CD 輸入盤

アリシア・デ・ラローチャ イスパボックス、EMI録音集(8CD限定盤)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6294862
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ラローチャ若き日の傑作が復活!
EMIスペイン/イスパボックス録音集(8CD)


2009年に亡くなられたスペインの名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャが、1950年代から60年代にかけてEMIスペイン、「イスパボックス」にセッション・レコーディングしたスペインのソロ・ピアノ作品を中心に構成された8枚組ボックスがお買得価格で登場。32ページ・ブックレット、各CD紙製ケース入り。

【プロフィール】
1923年5月23日スペインのバルセロナに誕生。2歳からピアノを弾きはじめ、3歳からバルセロナの名教師フランク・マーシャルの指導を受け、5歳で公開演奏をおこなって天才少女として有名に。11歳のときにはアルボス指揮マドリード交響楽団と共演してコンチェルト・デビュー。
 第二次大戦が終わるとラローチャは国際的な活動をおこなうようになります。特に1950年代からのイギリスでの評価には高いものがあったようで、マイラ・ヘスを継ぐ「ピアノの女王」として、コンサートやレコーディングに華々しい活躍を見せました。
 デッカとRCA中心に、EMI、ヴォックス、イスパボックスなどといったレーベルで録音活動を展開したラローチャにはいわゆる名盤も数多くあります。
 特に地元スペインのグラナドスやアルベニス、ファリャ、モンポウなどには定評がありましたが、モーツァルトやラヴェル、シューマンといったレパートリーでも、その色彩豊かでありながら陰影に富み、しかも自然な呼吸に支えらた独自の抒情の美しさは今でも多くの人の心を捉えて離しません。

【収録情報】
CD1
ソレール:
1. ソナタ第24番ニ短調
2. ソナタ第84番ニ長調
3. ソナタ第85番嬰ヘ短調
4. ソナタ第89番ヘ長調
5. ソナタ第90番嬰ヘ長調
6. ソナタ第21番嬰ハ短調
7. ソナタ第87番ト短調
8. ソナタ第88番変ニ長調

グラナドス:スペイン民謡による小品集
9. 前奏曲
10. I.はるかな思い
11. II.どんちゃん騒ぎの響き
12. III.バスク地方の歌
13. IV.東洋風の行進曲
14. V.サンブラ
15. VI.サパテアード

CD2
グラナドス:ゴイェスカス
第1部
1. I.愛の言葉
2. II.窓辺の語らい
3. III.ともしびのファンダンゴ
4. IV.嘆き、またはマハとナイチンゲール
第2部
5. V.愛と死(バラード)
6. VI.エピローグ『幽霊のセレナード』
7. わら人形

アルベニス:イベリア
第1集
8. I.喚起(エヴォカシオン)
9. II.港
10. III.セビーリャの聖体祭

CD3
第2集
1. I.ロンデーニャ
2. II.アルメリア
3. III.トリアーナ
第3集
4. I.エル・アルバイシン
5. II.エル・ポーロ
6. III.ラパビエス
第4集
7. I.マラガ
8. II.へレス
9. III.エリターニャ

10. ナバーラ(デオダート・デ・セヴラックが完成)
11. アスレーホス

CD4
スペイン組曲
1. I.グラナダ
2. II.カタルーニャ
3. III.セビーリャ
4. IV.カディス
5. V.アラゴン
6. パヴァーヌ=カプリース
7. タンゴ

『旅の思い出』Op.71より
8. VIII.入り江のざわめき
9. VI.プエルタ・デ・ティエラ

『スペインの歌』
10. 前奏曲(アストゥリアス)
11. 東洋風
12. やしの木陰
13. コルドバ
14. セギディーリャ(カスティーリャ)
15. サラゴーサ
16. マラゲーニャ
17. マジョルカ
18. サンブラ・グラナディーナ

CD5
グラナドス:
1. 『スペイン舞曲集』(全12曲)
2. ゆっくりした舞曲
3. 演奏会用アレグロ
4. 詩的なワルツ集(序奏と7曲)

CD6
1. 『ロマンティックな情景』(全5曲)

ファリャ:
2. 4つのスペイン小品
3. 『はかない人生』〜舞曲第2番
4. 『三角帽子』〜隣人たちの踊り
5. 『三角帽子』〜粉屋の踊り
6. 『恋は魔術師』〜恐怖の踊り
7. ベティカ幻想曲
8. アルベニス:ラ・ベガ
CD7
トゥリーナ:
1. サンルカール・デ・バラメーダ(3曲)
2. 幻想舞曲集(3曲)
3. 3つのアンダルシア舞曲〜サパテアード
4. ジプシー舞曲集〜サクロモンテ
5. モンサルバーチェ:ピアノ小協奏曲
 バルセロナ市交響楽団、ガルシア・ナバロ指揮
 1992年、バルセロナ録音

CD8: ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスのハンター・カレッジでのコンサート
1. リテレス:アシスとガラテア(編:タラゴ)
2. ブラス・デ・ラセルナ:El Tripili(編:ローマ)
3. グラナドス:トナディーリャス(9曲)
4. グラナドス:愛の歌曲集(6曲)
5. ファリャ:7つのスペイン民謡
6. ヒメーネス:テンプラニカ-サパテアード
 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
 1971年11月13,22日、アセンブリー・ホール、ハンター・カレッジ、ニューヨーク市立大学録音(ライヴ)

 以上、アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)

総合評価

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他の演奏者と比較して、非常に優しさを感じ...

投稿日:2021/04/17 (土)

他の演奏者と比較して、非常に優しさを感じさせる、演奏です。 手がそんなにおおきくないと思われますが、技巧的な曲も、技巧さを感じさせることがなく聞くことができます。

aguri さん | 不明 | 不明

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ラローチャの若き日の録音をまとめたもの。...

投稿日:2020/11/29 (日)

ラローチャの若き日の録音をまとめたもの。かなり昔の録音なのでステレオ録音でリマスタリングもされているとはいえ特に1960年代前半のものは音質的にそれほどよくはないが、地元スペインの数々の名曲を次々弾きこなした特徴的なBOXになっており、こうやってまとめた形になったのは意味深い。デビュー録音のときには妊娠していて産婆つきだったそうで、そのときにお腹の中にいたという女性が短いが印象的なエピソードをいくつかブックレットで紹介している。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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EMIの旧録音。RCAの新録音と比べると録音の...

投稿日:2015/06/14 (日)

EMIの旧録音。RCAの新録音と比べると録音の違いもあるが、それ以上に演奏の違いが明瞭に表れている。新旧ともに素敵なスペイン音楽であるが、旧録音は熱がこもっており、いい意味でも悪い意味でも人間的な演奏。新録音や晩年の演奏は、人間技をこえており、まさしくスペイン音楽の人間国宝だ。旧録音は、スペイン音楽の素晴らしさを教えてくれるとともに、他のピアニストが挑戦してみようと思わせるような人懐っこい演奏。いずれもスペイン音楽の神髄を伝えてくれる素敵な演奏。ラローチャというピアニストを理解する上でも大切な録音だと思った。その意味でも星は五つ。

北途 啓 さん | 東京都 | 不明

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