『メロディ〜ショパン、モーツァルト、チリー・ゴンザレス、他』　オルガ・シェプス

世界初録音を含む、
オルガならではの個性味あふれる小品集で、ピアノ音楽の美しさを体験！

2015年発売の「ヴォカリーズ」以来のオルガ・シェプス待望の小品集は、プレイリストにも最適なリラックスできるピアノ名曲集。
　選ばれた曲はかなりユニーク。どれもシェプスの大好きな曲ということで、もちろんショパンの「夜想曲第2番」や「エリーゼのために」、「トルコ行進曲」などの耳慣れた曲は散りばめられているものの、アルバムのほぼ半分を占めるのは1950年以降に生まれた、いわゆる同時代作曲家の作品。柔らかく美しい旋律で知られるルドヴィコ・エイナウディ(1955-)、彼に影響を受けたとされるスヴェン・ヘルビッヒ[1968-]、プロデューサーとして活躍するバッティ[1981-]、グラミー賞受賞者チリー・ゴンザレス[1972-]。この4人の時代の最先端をゆく作曲家たちが描き出す多彩な楽曲は、聴き手の想像力を果てしなく刺激します。なかでもゴンザレスの『「オルガ・ジーグ』はシェプスに捧げられた作品です。創造者と演奏家と聴き手が密接に結びついた結果から生まれたこの1枚は、21世紀におけるコンピレーション・アルバムの一つの理想的な形と言えるのではないでしょうか。
　なお、オルガ・シェプスは来る7月7日、サントリーホールにおける第15回イマジン七夕スペシャル2019「ロマンティック4大協奏曲」でトリをつとめ、お得意のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を披露する予定です。（輸入元情報）（写真 輸入元提供）

【収録情報】
01. プロムナードIIの記憶（ムソルグスキー／ビバン・バッティ＆ケタン・バッティ）
02. 夕べに（スヴェン・ヘルビッヒ)
03. オルガ・ジーグ（チリー・ゴンザレス）
04. 夜想曲 第2番変ホ長調 Op.9-2（ショパン）
05. 4月14日（エイフェックス・ツイン）
06. 抒情小曲集 第2集〜メロディ Op.38-3（グリーグ）
07. 間奏曲 イ長調 Op.118-2（ブラームス）
08. 朝（ルドヴィコ・エイナウディ）
09. アールメロディ（チリー・ゴンザレス）
10. 歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』〜メロディ（グルック／ズガンバーティ）
11. イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971〜第2楽章：アンダンテ（J.S.バッハ）
12. エリーゼのために WoO59（ベートーヴェン）
13. 協奏曲 ニ短調 BWV.974〜第2楽章：アダージョ（J.S.バッハ　原曲：マルチェッロ：オーボエ協奏曲ニ短調）
14. 夜想曲 第8番変ニ長調 Op.27-2（ショパン）
15. 演奏会用パラフレーズ『トルコ行進曲』〜ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331の第3楽章に基づく（モーツァルト／ヴォロドス）

　オルガ・シェプス（ピアノ）

　録音時期：2019年1月15-18日
　録音場所：マリエンミュンスター、コンツェルトザール「アッカーショウネ」
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

　プロデューサー、リミックス・マスタリング：フィリップ・シュルツ