1972年1月(1,3)、9月(2)、1969年9月(4)、ザルツブルク
Disc23
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集


1. 第26番変ロ長調 K.378
2. 第27番ト長調 K.379
3. 第28番変ホ長調 K.380
4. 第32番変ロ長調 K.454

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1969年9月(1,4)、1972年1月(2)、5月(3)、ザルツブルク
Disc24
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集


1. 第33番変ホ長調 K.481
2. 第35番イ長調 K.526
3. 第36番ヘ長調 K.547
4. 『ああ、私は恋人をなくした』による6つの変奏曲ト短調 K.360

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1969年9月(1,2)、1972年5月(3,4)、ザルツブルク
Disc25
モーツァルト:
● ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
● ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
 ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)
 オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)

 録音:1970年4月、オーストリア
Disc26
● ベートーヴェン:ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
● モーツァルト:ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調 K.452


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 バンベルク管楽五重奏団員

 録音:1971年9月、ザルツブルク
Disc27
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
2. ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
3. ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 シモン・ゴールドベルク指揮、オランダ室内管弦楽団(1)
 クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ウィーン交響楽団(2)
 サー・コリン・デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団(3)

 録音:1960年7月、オランダ(1)、1959年5月、ウィーン(2)、1961年12月、ロンドン(3)
Disc28
モーツァルト:
1. ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386
2. ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
3. ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 シモン・ゴールドベルク指揮、オランダ室内管弦楽団(1)
 サー・コリン・デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団(2)
 クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ウィーン交響楽団(3)

 録音:1960年7月、アムステルダム(1)、1961年12月、ロンドン(2)、1959年5月、ウィーン(3)
Disc29
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第1番ヘ長調 K.37
2. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 K.39
3. ピアノ協奏曲第3番ニ長調 K.40
4. ピアノ協奏曲第4番ト長調 K.41
5. ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 エドゥアルト・メルクス指揮、カペラ・アカデミカ・ウィーン(1-4)
 ヴィトルド・ロヴィツキ指揮、ロンドン交響楽団(5)

 録音:1973年10月、ウィーン(1-4)、1966年1月、ロンドン(5)
Disc30
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175
2. 3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242
3. ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246『リュッツォウ』


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ:2)
 サス・ブンケ(ピアノ:2)
 アルチェオ・ガリエラ指揮、ロンドン交響楽団

 録音:1965年7月、ロンドン(1,3)、1968年7月(2)
Disc31
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』
2. 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365
3. ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ:2)
 ロンドン交響楽団
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:1)
 アルチェオ・ガリエラ(指揮:2,3)

 録音:1967年8月、ロンドン(3)、1965年7月(1)、1968年1月(2)
Disc32
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413
2. ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
3. ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮:1,3)
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:2)

 録音:1965年10月、ロンドン(1,3)、1968年11月(2)
Disc33
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
2. ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
3. ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 サー・コリン・デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団

 録音:1965年5月(1)、1964年9月(2,3)、ロンドン
Disc34
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
2. ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
3. ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459より第1楽章


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:1,3)
 サー・コリン・デイヴィス(指揮:2)

 録音:1966年9月(2)、1966年1月(3)、ロンドン、1965年1月(1)
Disc35
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459より第2楽章、第3楽章
2. ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
3. ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:1,3)
 アルチェオ・ガリエラ(指揮:2)

 録音:1966年1月(1,2)、1968年1月(3)、ロンドン
Disc36
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
2. ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
3. ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386(A.アインシュタイン編)


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮:1)
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:2)
 アルチェオ・ガリエラ(指揮:3)

 録音:1966年9月(1)、1967年8月(3)、ロンドン、1965年1月(2)
Disc37
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
2. ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮:1)
 アルチェオ・ガリエラ(指揮:2)

 録音:1965年5月(1)、1967年8月(2)、ロンドン
Disc38
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
2. ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:1)
 アルチェオ・ガリエラ(指揮:2)

 録音:1966年1月、ロンドン(2)、1967年11月(1)


Disc39
ハイドン:
● ピアノ・ソナタ第35番ハ長調 Hob.XVI:35
● ピアノ・ソナタ第36番嬰ハ短調 Hob.XVI:36
● ピアノ・ソナタ第37番ニ長調 Hob.XVI:37
● ピアノ・ソナタ第38番変ホ長調 Hob.XVI:38
● ピアノ・ソナタ第39番ト長調 Hob.XVI:39


 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)

 録音:1968年8月、オーストリア
Disc40
ハイドン:
1. ピアノ・ソナタ第20番ハ短調 Hob.XVI:20
2. ピアノ・ソナタ第33番ニ長調 Hob.XVI:33
3. ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI:52
4. アンダンテと変奏曲ヘ短調 Hob.XVII:6
5. ピアノ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII:11


 イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ:1,2、ピアノ)
 シモン・ゴールドベルク指揮、オランダ室内管弦楽団(5)

 録音:1960年7月、オランダ(4,5)、1968年8月(1,2)、1959年3月(3)
Disc41
ベートーヴェン:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
● ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
● ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1978年1月、ラ・ショードフォン
Disc42
ベートーヴェン:
● ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
● ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1978年1月、ラ・ショードフォン
Disc43
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
2. ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
3. ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1978年1月(1,3)、1979年8月(2)、ラ・ショードフォン
Disc44
ベートーヴェン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
2. ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1979年12月(1)、8月(2)、ラ・ショードフォン
Disc45
ベートーヴェン:
● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
● ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 アルチェオ・ガリエラ指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

 録音:1970年12月、ロンドン
Disc46
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459
2. ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
3. ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1970年5月、ザルツブルク(1)、1970年3月(2)、1968年11月(3)、ベルリン
Disc47
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
2. ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
3. 楽興の時 D.780
(第1番ハ長調/第2番変イ長調/第3番ヘ短調/第4番嬰ハ短調/第5番ヘ短調/第6番変イ長調)

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1968年11月、ベルリン(1)、1969年2月、ザルツブルク(2)、1960年4月、アムステルダム(3)
Disc48
シューベルト:
1. 16のドイツ舞曲 D.783
2. ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
3. ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1960年4月、アムステルダム(1)、1967年10月、オランダ(2)、1970年3月、ベルリン(3)
Disc49
シューベルト:
● ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
● ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894『幻想』


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1969年2月、ザルツブルク
Disc50
シューベルト:
1. 4つの即興曲 D.899
(第1番ハ短調/第2番変ホ長調/第3番変ト長調/第4番変イ長調)
2. 4つの即興曲 D.935(第1番ヘ短調/第2番変イ長調/第3番変ロ長調/第4番ヘ短調)
3. 2つの性格的な行進曲ハ長調 D.886

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ:3)

 録音:1963年5月(1,2)、1961年5月(3)、アムステルダム
Disc51
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
2. ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1970年5月、ザルツブルク(1)、1968年11月、ベルリン(2)
Disc52
シューベルト:
1. 序奏と創作主題による変奏曲変ロ長調 D.603
2. 幻想曲ヘ短調 D.940
3. 4手ピアノのためのロンド ニ長調 D.608
4. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ:1-3)

 録音:1961年5月、アムステルダム(1-3)、1967年10月、オランダ(4)
Disc53
シューベルト:
1. ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
2. ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1959年8月(1)、1960年4月(2)
Disc54
シューベルト:
● ヴァイオリン・ソナチネ第1番ニ長調 D.384
● ヴァイオリン・ソナチネ第2番イ短調 D.385
● ヴァイオリン・ソナチネ第3番ト短調 D.408
● ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

 録音:1974年7月
Disc55
● シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667『ます』


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
 ジョルジュ・ヤンツェル(ヴィオラ)
 エヴァ・ツァコ(チェロ)
 ジャック・カゾーラン(コントラバス)

 録音:1966年8月、アムステルダム
Disc56
ショパン:ワルツ集


 第1番変ホ長調 Op.18『華麗なる大円舞曲』
 第2番変イ長調 Op.34-1『華麗なる円舞曲』
 第3番イ短調 Op.34-2
 第4番ヘ長調 Op.34-3
 第5番変イ長調 Op.42『大円舞曲』
 第6番変ニ長調 Op.64-1『小犬のワルツ』
 第7番嬰ハ短調 Op.64-2
 第8番変イ長調 Op.64-3
 第9番変イ長調 Op.69-1『告別』
 第10番ロ短調 Op.69-2
 第11番変ト長調 Op.70-1
 第12番ヘ短/変イ長調 Op.70-2
 第13番変ニ長調 Op.70-3
 第14番ホ短調 Op.posth.
 第15番ホ長調 Op.posth.
 第16番変イ長調 Op.posth.
 第17番変ホ長調 Op.posth.
 第18番変ホ長調 Op.posth.
 第19番イ短調 Op.posth.

 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1970年6月、ザルツブルク
Disc57
1. シューマン:蝶々 Op.2
2. シューマン:子供の情景 Op.15

 第1曲:見知らぬ国から
 第2曲:珍しいお話
 第3曲:鬼ごっこ
 第4曲:おねだり
 第5曲:幸せいっぱい
 第6曲:重大なでき事
 第7曲:トロイメライ
 第8曲:炉ばたにて
 第9曲:竹馬の騎手
 第10曲:むきになって
 第11曲:怖がらせ
 第12曲:子供は眠る
 第13曲:詩人は語る

3. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
4. フランク:交響的変奏曲


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)
 エリアフ・インバル指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(3,4)

 録音:1959年8月、オランダ(1,2)、1972年6月、アムステルダム(3,4)
Disc58
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
● ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333


 イングリット・ヘブラー(ピアノ)

 録音:1953年1月、オランダ


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私がクラシックのLPを集め始めたのは中学生...

投稿日:2022/08/02 (火)

私がクラシックのLPを集め始めたのは中学生になった70年代からで、その頃ヘブラーは既に過去の人になりつつあった。ヘブラーを積極的に推す評論家はいなかったし、ヘブラーが得意とするモーツァルト、シューベルトはフィリップスではブレンデル、内田に取って代わられた。というわけで、私はこれまでヘブラーの演奏を一度も聴いたことがない。にもかかわらず、58枚のコンプリートを買ってみようと思ったのは、昔の評論家から軽視された音楽家にたくさんの宝があることを経験上わかっていたからで、案の定ヘブラーは当たりであった。まずモーツァルトのソナタから聴き始めたが、安定したテンポ、慎み深い解釈がとても心地いい。過剰な表現は全くないが何の不足も感じない。HMVの紹介にあるとおりピュリストだ。フィリップスの暖色系の録音も大変よい。コンチェルトは3人の指揮者がいずれも優秀でLSOも聴きごたえがある。デイヴィスはいいが後の二人は落ちるなどという昔の批評は決めつけの愚評だとわかる。シューベルトも素晴らしい。永遠の憧れが静かにしみじみと歌われるのはケンプに通じるもので、私には神経質なブレンデルや重苦しい内田より好きだ。シェリングとのデュオも名演。ヘブラーは大人しくぬるま湯という誤解をお持ちの方もおられようが、「クロイツェル」でのシェリングに一歩も引かない厳しい音楽づくりは本当に素晴らしい。パッケージがグリュミオーBOXに似ていたので心配したが、今回は正しくオリジナルジャケット。大ピアニストではないかもしれないが、心ある名ピアニストであったヘブラー再発見となったBOXだ。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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